ノシメトンボの産卵を見に

   2016年10月16日(日)晴れ 気温27℃(11:15)

   かつて加茂地方の山間部にはノシメトンボが多数いましたが、8年ほど前から、ほとんど見かけなくなり、
   ノシメトンボを観るために、旧作手村(現新城市)や、設楽町へ遠征してましたが、
   県内では最も数多くいた旧作手村も、5年ほど前から、その姿を観ることがほとんど出来なくなりました。
   村の関係者のお話では、農薬の空中散布が影響しているとのことです。

   ノシメトンボは、稲刈り前の田んぼで連結打空産卵しますから、ナツアカネと共に絵になります。
   どちらもいいのですが、ノシメトンボの漆を乗り重ねたような渋さは、何とも言えない味わいがあり、
   私にとって、年に一度は見たいシーンなのです。
   ただ、そんな思い入れのあるトンボにも関わらず、
   天候不順や、やりくりが付かず、10月半ばになってしまい、稲刈り前の田んぼもほとんどありません。

   諦めかけたとき、以前山の中の水辺で、イネ科植物の上で産卵するノシメトンボを見てたことを思い出し、
   今日、行って来ました。

   今回も、地図とコンパスと、剪定ばさみを持ってのトンボ見です。



  その ① ため池  10:05~

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↑ 東の神社から道のない尾根を歩いて辿り着いた池です。
アオイトトンボとネキトンボ、マユタテアカネが数頭確認しただけでしたが、
チョウトンボや、もしかしたらベニイトトンボも期待できそうな池でした。




   その ② もう一つの水辺  11:25~

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↑ 水深はありませんが、イネ科やカヤツリグサ科の植物が繁茂した水辺です。

   岸辺で休むノシメトンボの♂が3頭いただけで、産卵ペアはいなかったので、
   お茶を飲みながら暫く待ち、2ペアの連結産卵と、1頭の単独産卵を観ることが出来ました。
   暑かったですが、待って良かったです。
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↑ 12:30頃になって観ることの出来たノシメトンボの産卵です。
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↑ 岸辺で休むノシメトンボの♂たちです。


他には以下のようなトンボがいました。

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↑ コノシメトンボ ♂
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↑ ネキトンボ ♂
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↑ ヒメアカネ ♂
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↑ アオイトトンボの連結産卵







  

   

   
   

by tombo-crazy | 2016-10-17 21:45 | トンボ見て歩記 | Comments(1)
Commented by saku at 2016-11-04 22:48 x
はじめまして。新潟のさくと申します。ブログいつも楽しく見てます。

ノシメトンボ、やはり各地で減っているんですね…
こちらの地方も、激減しています。
こっちではアキアカネは郊外、山沿いの地域に行けば相当な数が未だ見られるのに対し、ノシメはかなり少ないです。
子供の頃(20年前)は両種で勢力を二分している様な状態だったのですが、なんでノシメばかりここまで減ってしまったのか、謎です。

アキアカネも昔に比べ減少しています。が、今年はここ3年間では一番多かった気がします。
地元JAの稲の箱処理剤が例の系統の薬剤から一部切り替わり始めたようで、もしかしたらそれが原因なのかなと。
(実際のところは分かりませんが…)
田んぼの多くが、大体4月中旬~5月中旬で水入れ~田植えをするのでトンボの生活史にも合っているし、
薬剤さえどうにかなれば復活はあり得るんでしょうかね?


カエル谷での活動、素晴らしいと思います。頑張って下さいね!
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