気を付けて帰ろう…その②

6月4日 (木)うすぐもり その②

渓流には11:15 に着きました。
昼飯には早過ぎます。
かといって、いつものポイントへおにぎりを持って坂道を歩いて行くのも荷物になるだけです。
モリアオガエルの卵塊を観た後、近くの川に入り、トンボや、産卵に適した所はないか探すことに…。
すると、観たいと思っていたミヤマカワトンボがいました。
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▲ ミヤマカワトンボの♀です。 さらに上流へと歩いて行くと、
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▲ ♂のミヤマカワトンボもいました。 陽の光を受けて腹部がきれいに輝きました。

もう少し上流へ川の中を行くと、小石の上でサナエの♂が休んでいました。 静かに静かに…
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▲ 何サナエでしょうか? ダビド?クロ? 帰宅してからのお楽しみです。
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▲ 腹部拳上姿勢をしてくれたダビドらしいサナエです。
今回の場合、気温は23℃で木漏れ日の中でしたから、体温調節などではなく、自分の存在を示すための腹部拳上姿勢のようです。
この個体は、たまに他のトンボ(アサヒナやシオヤ)が来たとき、ちょっと追い払ったり、虫が近くへ来たりしたとき飛ぶのですが、
ほとんどこの辺りを離れることがなく、見つけてから20数分、この辺りにいたので、産卵ポイントが近くにありそうです。
そこで、産卵ポイントを探していると、それらしい所が見つかりました。
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▲ イネ科の草と、ムカシトンボの産卵痕の付いたフキのある産卵ポイントらしい所です。
対岸の日陰には、ジャゴケの着いた岩場もありました。
おにぎりを取りに行って、再び、ダビドらしいサナエの所へ戻ると、まだいて、下流にいたミヤマカワトンボも来ていましたので、おにぎりを食べながら観察させてもらいました。
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▲ 長いこと陣取っていたダビドらしいサナエと、手前に来たミヤマカワトンボの♂です。
野生の生きものを観ていて思うのですが、人間の方が先に入っている場合、生きものたちは人間を観察してから入るため、
かなり近くへ来てくれます。
今回の場合、川の中の岩に座っての観察ですから、トンボたちからは岩の一部に思っていたのかも知れません。

Hさん、早く来ないかなあと耳を澄ましていたら、車の音がしたので林道へ出ると、Hさんでした。
両手で大きなまるを作り、カメラを持ってすぐ!と、現地へ来てもらいましたが、
二人の人間が一度に川へ降りたせいか、肝心のサナエが近くの木へ移ってしまいましたが、暫くすると近くへ降りて来ました。
どうやら♀が産卵に来るのを待っているようです。

川の石で指定席をトンボ仲間のために4席つくり、待機することにしました。
1時頃から2時頃にかけて、♂が15頭ほど入れ替わりフキの所へ入るのですが、♀は来たかなと思うと、すぐ連れ去られる状態でした。
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▲ 次々と入って来る♂たち。

産卵を諦めかけていると、待っていたポイントではなく、指定席の横のコケの着いた岩で産卵が始まりましたので、
下流でミヤマカワトンボの写真を撮っていたHさんを呼び、一緒に産卵を観察させてもらいました。
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▲ ダビドらしいサナエの単独空中産卵です。 (14:12:12から数十秒)
♂がたむろするフキのある産卵ポイントを避けたようです。
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▲ 産卵していたコケの着いた岩です。(日陰にある左手中ほどの岩)
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▲ 下流でミヤマカワトンボを撮影中のHさん。




追記:上記不明だったサナエは、ダビドサナエでしたとのHさんからの連絡が、その日の夜、ありました。
同定、ありがとうございました。

おまけは 平野部の田んぼでは数を減らしているツチガエルです。
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by tombo-crazy | 2015-06-05 20:46 | トンボ見て歩記 | Comments(0)
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