2008年10月2日
SSさんたちと、金蔵連の矢澤さんの田んぼの手伝いに行って来ました。
田んぼのある金蔵連(ごんぞうれ)は、もみじで有名な香嵐渓から足助川の支流を更に奥に入った所にあり、
武田信玄の隠し金山があったと伝えられる、いわゆる限界集落です。
矢澤さんは、奥さんと共に、50年以上コメ作りを続けて来られ、いつお訪ねしても田んぼの周りはきれいに草が刈られていて、
私たちの田んぼとは大違いで、教えていただくことがたくさんです。
昔ながらのコメ作りですから、田んぼの周りには、いろんな植物や生きものがいます。
今日は、稲刈りの予定でしたが、連日の雨で田んぼに水が溜まっていたため、稲刈りは途中で止め、
はざ(稲架)作りと、はざ掛けをしました。
写真、はざ杭にとまっているのがミヤマアカネの♀です。
他には、アキアカネや、ヒメアカネ、アオイトトンボ、オオアオイトトンボ、アジアイトトンボなどがいました。
こちらがミヤマアカネの♂です。(上記写真は、いずれも2008.10.2 金蔵連で)
↑ 成熟♂ (2006.9.4 金蔵連)
↑ 成熟♂ (2009.9.7 金蔵連)
↑ 未成熟♀ (2009.9.7 金蔵連)
↑ 未成熟♀ (2009.9.7 金蔵連)
全国各地で、山間の田んぼが消えようとしています。
田んぼと共に生息して来たなつかしい生きものたちを次の時代につなぐためにも、
田んぼの存続や再生を、町の人たちも力を合せてやれたらと思います。