アキアカネを求めて その② 「寧比曽岳」

       8月30日 くもり後雷雨

               20日の南信州の馬の背(標高1456.9m)と蛇峠山(標高1663.9m)に続き
               今回は、愛知県奥三河の寧比曽岳(標高1120.6m )にアキアカネの調査に行って来ました。
               奥三河と言っても、山頂付近は昔から加茂地方に含まれ、平成の大合併以降は、私の住む豊田市で                  
               7番目に高い山になっています。
               ちなみに合併前の豊田市の最高峰は、焙烙山(標高683.5m)で、現在は天狗棚(標高1240m)です。
                  
               調査地は、寧比曽岳の山頂付近の草地と、山頂~富士見峠(標高1128.8m)までの約500mほどの
               尾根上の道(東海自然歩道)です。
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               ↑ 寧比曽岳の山頂です。 (南東側から撮影)
               山名標示板の背後に見える山は、右が三国山(標高701.1m)で、左が猿投山(標高628.3m)です。
               山頂までは直線で26Kmほどで、山頂手前に見えている山々は豊田市に含まれます。
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               ↑ 山頂から富士見峠へと尾根伝いに伸びる東海自然歩道です。 (標高1100~1129m)
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               ↑ 富士見峠から北北東に、恵那山(標高2191m)から蛇峠山へ続く山並みを見たところです。
                あいにく恵那山や蛇峠山は、雲の中でした。


       確認結果  
                      アキアカネ     2頭
                      ウスバキトンボ  7頭
                      ミルンヤンマ    4頭

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               ↑ 山頂小屋前に辛うじていたアキアカネの♀です。

                 南信州の馬の背~蛇峠山で約1060頭確認出来たのと比べ、寧比曽岳のアキアカネは極端に少なく、
                 一昨年の調査結果も考え合わせると、愛知県のアキアカネが絶滅に向かっているので、手遅れになる                 
                 前に、農業関係者を含めた早急な対策が急がれます。




       おまけ

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              ↑ 寧比曽岳山頂から富士見峠間の東海自然歩道にいたミルンヤンマです。 (11:22)
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              ↑ 意外と明るいところで止まっている個体もいました。 ♀でした。 (11:43)

                ミルンヤンマは、これまで二度しか見てなかったヤンマでしたので、うれしかったです。
                あまり出合えない理由としては、黄昏活動性が強く、日中は薄暗い林縁などで静止していることが多い
                との生態から来ていると思います。
                今回は今にも雨が降りそうな雲行きだったとは言え、昼直前の時間帯であり、
                確認した4頭の内3頭は、膝より低い高さを飛び回っていたので発見につながりました。 
                それと、渓流沿いではなく、標高が約1100~1220mの尾根筋にいたのも驚きでした。
                別の見方をすれば、渓流を上り詰めた涼しい尾根筋だから日中も活動していたと思われます。
                以前は、タカネトンボやムカシトンボ、アサヒナカワトンボも、この尾根筋で確認しています。
                なお、飛び回っていたミルンヤンマたちは、ハエを狙っているようでした。


       心残り

                昼食後、ミルンヤンマの飛翔写真を撮ろうと思ったのですが、弁当を開いたとたん、雷雨になり、
                弁当も食べずに急ぎ下山しました。




               

                  
by tombo-crazy | 2012-09-01 21:50 | トンボ見て歩記 | Comments(0)
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