サラサヤンマの羽化を観に…


4月27日(月)晴れ

 昨日、みなさんとトンボ観をした時、夢さんからサラサヤンマの羽化が始まったとの情報を頂いたので、早起きして観に行ました。
現地には7:25に到着。三つ目の羽化個体を探しているとき、Oさんも来られ、二人で探しました。
なお、Oさんは仕事の都合で途中で帰られましたが、サラサヤンマの羽化を観ると言う楽しい時間を共有できて良かったです。 
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▲ かつて田んぼだったサラサヤンマの生息地です。
ここへ来たのは2012年6月にサラサヤンマの産卵(左クリックすると当時の様子が分かります。)を観に来て以来です。
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▲ 最初に見つけた個体①♂です。(7:33)

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▲ 個体①♂のその後です。(9:40)             
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▲ 個体①♂のその後です。(10:58)

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▲ 次に見つけた個体②♀です。(7:49)
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▲ 個体②♀のその後です。(9:23)
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▲ 個体②♀のその後です。(10:50)
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▲ 個体②♀が処女飛行して、最初の休憩です。(11:18)

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▲個体③♀です。 ( 9:02)
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▲ 個体③♀のその後です。 (10:49)

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▲ 個体④♂です。Oさんが合流してから見つけました。(7:59)
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▲ 個体④♂のその後です。(10:56)

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▲ 個体⑤♀です。 (7:58)
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▲ 個体⑤♀のその後です。 (8:13)
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▲ 個体⑤♀のその後です。 (10:29)
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▲ 個体⑥♀です。 (7:59)
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▲ 個体⑥♀のその後です。 (10:46)
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▲ 個体⑦♂です。 (9:14)
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▲ 個体⑦♂のその後です。 (10:54)
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▲ 個体⑧♂です。 (9:02)
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▲ 個体⑧は♂なので、④⑦同様、腹部第2と3節の部分の副性器が、白いおしべのように開いて見えました。 (9:15)
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▲ 個体⑧♂のその後です。 (11:03)

帰り支度をして少し歩き出したときです、前方でキラリと光るのものがありました。
羽化中のサラサヤンマでした。(個体⑨♂)
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▲ 個体⑨♂です。 (11:10)
ちょうど翅をブルブルし始めている時でした。飛んでしまう前でラッキーでした。

と言うことで、実質3時間45分で、Oさんと一緒に探せたこともあり、♂5、♀4の計9個体のサラサヤンマの羽化に出会うことが出来ました。
どの個体も飛び立つ瞬間を観たかったのですが、一部を除き、足場の悪い湿地の中に点在していて、一巡して来ると飛んだ後だったりと中々でしたが、泥だらけになりながらも、楽しく貴重な体験をすることが出来ました。
なお、湿地の中央付近にあったサクラバハンノキの根元の、直径1.5mほどの所には、羽化中が4個体(④⑤⑥⑦)と羽化殻が2個ありました。
また、上記サクラバハンノキの根元から3mほどの株立ちした大径木の間と(③)、2.5mほどの草地(⑧)に羽化中の個体がいて、他は7~15mほど離れていたことなどから、このハンノキの根元付近の落ち葉の下などでヤゴたちが越冬していた可能性があります。
これまで、友人のHさんは何度かヤゴを見つけてますが、サラサヤンマのヤゴは見つけ難いとのことで有名です。
この秋から来春にかけて、今回のサクラバハンノキの根元のような所をガサ入れすれば、ヤゴがたくさん見つかるかも知れません。
とは、言うものの、自然界は不思議が一杯ですから、そう簡単に見つからないと思います。
だからこそ、見つけた時の感動があるのですが…
この冬にでも、越冬トンボを探しながらトライしてみたいです。

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▲ 手前中央のサクラバハンノキの根元に集中して羽化個体やや羽化殻がありました。

おまけです。
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▲ ニホンノウサギの糞です。 数か所にあり、まだ、柔らかいものもありました。

 生活様式の変化や農業の近代化に伴い、堆肥が化学肥料にとって代わり、農耕用の牛や馬が耕運機などに代わり、茅葺き屋根も激減し、薪炭は石油や電気に代わったことで、人間が里山と関わることがなくなり、草地も激減しています。
草地を頼りにして来たノウサギたちは天敵のキツネが減っているにも関わらず、その数を減らしています。
たくさんのトンボが舞い、いろんな生きものが生息出来、安心して世代交代出来る環境を、何とか後世に残したいものです。
休耕田に限らず、森林なども、放置しておくと荒廃し、自然の遷移が進み、かつての里山のような、水辺もあり、明るく多様性に富み、景観的にも世界に誇れる日本の里山は、消えて行きます。
ぜひ、生きものがたくさん棲めて人間にも安らぎを与えてくれる里山を残したいと思います。
キーワードは、楽しむだけでなく、町の人も汗を流すことの様に感じています。
それと、ご飯を食べましょう。
そうしないと、コメ余りや、米価の下落で、コメ作りと共に生きて来たトンボたちは、遠からずジリ貧です。
 何とかしなくてはと、「カエルの分校」を友人たちとやって来ましたが、山間部の農家と同じで、高齢化、担い手不足、イノシシとの格闘で四苦八苦しています。
放置田や休耕田は各地で増えていますから、全国のトンボ屋さん、仲間を誘ってトンボが棲める水辺に再生しましょう。
ちなみに耕作を止めたかつての田んぼを水辺として再生した「カエル谷」では、これまで飛来種を含めて62種のトンボが確認されています。











by tombo-crazy | 2015-04-28 20:20 | トンボ見て歩記 | Comments(0)
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