庭のトンボ池のお客様

6月18日(木)雨が降ったり止んだり

 2時半頃、コーヒーを飲んで息抜きをしていた時のことです。
何となく庭の池に目をやると、小雨の中、トンボが産卵していました。
「やったー!」思わず叫びたくなりました。
カメラを取って来て、サンダルのまま庭に出て、傘も差さずに撮りまくりました。
しかしです、高ぶっている上、ストロボなしでのマニュアル撮影ですから、上手く撮れるわけがありません。
「まあ、いいか…」記録写真ですから。
と言うのは負け惜しみで、記念すべき写真だったからこそ、きちっと撮りたかったです。
撮り終えて戻ると、かゆいかゆい、しっかり蚊に刺されていましたので、熱湯をタオルにつけて刺された所へ当て、痒みをとりました。
この方法は家にいる時などお勧めです。 瞬時に痒みが消えます。但し、熱湯を直接かけないようにしてください。
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▲ 単独産卵するオオシオカラトンボの♀。どこから来てくれたのだろうか?
何て考えながら見ていたら、どこにいたのか、♂が侵入して、連れ去ってしまいました。
いずこも、♂と言うものは困り者です。
でも、再び交尾態で戻って来てくれました。
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▲ ヤマブキの枝に止まった交尾ペア。
実は、足元のフキの葉に止まったので、飛ばしたら数メートル先に止まってくれたのでした。
「おいおい、止まってくれたから良かったけど、さよならと言うこともあるのだぞ!」 今後気を付けます。
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▲ 突然連れ去る位だから、どうせいい加減な♂だろうと思っていたら、警護産卵なんかしちゃって…お見それしました。
でもです。左下隅をご覧ください。 何やら怪しげなのが狙っています。 ご用心ご用心ですよ。

と言うことで、産卵シーンもこの後数秒でおしまい。
トンボたちは、驚いて飛んで行ってしまいました。

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▲ 高打率者じゃなかったトノサマガエル君です。

 高齢化対策の一環で、3月に庭にトンボ池を造りました。
水を張って最初に来てくれたのはアメンボ。
次にシロハラ。
これまで姿を見たトンボは、アジアイトトンボにシオカラトンボ。いずれも♂、♀単独で来てました。
交尾態や産卵は今回初めて観ました。
だから、うれしいのです。

 トンボ池を造る前に庭で確認しているトンボは、コシアキトンボ、コノシメトンボ、ギンヤンマ、ムカシヤンマ、オオヤマトンボです。
コシアキトンボはシーズン中、毎日のように来てましたから、そろそろ産卵基質になりそうな流木を拾って来ようと思います。
コシアキトンボ以外は、ねぐらとして利用したらしく、夕方から朝にかけて観ています。
トンボたちは翅があるので、羽化したトンボの一部は、ヤゴの時代を過ごしたエリアだけでなく、リスク分散や、エサの確保や、伴侶を求めて、より良い所はないかと探し回っているように思います。
あまり飛ぶことはないと思われているハッチョウトンボでも、私は数キロは移動していると思っています。
そうでないと、それまでいなかった地域の休耕田に突然発生したりすることの説明がつきません。


 なお、トンボ池のことについては、後日、アップさせて頂きます。








by tombo-crazy | 2015-06-18 18:54 | トンボの楽園づくり
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