スナアカネを観に

2017年11月7日(火)うすぐもり 気温 23℃(10:30)


 10月始めに、伊良湖岬へタカの渡りを観に行った友人から、
海岸に変わった赤とんぼがいて、写真に撮り調べたら、スナアカネだったとの連絡を頂いてました。
飛来種であるスナアカネは観たことがありません。
行きたいとは思っていましたが、天候が今一なのと、晴れの日は、赤とんぼ調査などで中々行けずにいました。
諦めかけていたらtomboさんのブログで、最近スナアカネを観て来たことや、例年になく多いことを知りました。
tomboさんに連絡をとると、詳しい地図などを送ってくださったので、行って来ました。
現地へは10時に着きました。家からは約100Kmです。

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↑ スナアカネがいた環境です。
奥は標高13mの新設された防潮堤です。

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↑ 水辺へ向かって歩き、最初に見つけた個体ですが、
パソコンでアップすると、ナツアカネのようにも見えます。
スナアカネは初めてなので、現地では自信がありませんでした。
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↑ スナアカネの♂たちです。
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↑ スナアカネの交尾です。
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↑スナアカネの連結産卵です。
最初の産卵は11時でした。
以後、12時半頃までの間に、6ペアの連結を確認しましたが、
す~っと、何処かへ飛んで行ってしまい、
写真に撮れたのは2ペアだけでした。

コノシメトンボのような環境で産卵するのが判りましたが、
今回の個体たちは、1か所で産卵せず、しきりと動き回るので、
写真に撮るのは難しいトンボでした。
日向ぼっこの♂たちも警戒心が強いように感じました。
今日は、私ひとりでしたが、砂地にあった無数の足跡と関係があるのかも知れません。



スナアカネではありませんが、ギンヤンマにしてはちょっと色合いと模様の違うヤンマが産卵してました。
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↑ オオギンヤンマ? スジボソギンヤンマ?あるいは…。

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↑ 各1個体ですが、ネキトンボやノシメトンボもいました。




ご参考…遠方の方へ

休暇村伊良湖の敷地内の水辺でも、マイコアカネの産卵が観れますので、
スナアカネもいる可能性が高いです。
コテージや、キャンプ場も併設されていますから、
10月の始め頃なら、タカの渡りとセットで楽しめると思います。







# by tombo-crazy | 2017-11-08 21:21 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

市内でキトンボが産卵

2017年11月5日(日)快晴 気温 21℃(10:30)


 快晴無風たったので、迷わず某池へ行きました。
昨年、周辺数か所でキトンボを観ていたからです。
2016年3月発行の市の生物調査報告書では、市内では見られなくなったとあります。
確かに、ここへ行けば、まず観れると言う所はありませんが、
昨年の秋、某地区を中心に、数か所の山の中の池とその周辺で単独個体を目撃し、
今回の池が、最も出会える確率が高く、連結ペアも観ていたので、産卵を確認出来たらと思っていました。

 道のない山を越えて、目的の池には10時15分着。
日陰の部分が多いせいか、水面にはトンボの姿なし。
池の周辺で目立つのはオオアオイトトンボたち。
他に、コノシメトンボ、ホソミオツネントンボ、マユタテアカネなど。
水面に陽が辺り、気温が上がるに従い、単独のキトンボが池の上空を横切るようになりました。
池の東側を重点に探すと、7~8頭の♂を見つけることが出来ました。


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↑ キトンボの♂たちです。
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↑ ホウの落ち葉で♀待ちのキトンボ♂です。
いつも池の中ほどを向いて休んでいるように見えますが、視界にそれらしいトンボが入ると、スクランブルをかけます。
11:30頃から池を後にする13:30頃まで、何度も何度もスクランブル発進を繰り返していました。
ただ、気の毒なのは、キトンボの♀ではなく、大半がコノシメトンボの♂で、たまに連結ペアもいました。
どうやら、単に♀を待っているのではなく、縄張りを守っているように感じました。

 11時頃になると、最初のペアが水面上を奥へ向かって飛んで行き、
土手で休んでいるペアも見つけることが出来ました。
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昼近くなると、池の奥の方で産卵するペアが現れました。
全部で4ペア確認出来ましたが、遠過ぎて写真は無理でした。
内、1ペアが待っていた近くへ来てくれ、貴重な写真を撮ることが出来ました。
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↑ 産卵するキトンボです。

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↑ こちらは、コノシメトンボの交尾と連結産卵です。




今日は、市内で初めてキトンボの産卵を確認出来た、
うれしいうれしい1日になりました。
キトンボが定着し、増えてくれたらうれしいです。
山の中なので、釣り人は無論、人がいるのを見たことがないのが幸いです。
と言うことで、池の場所は当分明かせません。








# by tombo-crazy | 2017-11-05 22:10 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

キトンボを観に

2017年10月31日 (火) 晴れ 気温 22℃ (11:30)


キトンボを観るため、隣の県まで遠征しました。現地へは10時半着。
tomboさんも来ていました。
ただ、昨年はたくさんの産卵を観れた池でしたが、産卵はなく、♂が10頭ほどいただけでした。
10月の長雨が影響しているのかも知れません。

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↑ 行政により園芸種のスイレンが移植されていました。
周囲の囲いは、アメリカザリガニやミシシッピーアカミミガメなどの食害を防止するためとのことでした。
最近はやりの「モネの池」に!と言う要望に応えるためでしょうか? 残念です。

将来これらのスイレンが繁茂すれば、
①開放水面が少なくなる。
②富栄養化し、水質が悪化する。
③ヘドロの堆積により酸素不足になる。
などの問題発生が懸念され、
結果、全国的に減少傾向にあるキトンボが、多産地であったこの池から消える可能性があります。
ちなみに、名古屋市の猪高緑地にある塚ノ入池などでは、
トンボが激減するなどの問題が発生し、
スイレン駆除に多額の税金と人手をかけました。
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↑ 外来魚放流禁止の看板が虚しく見えました。

元々その地になかった生物(動植物)を、
良かれと思って持ち込むことは、
生態系を撹乱したりしますから、
行政の早めの対策(除去)をお願いしたいものです。
外来生物法で指定されているものだけが悪さをするのではありません。
規制したくても、業界などの反対で規制されてないものもあります。

この池は、東海自然歩道が通り、町としても「エコミュージアム」として整備し、
維持管理をされていた素晴らしい所でしたから、
行政および関係のみなさまには、地域の生物を大切にして頂ければと思います。

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↑ 12時半頃まで水辺で確認出来たキトンボです。


今日は空振りですね。」と言ってtomboさんが帰られた後も、粘っていると
意外なことがありました。
背後の草地にキトンボが集結しているのです。
ただ、♀はいません。
♂たちは、今日の交尾を諦めて、日向で休んでいるようです。
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↑ 草原に集まっていたキトンボの♂たちです。
10数頭いました。
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↑ キトンボの♂たちがいた日当たりの良い草地です。


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↑ 疑似産卵行動をするミルンヤンマの♀です。
通常の産卵のように、写真のような格好で、
ヒヨドリバナの茎に産卵管を5分ほど押しつけていました。

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↑ マユタテアカネの連結産卵です。


気がかり
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↑ セグロセキレイがスイレンの葉の上にいて、
枠内に来るトンボを捕食してました。
冬になるとハクセキレイと入れ替わるのかも知れませんが、
キトンボにとっては脅威の捕食者となりそうです。





今日のおまけです。
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↑ キイロテントウムシでいす。
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↑ カメムシを捕食するカマキリ。
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↑ 産卵中のカマキリ。
















# by tombo-crazy | 2017-10-31 21:34 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

赤とんぼを探して 旧旭町

2017年10月27日 (金) 晴れ 気温 21℃ (11:30)

雨が止んで2日目なので
赤とんぼの産卵に期待して、旧旭町に行って来ました。

◆押井地区

 途中数か所の田んぼを観ながら、最初の目的地へは10:40に着き、
30分ほどで、アキアカネの交尾や産卵を観ることが出来ました。

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↑ 谷間にあることと、10月の長雨で、水位が上がった田んぼ。
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◆伊熊地区

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昨年はアキアカネの産卵をたくさん確認出来た田んぼでしたが、
このところの長雨が影響したのか、各田んぼと共、10頭前後のアキアカネがいただけでした。


◆ 余平地区
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田んぼが乾いたていたせいか、アキアカネが数頭いただけでした。


◆ 太田地区

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昨年はアキアカネの産卵をたくさん確認出来た田んぼでしたが、
伊熊地区同様、産卵は確認出来ず、10頭前後のアキアカネがいただけでした。







# by tombo-crazy | 2017-10-27 22:03 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

赤とんぼを探して 旧作手村

2017年10月26日(木) うす曇り 気温20℃ (11:00)

 1週間ぶりに雨が止んだので、赤とんぼ調査に旧作手村へ行って来ました。
旧作手村は、標高700mほどの山々に囲まれた、平均標高550mの準平原で、
「日本の重要湿地500」に選定されている「長の山湿原」などの泥炭湿地が点在し、
ため池や、小川に渓流もあり、トンボにとっては良い環境で、
かつては愛知県の84%に当たる種類のトンボが生息していました。
なお、今日の調査には作手の善福寺さんが同行してくださいました。

結果概要
    ①どの田んぼもジュクジュクした部分があり、少数のアキアカネが確認出来た。
    ②ただ、アキアカネの産卵は確認出来なかった。
     要因としては、雨続きの10月の天候が影響していると思われた。
    ③アキアカネの♀が多数いる日だまりの畑があった。    
    ④10年ほど前までは無数にいたノシメトンボは、1頭も確認出来なかった。

 スタートは作手村の中心部にある新設された作手小学校西の田んぼで、
10:30から14:10の間に、以下の地区を確認して来ました。


◆高里地区 (作手小学校西)
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◆菅沼地区 (法楽寺南)
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◆菅沼地区 (大平)
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◆岩波地区 (北側)
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↑ 農家の方が、ため池を造成中でした。将来が楽しみです。
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◆岩波地区 (長の山)
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↑ 長の山の田んぼです。
シカが多いため、獣害柵の高さは170cmほどあります。
かつては、このような柵の上には、たくさんの赤とんぼがいましたが、
今は、探してやっと見つかる程度です。


◆高里地区 (元開成小学校西)
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↑ 20数頭の♀のアキアカネが休んでいた畑。
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↑ のんびり休んでいた♀たちです。
このところの天候不順で、体力が低下しているのかも知れません。
なお、翌日、善福寺さんが、11時頃、様子見に行ったときは、
1頭もいなかったそうです。
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↑ ♀がいた畑から100mほど奥へ入った田んぼ。
数頭のアキアカネがいただけです。



◆高里地区 (高校南)
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◆清岳(きよおか)地区
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# by tombo-crazy | 2017-10-26 21:58 | トンボの棲む環境 | Comments(0)