みなさんとトンボを楽しむ

  4月26日(日)晴れ
  カエル谷にいたら、夢さんから「Sさんともうじき田茂平へ入るけど来ませんか…」とのお誘いの電話がありました。
  現地入りすると、Sさんが一人、水辺で観察されてましたが、夢さんがいません。向こうでムカシヤンマの羽化を観ているとのことで行って見ました。

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             ▲ 間もなく翅が開きそうなムカシヤンマの♀です。
             この水がしみ出て来る程度の小さな沢は、昨年産卵個体を探したところでした。

再び、水辺へ戻りました。
この水辺では16日に、たくさんのホソミイトトンボの産卵があり、夢さんに話していた所です。
時期的にピークは過ぎているかなと思ったのですが、まだたくさんのホソミイトトンボが産卵していて、潜水産卵をしているものもいました。
潜水産卵の写真でも定評のあるSさんは、当然、じっと見つめていました。
私にとっては、Sさんが写真を撮るのを身近に観させて頂くめったにないチャンスになりました。

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▲ 途中お邪魔虫の♂が入りましたが、♀の頭が水没してから体が出て来るまで約14分の潜水産卵でした。
ところで、イトトンボたちは、どうして潜水産卵をするのでしょうか?興味のあるところです。
私なりの推定では、①邪魔されずに産卵するため ②池の水位が変動しても卵がダメージを受けないため などかなあ…と思いながら観ていますが、本当のところは判りません。
いくつかの理由があるようでが…。そんなことも観察を通じて解明出来たらと思います。

他には、ホソミオツネントンボやタベサナエ、シオカラトンボなどがいました。
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せっかくSさんが名古屋からお出でになったので、奥の湿地帯などをご案内しました。
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          ▲ アサヒナカワトンボの若いペアの交尾です。
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          ▲ ギフチョウも歓迎してくれました。
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田茂平を堪能頂いた後、少し離れたK池にも行って頂きました。
目的地へ着くと、先客がありました。越冬トンボの研究者Oさんです。
と言うことで、ヒヨコの私を含め、トンボ屋が4人揃い、心行くまでトンボ観を楽しみました。
ちなみにSさん、Oさんは中日本トンボの会の重鎮ですが、中部以外でも知られたトンボ屋さん(研究者)です。
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            ▲ K池でトンボを観る3人です。手前右からOさん、Sさん、夢さんです。        
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             ▲ 短時間のうちにたくさんのコサナエ属の羽化殻を採集されていました。
帰宅したらどんな種が羽化しているか調べられるとのことでした。 
ちなみにこの池ではタベ、オグマ、フタスジがいて、採集はされてませんが飛来種と思われるコサナエが写真に撮られています。
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            ▲ ハラビロトンボの若い♂です。
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             ▲ タベサナエの♂です。
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             ▲ フタスジサナエの♀です。
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            ▲ ニホンカワトンボの♀(上)と♂(下)です。
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            ▲ 羽化間もないクロイトトンボの♂です。 もうじきオオイトトンボも発生します。
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            ▲ ホソミオツネントンボの連結産卵です。 K池を取り囲む林の中では例年トンボの越冬が見られます。
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            ▲ K池です。水面にはヒルムシロが見えていますが、後20日も経つ頃には、水面の大半がジュンサイで覆われます。 
奥の日の当たっている辺りは湿地になっていて、後1週間もしたらハッチョウトンボも出始めます。
小さな池ですが、未来に残したい多様性豊かな貴重な自然です。
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             ▲ トノサマガエルの産卵後2~3日の卵塊です。 おまけです。


  この後、解散かと思ったら、S市のY池に行くとのことで、ご一緒させて頂きました。
  それにしても、みなさんはタフでした。
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            ▲ 探索するみなさんです。
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            ▲ (左)脚が長いのがトラフトンボで、(右)短いのがヨツボシトンボとのことでした。
一人で観て、家に帰ってから調べるのと比べ、現地現物は吸収されやすくいいですね。
最も、私たちの世代になると記憶力と思い出し力共に減退していますから、若い方々にのみ通じることかも知れません。とは言うものの一生勉強勉強です。     
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          ▲ 通称メマトイと言われるハエの仲間です。眼だけでなく、カメラのレンズや眼鏡を掛けた方により多く纏わり付いていました。
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          ▲ おまけは、ウシガエルの卵塊です。
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          ▲ おまけのおまけはウシガエルです。
各地で外来種として嫌われていますが、カエルは人間が食べる。オタマジャクシは取り除く、卵は写真の段階で取り除くことを続ければ孤立した池なら消えるのですが…。

おかげさまで、トンボ屋4人の楽しいトンボ観が出来ました。
車を置いた所に戻ったらギンヤンマが黄昏飛翔をしていましたが、私の腕では無理ですので、Oさんにお任せでした。
みなさん、今日は半日おつき合い頂き、ありがとうございました。



















by tombo-crazy | 2015-04-27 21:47 | トンボ見て歩記 | Comments(0)
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