プールのヤゴ救出大作戦

  2016年6月1日(水)晴れ

   五ヶ丘東小学校で、9回目の「プールのヤゴ救出大作戦」がありました。
   私たちカエルの分校もお手伝いです。
   カエルの分校と五ヶ丘東小学校とは10年ちょっとのお付き合いで、
   児童たちには、毎年夏にカエル谷へ遊びに来ています。
  
   五ヶ丘東小学校は、トヨタ自動車の本社から東へ4Kmほど行った所に位置し、
   五ヶ丘団地が出来て暫くは、五ヶ丘小学校と共に市内でも有数のマンモス校でしたが、
   現在は児童数100人ほどの学校で、団地が出来た当初の第二世代の子どもたちが通学しています。
   児童数は少ないですが、少ないだけにまとまりがあり、野生の生きものたちのことを考えた特色のある教育が実践され、
   2016年1月末には、全国学校、園庭ビオトープコンクールでは、これまでの地道な活動が認められ環境大臣賞を頂きました。
   その特色は、10年前に校庭の隅に造成した水辺だけをビオトープと考えず、学校敷地内の草原、畑、樹木、プールや、
   団地造成のとき残った学校と隣接する見晴らしの丘なども含めて、生きもののいる「五東ビオトープ」として、その保護と、学びの対象としているところです。

  
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↑ プールに設置していた16本の登り木には、羽化殻がいっぱい付いていました。
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↑ 全校生徒を二つに分けてのヤゴの救出です。
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↑ 1年生をサポートする上級生です。
少人数の学校ならではの良さでしょうか。
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↑ 捕まえたヤゴはプールサイドで、赤組の人たちが仕分けします。
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↑ 今度は赤組の番です。
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↑ おお、たくさんいるね。
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↑ 捕まえたヤゴの一部は、全児童がペットボトルでつくった容器で飼い、羽化の観察をします。
観察用以外は校庭のビオトープに放します。


  プールには、ヤゴ以外の生きものもたくさんいました。
  子どもたちが捕まえたその一部を紹介します。
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↑ マツモムシの幼体(上)と成虫です。
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↑ ニホンアマガエルです。

  今年救出されたヤゴの総数は、例年とほぼ同じ600頭ほどでしたが、
  ギンヤンマなどヤンマ科のヤゴが全体の7割近く占め、例年多いトンボ科のヤゴが少なかったです。
  その要因としては、昨年プールの使用が終わってから、産卵基質用にと、朽木を5本、水面すれすれに置いた
  ことにより、ギンヤンマなど大型のヤゴが増え、小さなヤゴが食べられた可能性があります。
  今後、枯れ草だけでなく、朽木も設置するかどうかは、児童たちで話し合ってもらうことにしました。


  今日のおまけは
  校庭の隅にいたハラビロトンボの♂です。
  ちなみに五ヶ丘東小学校のビオトープにはこれまで28種のトンボが戻っています。
  トンボは翅がありますから、多様な環境を創設すれば、トンボたちが産卵適地として選んでくれるようです。
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by tombo-crazy | 2016-06-02 20:05 | トンボの棲む環境 | Comments(0)
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