水辺の整備

   2016年10月4日(火)曇り時々雨 気温28℃(10:30)

   今日は、カエル谷の作業日でした。
   秋雨前線を台風が刺激したせいか、山間部は雨がたくさん降ったらしく、取水口や沈砂池は土砂でいっぱいでした。
   それに元気なイノシシたちが、畔などを崩してくれますので、やらなければならない作業がいっぱいです。
   そんなわけで、草刈りは止めて、土木作業で汗をいっぱいかきました。
   人間の力は知れていますが、一人では大変なことも、何人かでやると、いろいろ出来るものです。
   憎っくきイノシシめ何て野暮は言わず、腹は立てずにコツコツと続けることだと思っています。
   続けることで、トンボたちもカエル谷の水辺を、生息地として認知してくれます。
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↑ 柳オアシスの横の水辺の止まり木に、トンボでなく、オオカマキリがいました。
何を狙っているのかな…などと話していたら…
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↑ いきなり水の中に飛び込みました。
両生類ではありませんので、もがいています。
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↑ やや落ち着いたところです。

暫く水草につかまって静かにしてました。 獲物を捕る訳でもなさそうです。
何のためにダイビングしたのでしょうか?
実は、ある生きものに洗脳された悲しい行動なのです。 ( 下記参照ください。 )


    〔 ご参考 〕
       ハリガネムシと言う水生生物がいます。
       見た目はその名の通り針金のようですが、観ていると動くので、生きものであることが判ります。
       ハリガネムシの幼虫は水生昆虫などに食べられることで、その体内に入ります。
       トンボの場合は、幼虫であるヤゴの時代に餌として体内に入ります。
       やがてヤゴは水辺の生活とさよならをしてトンボになって生活するのですが、
       運の悪いトンボは、カマキリに食べられます。
       ところがです、トンボの体内にはヤゴの時代に食べたハリガネムシが寄生していますから、
       次の段階では、ハリガネムシはカマキリの体内に寄生して育って行きます。
       しかし、カマキリにとって悲しいのは、体内で成長した水生生物のハリガネムシが、
       繁殖のため水辺に戻るとき、自分で歩いて行ったりせず、
       カマキリを洗脳して、カマキリを水の中に向かわせるのです。
       ですから、水に飛び込んだカマキリを暫く観察していると、カマキリの体内からハリガネムシが出て来ます。
       自然界の生物の中には、不思議な行動パターンを持つものが意外といますね。
       気持ち悪いと思う方もいるかも知れませんが、食物連鎖の一環でもあり、子孫を残すための仕組みなのです。

       更に詳しく知りたい方は、下記のサイトなどをご覧ください。
          http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141030/422341/
          http://www.alpacapacas.com/archives/1240
       

   今日のおまけです。
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↑ ミズオオバコです。 葉がオオバコに似ています。




by tombo-crazy | 2016-10-04 21:45 | トンボの棲む環境 | Comments(0)
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