懲りずに今日も赤とんぼ

       2014年10月11日(土)晴れ

   昼を挟んだ40分ほどの時間を使い、昨日、コノシメトンボたちが産卵をしていた西田の田んぼへ行くと、
   トラクターが入って代掻きをしていて、昨日いた赤とんぼの姿はなく、代わりにサギたちがいました。
   赤とんぼたちは、きれいに均され、一面が水の田んぼよりも、土くれが残ったり、草がある田んぼの方を好むようです。
   近くに水が張られた田んぼがないかと探すと、南へ700mほど行った文化広場の南に良さそうな田んぼがありました。
   覗いて見ると、数は多くはありませんでしたが、大当たりでした。
   確認出来たトンボは、コノシメトンボ、ノシメトンボ、アキアカネ、シオカラトンボ、ギンヤンマ、アオイトトンボでした。

a0122264_1412965.jpg
a0122264_14125553.jpg
  ▲  コノシメトンボの単独産卵です。
a0122264_14175356.jpg
  ▲  コノシメトンボの連結産卵です。
a0122264_14345070.jpg
 ▲  ショウジョウトンボの♂です。 当地では今の時期に姿を見るのは稀です。
a0122264_14353163.jpg
 ▲  ノシメトンボの♂です。 
a0122264_14134375.jpg
a0122264_1413337.jpg
  ▲  アキアカネの連結産卵です。
a0122264_14313916.jpg
 ▲  ギンヤンマの連結産卵です。
a0122264_14334387.jpg
 ▲  ♀を探すギンヤンマです。
a0122264_14405658.jpg
 ▲  アオイトトンボの♂です。
a0122264_14412059.jpg
 ▲  サギたちです。
a0122264_1442319.jpg
a0122264_14415069.jpg
a0122264_14425371.jpg
a0122264_14423466.jpg

     畔にはいろんな植物がありました。
     上からハナニガナ、タンポポ(綿毛)、マルバルコウソウ、コヒルガオです。


     眼の手術後、赤とんぼを探し、各地の田んぼを観て回りましたが、
     赤とんぼと言われるアカネ属のトンボは、私たちの住む地域では、年々数を減らしています。
     今回かろうじて確認出来た田んぼも、その数は少なく、赤とんぼたちは、産卵に適した場所を求めて彷徨っているのが解ります。
     水のない乾いた田んぼや、水が張った田んぼでも、その様子が少しでも変わるといなかったことからもうなずけます。
     何より赤とんぼたちに脅威になっていることは、今回産卵した田んぼで来年トンボが誕生出来るかが保障されていないことです。
     縄文時代より稲作文化が続いて来て、トンボを表す「秋津島」とも言われた日本ですが、
     コメづくりの環境が大きく変わり、田んぼと共に生きて来た赤とんぼたちには棲み難くなっています。
     要因をあげると
       ①減反政策などで、毎年コメ作りをする田んぼになるとは限らない。(結果、無駄な産卵となる)
       ②農薬の使用。特に育苗期に使われる一部箱処理剤は、孵化したての幼虫に脅威。
       ③圃場整備や機械化などによる農業の近代化が、産卵場所としての田んぼを変質させた。(乾田化や小川などの喪失など)
       ④コメ品種の多様化によるアカネ属の生活史と稲作の農事暦とのズレ。
     などがあります。
     それだけに、指定田んぼによる低農薬や減農薬での通年コメ作りと、稲刈り後の田んぼの一部ウエット化が待たれます。
     田んぼに、コスモスを植えて楽しむことも、出来れば避けてほしいと願います。
by tombo-crazy | 2014-10-13 14:46 | トンボ見て歩記 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 久々にゆっくりトンボ観 またまた赤とんぼ >>