消えていた山の池  (地域外)

 2015年7月20日 (月) うす曇り

トンボ狂会のTさんから、五番山(仮称)へ、2013年のリベンジに行きませんかとのお誘いがあり、ぜひ、お願いしますと、「海の日」に山へ入りました。

先回、探す池に辿り着けなかった理由が判りました。
Tさんのスマートフォンの衛星画像には池が二つなのに、国土地理院の地形図には四つあります。
つまり、私たちが地形図とコンパスを頼りに探していた西側の大池は草地になっていたのです。
と言うことで、東側にある二番目の大きさの池を目指し、念願が叶って、たくさんのルリイトトンボなどを見るとが出来ました。
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▲ 辿り着けた池です。 先回よりも東側だったことが、背後に見える野伏ヶ岳(1674.3m)の姿で解りました。
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▲ コウホネがたくさんありました。
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▲ 標高が1070~80mあるためか、産卵時期が遅く、モリアオガエルの卵塊がたくさんありました。
カエルの鳴き声も多数聞こえましたから、しばらく産卵が続くようです。
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▲ ♀が来るのを待つモリアオガエルの♂です。(Tさんが見つけました。)
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▲ ルリイトトンボです。
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▲ 暑い下界を避けて高い山へ上がって来たアキアカネたちです。
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▲ たくさんのアキアカネに混じってナツアカネのようなトンボもいました。
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▲ 若いアキアカネに交じって、1頭だけ真っ赤に成熟したトンボがいました。ショウジョウトンボにしてはシルエットが違います。
近くへ行って確認すると、ネキトンボの♂でした。 今シーズン初めての出会いでした。 
ネキトンボはこの池で羽化したのでしょうか? あるいはアキアカネのように遠くからこの地へ来たのでしょうか?
1頭だけと言うのも不思議です。早めに♀と出会えるといいですね。

池の畔には、ルリイトトンボのほか、羽化したてのイトトンボが多数いました。
何イトトンボだろうか?とりあえず数枚写真に撮ってアップにし、同定を試みると、「まさか!」と思うイトトンボに似ているのです。
Tさんにお願いして、捕まえて一緒に確認しまし
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▲ 羽化間もないせいか、胸のパターンがコバネアオイトトンボに似た感じのイトトンボでした。
近くに成熟個体がいなかったので、はっきりとコバネアオイトトンボとは言えませんでした。
アオイトトンボの未成熟個体故の紛らわしさのようです。


それからもうひとつ、気になるサナエが池畔に3頭いました。
肩の模様などからコサナエ属であることは間違いありません。
各特徴を確認し、どうやらコサナエで良さそうです。加茂地方ではあまりお目にかかれないトンボです。

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▲ コサナエの♂たちです。


野生の生きもの故の悲しいシーンも観てしまいました。
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▲ クモに捕まったルリイトトンボです。徘徊性のクモも、ご用心ご用心です。
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▲ アキアカネにしては変わった停まり方だなあと思ったら、矢張りクモに捕まっていました。

他にもいろんな生きものがいて楽しめました。
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▲ アカハライモリです。 モリアオガエルの孵化を心待ちにしているようです。
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▲ アメンボの仲間です。


(ご参考)

 2013年に辿り着くことが出来なかった背景
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▲ 国土地理院の地形図です。西側には湿地帯、そして中央部に大小の池が4つあり、2013年に訪ねたとき、私たちは一番大きな池を探したのですが見つけることが出来ませんでした。
探し始めの地点が間違っていたかもと、東へ大きく振って、藪を漕ぎ、小さな池と言うか湿地のような水辺には辿り着けたのですが、イメージした池とは程遠い感じでした。
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▲ Googleの衛星写真です。池と読み取れるのは二つだけで、地形図にある四つの池のうち二つが写っています。
今回、Tさんが念のためにとスマートフォンを持っていってくれたので、この違いに気づくことが出来きました。
ただ、池の畔へ降りてしまうと、電波が届かず、現在地の確認が出来ませんでした。


二人にとって念願の五番山のトンボ観も、おかげさまで無事終えて山を降りることが出来ました。
誘って頂いた上、長距離運転をしてくれたTさん、そして、登りの林道で私たちの荷物を運んでくれた福井から笊を作る根曲がり竹を取りにみえた軽トラの方、ありがとうございました。




by tombo-crazy | 2015-07-21 20:56 | トンボ見て歩記 | Comments(0)
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