コフキトンボ (トンボ科)

普通種と言われるコフキトンボですが、地域差があるようで、生まれ育った所でも、今、住んでいる加茂地方でも見ることのないトンボでした。
初めてコフキトンボを見たのは、7年前の桶ヶ谷沼で、当時ビジターセンター長をされていたH先生にご案内して頂いたときのことでした。
沼の南側に着いたとき、最初に目に入ったのが、シオカラトンボの♂のような粉を吹いた「へ」の字のような不思議な止まり方をするトンボで、コフキトンボであることを教えていただきました。
遠目には♂も♀も同じに見えましたが、中に一頭だけ翅にミヤマアカネのようなバンドがあり、粉を吹かないオビトンボ型も見ることが出来ました。
その後、コフキトンボを見ないままに来たのですが、3年ほど前から自宅近くの公園の池に現れるようになりました。
まだ、数は少ないのですが、多いときは池一周で20頭ほど目にすることがあります。
なお、今のところオビトンボ型は確認出来ていませんが、そのうち現れるのではと楽しみにしています。
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↑ なぜか、池の特定の範囲に集まるコフキトンボたちです。   (2011.7.26 竹村新池)
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↑ 体温が暖かくなるのを待つコフキトンボたちです。   (2011.7.28 7:06 竹村新池)     
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↑ コフキトンボの未成熟の♂です。     (2011.7.26 竹村新池)
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↑ こちらはコフキトンボの♀の未成熟個体です。   (2011.7.28  竹村新池) 
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↑ コフキトンボの成熟した♂です。 肩の部分も含め前進に粉が吹きます。(2011.7.26 竹村新池)

コフキトンボの♂と♀(無色型)は、遠目には見分けがつきませんので、見分けのためには、胸や腹部の付属器などを確認する必要があります。
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↑ コフキトンボの♀です。   (2011.7.26 竹村新池)
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↑ コフキトンボの♀です。♂と違い、肩や胸には粉が吹かない部分が残ります。   (2011.7.27 竹村新池)
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↑ 「へ」の字のような止まり方をしたコフキトンボの♂です。  (2011.8.22 竹村新池)
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↑  オビトンボ型のコフキトンボの♀です。 (2005.9.11 桶ヶ谷沼)

オビトンボ型は桶ヶ谷沼で一度見たきりで、いつか見たいと思っていたら、2011.7.26の夕方、家近くの竹村新池で1頭だけ葦原の奥にいるのを確認しました。
何とか写真にと通ったのですが、その後姿を見てないのと、7月末に網膜はく離で入院してしまい、今シーズンは撮れずじまいです。来年、リベンジを果たしたいと思います。
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↑ コフキトンボの飛翔です。結構動き回るので、私の腕では中々です。  (2010.8.4 竹村新池)
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↑ コフキトンボの産卵です。 端部に卵が見えています。  (2011.7.28 7:29 竹村新池)
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↑ コフキトンボの産卵です。 
産卵管から出た卵を水面下の植物の表面に塗り付けるような産卵でした。
シオカラトンボのような♂の警護はありませんでした。  (2011.7.27 7:29 竹村新池)
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↑ 竹村新池です。コフキトンボは右手の葦原の周囲にいることが多いです。    (2011.7.28 )
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↑ 竹村新池公園の新池です。     (2011.7.26)

かつて、H先生が、コフキトンボはどちらかと言うと水質の悪いところにいると話されていたように、
新池がヘラブナの釣り掘化したことで、多量に使われる餌により水質が悪化し、コフキトンボが増えているとしたら、手放しでは喜べないことです。




by tombo-crazy | 2011-07-27 08:01 | トンボ科 | Comments(0)
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