赤トンボたちの産卵…アキアカネ (連結打泥産卵) その③ 

2012年11月9日 晴れ 

伊賀の山中で薪窯を使い作陶をしている友人から、
「今年も窯場近くにあるメグスリノキが、きれいに色づきました…。」との写真付きの手紙が届きました。 
明日の天気は良くなりそうです。仕事など、やっておきたいことはありますが、思い立ったが吉日です。
奥三河の面の木原生林にある、メグスリノキに会いに行くことにしました。
香嵐渓は紅葉のシーズンに入ってますから、渋滞を考え、家を9時に出ました。
意外なことに渋滞はなく、稲武の町には10時15分に着きました。
週間予報では雨だったことと、このところの低温が影響したのかも知れません。
時間があるので、西納庫の赤トンボを見て行くことにしました。晴れてくれば産卵が観れるかも知れません。
寄り道と言えば寄り道ですが、メグスリノキのある面の木原生林へは西納庫からは高原道路が通じてますから、
津具へ抜ける県道80号線と時間的にはさほど変わりません。


感激のアキアカネ

この辺りには、たくさんの赤トンボがいることは、10月始めに確認済みです。
でも、雲の間からのわずかな陽射しと、10℃位の天候のためか、田んぼに赤トンボの姿がありません。
碁盤石山(標高1189m)と、岩伏山(標高983m)から流れてくる川の、日当たりの良い土手を探すと、
たくさんのアキアカネが風を避けて日向ぼっこをしていました。中には、交尾態のものもいました。
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↑ 日向で休む交尾ペア。 (11:34)

陽が射してくれば、産卵が始まりそうな雰囲気でした。
産卵場所になるジュクジュクした田んぼを探すと、道路に面した小さな田んぼがありました。
幸いと言うか、他にジュクジュクした田んぼはありません。
一ヶ所しかないと言うことは、たくさんの赤トンボの産卵が見れる可能性が高いのです。わくわくしました。
太陽の位置を考え陣取る場所を決めて、ちょっと早めの弁当にしました。
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↑ 湧き水でジュクジュクした田んぼ。(標高633m) 背景の山は駒ヶ原方面です。
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↑ 近くの田んぼと集落です。 背後、左手の山は岩伏山。
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↑ 最初に産卵を始めたペアです。(11:37) この分だと予想が的中しそうです。
食事が途中だったので、とりあえず食べてからのことです。あせる必要はありません。
       
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↑ 予想が当たり、次々と産卵に来たアキアカネのペアたちです。 (11:42~12:40 気温 11~12℃)
1時間ほどの間で、200近いペアの産卵を観ることが出来ました。
こんなことは、数十年ぶりです。否、子供のとき以来かも知れません。大感激でした。
12:40になっても産卵が続いていましたが、メグスリノキも日陰になってはその価値が下がります。
たくさんのアキアカネを前にして西納庫を後にしました。




 おまけ メグスリノキ(カエデ科カエデ属)

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↑ 今日の本当の目的であったメグスリノキの紅葉です。
樹齢300年ほどでしょうか。幹周りは大人二抱えほどです。
カエデと言うとモミジとも言われるように、子供の手のひらを広げた形の葉が一般的ですが、
メグスリノキは3枚の小葉からなる複葉が特徴です。
カエデの仲間では紅葉が一番きれいに感じています。
ただ、数が少ないだけに出会うことが少ない樹と言えます。

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↑ 紅葉した面の木の山と、原生林です。


今日は、3年ぶりにメグスリノキの大木と、たくさんのアキアカネの産卵にも出会え、充実した一日でした。
感謝感謝です。







by tombo-crazy | 2012-11-10 22:57 | トンボ見て歩記 | Comments(0)
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