カテゴリ:トンボの棲む環境( 32 )

プールのヤゴ救出大作戦

  2016年6月1日(水)晴れ

   五ヶ丘東小学校で、9回目の「プールのヤゴ救出大作戦」がありました。
   私たちカエルの分校もお手伝いです。
   カエルの分校と五ヶ丘東小学校とは10年ちょっとのお付き合いで、
   児童たちには、毎年夏にカエル谷へ遊びに来ています。
  
   五ヶ丘東小学校は、トヨタ自動車の本社から東へ4Kmほど行った所に位置し、
   五ヶ丘団地が出来て暫くは、五ヶ丘小学校と共に市内でも有数のマンモス校でしたが、
   現在は児童数100人ほどの学校で、団地が出来た当初の第二世代の子どもたちが通学しています。
   児童数は少ないですが、少ないだけにまとまりがあり、野生の生きものたちのことを考えた特色のある教育が実践され、
   2016年1月末には、全国学校、園庭ビオトープコンクールでは、これまでの地道な活動が認められ環境大臣賞を頂きました。
   その特色は、10年前に校庭の隅に造成した水辺だけをビオトープと考えず、学校敷地内の草原、畑、樹木、プールや、
   団地造成のとき残った学校と隣接する見晴らしの丘なども含めて、生きもののいる「五東ビオトープ」として、その保護と、学びの対象としているところです。

  
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↑ プールに設置していた16本の登り木には、羽化殻がいっぱい付いていました。
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↑ 全校生徒を二つに分けてのヤゴの救出です。
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↑ 1年生をサポートする上級生です。
少人数の学校ならではの良さでしょうか。
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↑ 捕まえたヤゴはプールサイドで、赤組の人たちが仕分けします。
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↑ 今度は赤組の番です。
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↑ おお、たくさんいるね。
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↑ 捕まえたヤゴの一部は、全児童がペットボトルでつくった容器で飼い、羽化の観察をします。
観察用以外は校庭のビオトープに放します。


  プールには、ヤゴ以外の生きものもたくさんいました。
  子どもたちが捕まえたその一部を紹介します。
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↑ マツモムシの幼体(上)と成虫です。
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↑ ニホンアマガエルです。

  今年救出されたヤゴの総数は、例年とほぼ同じ600頭ほどでしたが、
  ギンヤンマなどヤンマ科のヤゴが全体の7割近く占め、例年多いトンボ科のヤゴが少なかったです。
  その要因としては、昨年プールの使用が終わってから、産卵基質用にと、朽木を5本、水面すれすれに置いた
  ことにより、ギンヤンマなど大型のヤゴが増え、小さなヤゴが食べられた可能性があります。
  今後、枯れ草だけでなく、朽木も設置するかどうかは、児童たちで話し合ってもらうことにしました。


  今日のおまけは
  校庭の隅にいたハラビロトンボの♂です。
  ちなみに五ヶ丘東小学校のビオトープにはこれまで28種のトンボが戻っています。
  トンボは翅がありますから、多様な環境を創設すれば、トンボたちが産卵適地として選んでくれるようです。
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by tombo-crazy | 2016-06-02 20:05 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

トンボの生息地を守る人たち

9月19日(日)快晴 気温 26~30℃

 久々の快晴に、上海での仕事を終えて帰国したいよさんを誘い、今年初めて日吉の池に行って来ました。
 目指すはマダラナニワトンボです。
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 現地へは10:30に着きました。
 例年と比べ、池の水位が15cmほど低下しています。
 どうしてだろうと吐き出し口を確認すると、水位調節板が外されていました。
 どうやら近く保全作業があるようです。

 マダラナニワトンボが水辺へ出て来る時間は、ほぼ決まっていて、この池の場合、今の時期は11:15頃です。
 それまでの間、ネキトンボの産卵などを楽しませて頂きました。

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▲ ネキトンボです。
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▲ マユタテアカネです。
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▲ ルリボシヤンマです。

 11:07 最初のマダラナニワトンボの♂が単独で水辺へ来ましたが、日の当たる水面近くを避け、木陰の草地の上でホバーリングをしたり休んだりを繰り返した後、どこかへ消えてしまいました。
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 11:16 連結したペアが来始めました。
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 ▲ 連結や単独で産卵するマダラナニワトンボです。(11:16~12:30)

 12:30までの間に、10ペアほど産卵に来ましたが、例年と違った行動が観られました。
 それは、
  ①産卵している時間が数10秒と短い。
  ②産卵を中断しては木陰に入り数10秒休憩し
  ③再び戻って来て産卵する。
  ④中には連結を解いて、単独産卵に移るペアもいた。
  ⑤弁財天を祭っている島の木陰で連結産卵していた4ペアは、1分近く産卵を継続。
 どうも気温が高過ぎることがこのような行動になっているのではと気温を測ると、木陰が26~27℃に対し、
 例年産卵が集中する東側の草地は日向になっていて、気温が30℃ほどありました。
 やはり、高過ぎる気温が、上記のような行動を採らせたようです。



 マダラナニワトンボの姿が見えなくなった頃、岐阜ナンバーの軽トラックなどが10台ほどやって来ました。
 地元、日吉町の文化財保存会の方々で、今から草刈りと、池の中に増えたフトイなどの除去をされるとのことでした。
 なお、昨年の申し送りで、マダラナニワトンボの産卵に悪影響が出ないよう草を刈るとのことで、どの辺を残したら良いか教えてほしいということになり、
 水際から2.5~3mの範囲の草を残して頂けると、マダラナニワトンボの産卵場所が確保されますとお話すると、気持よく対応してくださいました。
 昨年は、草刈りのほか、無断持ち込みにより繁茂した西洋スイレンの取り除きをされています。
 史跡でもある弁財天池には、マダラナニワトンボなどの貴重なトンボのほか、メダカなどの生きものと、ヒツジグサ、ジュンサイ、ノハナショウブなどの貴重な植物があり、
 地域の方々が力を合わせ、後世に残そうと毎年保全活動をされています。
 私たち地域外の人間は、このようなみなさんの長年の努力のおかげで、トンボや景観を楽しませてもらっていますので、トンボやヤゴを持ち帰ったりの荒らしをしないようにしたいと思います。

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 ▲ 弁財天池の保全作業をする日吉町文化財保存会のみなさまです。
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▲ ヒツジグサの花とジュンサイなどの水草です。

 トンボを楽しませて頂いた上、冷たいお茶をありがとうございました。 感謝感謝


 ★おまけ★

 ①弁財天池の少し手前で、立派な角のニホンジカを観ました。
 この辺りでは初めてのことです。
 運転中だったため、写真には撮れませんでしたが、しばらく立っていたので車の中からじっり観ることが出来ました。

 ②日吉小中校南の田んぼで
 ナツアカネとノシメトンボを観ることが出来ました。
 来月初め頃にはたくさん観れると思います。
 

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by tombo-crazy | 2015-09-19 21:53 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

秋の気配

8月23日(日)うすぐもり

 平成の合併で新城市に編入された旧作手村のトンボ観察会に行って来ました。
主催は作手高原の自然に親しむ会です。
観て回ったのは長の山湿原近くのため池などです。

 旧作手村は、本宮山(789m)巴山(720m)竜頭山(752m)などを有する山林面積が約9割ほどの村ですが、通常の山の村の印象とは異なります。
初めてよそから作手村に入った方は、かなりの山道を登って来たにも関わらず、村に入ったとき広々と広がる水田の姿に驚かされるかと思います。
地形的には隆起準平原と言われる平均標高550mの村なのです。
そのため、年平均気温が12.5℃、年間降雨量が2300mmと愛知県内では特異な気象条件にあり、長の山湿原を始めとした中間湿原群や、豊川や巴川の水源域を構成する渓流や、上流域でありながらゆったり流れる河川があるため、トンボがたくさんいる村で、かつては愛知県の84%のトンボが生息してましたが、近年、種も数も急速に減らしています。
作手高原の自然に親しむ会のみなさんは、自然を楽しむだけでなく、より良い自然の復活や、村の中にある湿地群をラムサール登録湿地にしようと活動されています。
今回のトンボの観察会もそれらの活動のひとつで、「作手をトンボの里に!」したいとの想いがあり、私もお手伝いさせて頂いているのです。

前置きが長くなりましたが、赤くなり始めた赤とんぼなどのトンボを観ることが出来ました。

▼ 気温が30℃近くありましたので、飛んでいる赤トンボはいませんでしたが、ウスバキトンボが気持ちよさそうに飛んでいました。
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 しばらく歩いていると、先ほどまでたくさん群れ飛んでいたウスバキトンボがいなくなりましたので、みなさんに探して頂きました。
ウスバキトンボは、あまり停まることなく滑空を繰り返すトンボですが、一斉にお休みモードに入ることがあります。
リーダーとなるトンボがいるのでしょうか?
他のトンボにはあまり見られない行動のようです。
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▲ と言うことで探してみると、鹿避け柵や、ちょっとした草むらや灌木の枝にウスバキトンボが停まっていました。

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▲ 大半は淡い色でしたが、成熟し真っ赤になったマユタテアカネの♂もいました。
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▲ ノシメ型と言われる翅の端に黒い班のあるマユタテアカネの♀もいました。
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▲ ほぼ成熟したリスアカネの♂です。 マユタテアカネの場合、一部の♀だけに翅の端が黒い斑紋がでますが、リスアカネやコノシメトンボ、ノシメトンボの場合、斑紋があるのが標準になります。
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▲ ネキトンボの♂です。産卵は見れませんでしたが、他のアカネ属より成熟が早い感じで、どの個体も真っ赤になっていました。
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▲ ヒメアカネの♀です。
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▲ 大半のヒメアカネは未成熟でしたが、中には赤くなったヒメアカネ♂もいました。
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▲ モノサシトンボの♂です。

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▲ 小さなガを捕食するキイトトンボです。
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▲ オオルリボシヤンマの♂です。
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▲ オニヤンマの♂です。

 池の上を周回しているオオヤマトンボをゲットしたのですが、子どもたちと観ていて写真を撮るのを忘れてしまいました。

 9月27日には、作手の田んぼで赤とんぼの観察会を予定しています。



 ご参考

 これまで作手で観察されたトンボです。
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by tombo-crazy | 2015-08-25 21:12 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

庭に来たギンヤンマ

2015年8月11日(火)晴れ

洗濯ものを干していたら、ギンヤンマが近くでうろうろしてました。産卵場所を探している感じです。
急ぎ洗濯ものを干して、カメラを取って来ました。
やはり産卵でした。

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by tombo-crazy | 2015-08-11 08:30 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

ウスバキトンボ

8月8日(土)晴れ

夕方、家に戻り車庫入れしようとしたら、フロントガラスの前をウスバキトンボがふわふわと横切りました。
停まりそうな気配でしたので、車を入れるのを止めて車内から観察していると、生垣の隅に消えました。
静かにドアを開けて覗き込むと、1頭のウスバキトンボが停まっていました。
どうやら今夜はここがねぐらのようです。

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by tombo-crazy | 2015-08-09 15:03 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

カエル谷へお客様

5月13日(水)うす曇り

今日は、うれしいうれしい1日でした。
と言うのは、県の農業総合試験場の研究員の方々が「田んぼのカエルの保護の研究」のため、カエル谷を訪ねて下さったのです。
現場を観て頂きながら、カエルたちの置かれている現状(特に圃場整備された田んぼ)などについて、3時間半ほどお話しが出来たのです。
私からも、圃場整備された田んぼの問題点と、カエル復活のための方策(案)を説明させて頂きました。
トンボ屋さんたちが感じてられるように、カエルが世代交代出来る田んぼは、トンボも安心して世代交代出来る田んぼなのです。
そして、カエルもトンボも、かつては益虫として、農家は大事にし、子どもたちは学校でも教わったのです。
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▲ カエルを撮ろうとしている研究員の手に停まるシオヤトンボ。 トンボも歓迎の気持ちを込めているのでしょう。
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▲ お二人の研究員です。

日本のコメ作りを取り巻く環境は、近年、ますます厳しくなっています。
そう言う中で、農業の専門の方々から、コメを作るだけでなく、生きものにも配慮したコメ作りの研究をして頂けることに、感謝と喜びを感じました。
向こう3年計画で、形あるものにとのことでしたので、法人を含む農家の方々が、自分たちのコメ作りに合ったメニューを選択し実践出来るよう、複数メニューの提示をお願いさせて頂きました。
今後も、出来るだけ、ご協力させて頂こうと思います。

トンボとコメ作りの関係に関しては、石川県立大学の田哲行先生のアキアカネの研究が知られていて、他にも何人かの方々が調査、研究をされ、実験などもされています。
それらによれば、①育苗期に使われているフィプロニルと言う農薬の影響が大きい。
他には、②品種の多様化により、アキアカネの生活史とコメ作りの農事暦にズレが出ている。
などがアキアカネ減少の大きな要因であることが報告され、既知のこととして関係者の間で認識されつつあります。
①については、私自身、旧作手村の調査で確認しています。
その他に、私自身、危機感を持っているのが、③コメ作りを毎年続けてない田んぼの増加です。
例えば、本来ならヤゴが育つ時期に水がなく、コメに代わって、小麦などが栽培されていたり、何も植えてなかったりすることです。
そして、それらの田んぼの中には、前年の秋、アキアカネが産卵しているところがあると言う事実です。
アキアカネにとって来春田んぼに水が入らないとの予測は出来ません。結果、無駄な産卵になっているのです。

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▲ 手前だけが田植えの準備中で、奥は全て小麦が栽培されていました。 (2015.5.5 畝部地区)
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▲ 昨秋、アキアカネやコノシメトンボが産卵していた田んぼでしたが、水が入っていません。 (2015.5.8 西田地区)
アキアカネの卵が孵化してヤゴになり、無事羽化してトンボになるには、4月中頃には田んぼに水が入り、
羽化が終わる6月下旬頃までは、田んぼに水が入っていることが重要なのですが…。
ちなみに、アキアカネの卵は乾燥に強いため、冬場、田んぼに水がなくとも問題はありません。

カエルの場合、種により、産卵の時期は異なりますが、昔から田んぼと共に生きて来たアマガエルやトノサマガエルなどは
ほぼ、アキアカネと同じ期間に田んぼに水があることが、世代交代をして行くための必要条件になります。

農業の効率化からすれば、一面、小麦なら小麦を栽培するのが理に適っているのかも知れませんが、モザイク状にするなど、隣合う田んぼではコメ以外は作らないなどの仕組みの開発が待たれます。
なお、カエルの場合、圃場整備後の田んぼでは、農道を通り抜ける車などによる交通事故死も無視できません。

追記
6月4日の畝部地区の写真を追加します。
この時期に、昨年田んぼだった所に水が入ってないのですから、アキアカネなどアカネ属のヤゴにも、アマガエルやトノサマガエル(地域によってはダルマガエル)、ヌマガエルなどのカエルたちは、産卵して世代交代が出来ませんから、この付近から絶えて行くしかありません。
農業関係者も含めた、なつかしい生きものたちを絶やさないコメ作りへの知恵と実践が待たれます。
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by tombo-crazy | 2015-05-13 22:00 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

庭でシオカラトンボが羽化 および 今朝のカエル谷で

 2014年7月20日、トンボ狂会仲間のキティコさんから素晴らしい便りが入りました。
ダガヤさんとキティコさんが、昨年、トンボのためにと庭に造られたタライでビオトープで、
シオカラトンボが10頭羽化したとの知らせでした。

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          ▲ 写真は7月7日の七夕の朝、出勤の時見つけられた羽化中のシオカラトンボです。

 キティコさんのコメントです。
 「まっ白で、羽化直後のイナバウアー状態で、私も初めて、間近で見るシーンでしたので、大感激でした!
主人はきっと見たことがないシーンだったと思います。」

 私たちの友人のダガヤさんが突然旅立たれてから、今日で半年と3日が経ちました。
天国にいるダガヤさん、シオカラトンボの羽化の写真をアップしましたので、観てくださいね。
トンボたちも、ダガヤさんのところまで、飛んで行きますよ。

ところで、ダガヤさん、七夕の日は、キティコさんに会いに来られましたね。
これからも、時々、会いに来てあげてくださいね。

謹んでご冥福をお祈り致します。  合掌

追記 マルタンヤンマ
 今日21日早朝、カエル谷へ水回りの点検に行き、取水口の補修の後、トンボ上池で2頭、トンボ池で1頭、
計3頭のマルタンヤンマの産卵を目撃しました。時間は6時半頃です。
カメラを持ってなかったので写真は撮ることが出来ませんでしたが、5時頃からカエル谷へ入れば、マルタンヤンマの産卵が撮れるかも知れません。
みなさん、いかがですか!
なお、産卵場所は、ヨシやスゲの根元で、見つけにくい所でしたが、知らずに近づいたため、飛ばれてしまいました。
 それと、水辺の草が伸びていますので、マムシにご注意ください。今朝も1頭見ました。
by tombo-crazy | 2014-07-21 19:17 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

マルタンヤンマの羽化を観に  その①

  6月22日(日) 雨 気温 19.5~19℃ (9:10~10:30)

  朝から雨でしたから、外出はやめて、気になっている仕事を片付けようとしていたら、夢さんから着信。
  「こんな天気なので、今からでもマルタンの羽化が観れると思うよ…。」
  「今、どこ?」
  「〇〇町の水辺。さっきまで、マルタンの羽化を観ていた…。」
  「懐かしいなぁ。あの辺りは20年ほど前に、よく行ったよ…。」
  と、まあ、こんなやり取りをしてしまった私は、いそいそとカエル谷へ向かいました。
  私たちのフィールド・カエル谷もマルタンヤンマはいるのです。
  ただ、マルタンの羽化は明け方には終わることが多く、明るくなって出かけて行っても、観るのは羽化殻がほとんどです。
  そう言えば、数年前に見た時も雨の日でした。

  結果
  現実は厳しく、マルタンの羽化は観れませんでした。
  ただ、キイトトンボやモートンイトトンボ、モノサシトンボたちが、雨の草の間を元気に飛び回っていたのを確認出来ました。
  他には、ショウジョウトンボが雨の中で6個体羽化していて、写真に撮ろうと近づいたら、全て逃げられてしまいました。
  傘をさしてましたから、いくらなんでも目立ち過ぎですよね。 

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  ▲ 先日見つけたマルタンの羽化殻です。 眼力のある夢さんは10個体ほど見つけています。
by tombo-crazy | 2014-06-23 18:35 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

竹村にアキアカネがいました。  その⑤

  6月19日(木) 曇りのち晴れ 気温16℃(5:26)~32℃(8:32) 畔の上30cmで

  16日でアキアカネの羽化調査を終えたつもりでしたが、このところの早起き調査のせいか、早く目覚め、雨も止んでいたので、SIさんの田んぼへ出かけました。
  昨日は昼少し前から雨が降り、夜も降っていたので、羽化はほとんどないと判断しての確認のつもりでした。
  野生の生きものの場合、どんな種でもそうですが、調査地に探す生きものがいるかどうかは、生息環境と対象の生態に合わせた調査を繰り返すことで、
  いたかどうかは明らかになります。
  ただ、その地で世代交代をしているかや、そこにはいないことの証明は、限られた時期に数回足を運んだくらいでは判らない場合がほとんどです。
  故に、一般的に言われる雨の日や、雨の後は、羽化は少ないとの定説を確認するつもりが、結果は、これまでの4日間の、日にち別確認数を上回る43頭の羽化を確認し、
  定説で安易に納得してしまうのではなく、自分で確認することの大切さを痛感しました。
  なお、43頭の内訳ですが、♀ 28頭、♂ 12頭、全身が確認できないための性別不明が3頭でした。
  内、1頭は羽化し始めから初飛行まで観察できました。   
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  羽化のし始めです。 静止位置で腹部の先端側を羽化殻の中に残して、頭を下にしたトンボ科などに見られる倒垂型の羽化です。   (6時12分07秒)
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  羽化殻から全身を出し、自分の脚で羽化殻につかまり、頭を上にして、余分な水分が抜け、翅が広がり、初飛行を待ちます。 (6時33分47秒)
  この時点で、アキアカネの♀であることが明らかになりました。
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  翅の縮みもなくなり、翅の透明度が増してきました。   (7時36分42秒)
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  体内の水分も抜け、スマートになって来ました。   (8時4分30秒)
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  翅が広がりました。   (8時11分33秒)
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   身体もスマートになり、体色もアキアカネらしくなりました。時折、翅を震わせます。もうじき初飛行のようです。   (8時27分6秒)

   今朝、羽化が観れたのは、この1個体だけで、他は初飛行待ち状態でした。
   前日の雨の影響なのでしょうか、これまでと比べ、羽化に要する時間が長く、およそ2:20掛かって、羽化を終えて、初飛行に飛び立って行きました。
   


   以下、今日確認出来た初飛行を待っていたアキアカネの写真と、田んぼにいた生きものです。
   不思議なことに、彼らは近づいてもほとんど飛ばず、じっと体温の上昇を待っているようでした。

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  ▲ アキアカネの♀です。

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  ▲ アキアカネの♂です。

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  ▲ 性別不明などです。


  5日間で日ごとに確認したアキアカネの数です。 ♂ 27頭に対し、♀が67頭で、♂:♀の比率は、おおよそ 3:7 でした。
  なお、調査は、田んぼの周囲を畔に沿ってゆっくり歩き、畝の数で畔から5列ほどのイネに付いているかを目視確認しました。
  7月に入る頃は、コノシメトンボの羽化が期待されるのですが、中干しのため、近日中に田んぼの水を抜くとのことでした。

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   他に出会ったトンボや小さな生きものたちです。

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by tombo-crazy | 2014-06-20 14:48 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

今日もサラサヤンマ

2012年6月14日 (木) 曇り


14時半に家を出て、先日サラサヤンマを見たフィールドへ向かいました。狙いは産卵の写真を撮ることです。
現地へ着くと、見覚えのある車がありました。 林の外から声を掛けます。
    「〇〇さん、どうだい?」
    「まあまあ…」
現地へ着いたのは15:20頃でした。17時頃まではチャンスありとのことで、粘ったのですが、
交尾と産卵は、一瞬だけ見ることは出来たのですが、写真に撮ることは出来ませんでした。
しばらく梅雨の雨なので、写真は来年の楽しみになりそうです。

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 ↑ 友人の胴長に止まったサラサヤンマの♂です。
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以下の写真は、友人が撮ったものです。 来年こそは…です。
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by tombo-crazy | 2012-06-14 23:21 | トンボの棲む環境 | Comments(0)