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シーズン最後のトンボ

2008年12月12日

カエル谷で、ヒメアカネと、オオアオイトトンボを見ました。
今年の終認かなと思っていたら、もっと遅くまでいました。
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↑ オオアオイトトンボ老成♂です。 特徴である腹部の金属光沢の緑青色が消え、錆び色になっています。
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↑ ヒメアカネ老成♂です。 
 

12月20日

昼からカエル谷へ行くと、午前中から遊びに来ていた子供たちが「赤とんぼがいたよ!」と知らせてくれました。
しばらくすると、 「またいたよ!」と、再び子供たちの元気な声。
さすがに翅は傷んでいましたが、ヒメアカネの老成した♂でした。
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↑ 子どもたちが見つけたヒメアカネ♂です。
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↑ 子供たちは、焚き火で焼き芋パーティをしていました。
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 ↑ 氷の張った水辺で遊ぶ子どもたちです。 子どもは風の子ですね。
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↑ トンボ池から氷を持って来てくれました。

12月20日のヒメアカネは、これまでの終認記録です。
子供たちの自然を見つめる眼が年々向上して来たようで、うれしかったです。

トンボに限らず、ほとんどの小さな生きものたちは、人間と比べると短命です。
私たち人間は、気温が下がって来たので、そろそろお迎えが来ると言う目でトンボを眺めていたのですが、
トンボたちは、いつものように、日差しのある間は日向で翅を休めたりして、淡々と生きていました。

人間の寿命が、例えば30年しかなかったら、もっと優しくなれるのだろうか。
トンボのようにお迎えが近くなっても、静かに生きることが出来るのだろうか…。
あまりにも欲深くなった私たちです。
他の生きものたちには、私たち人間はどんな風に見えているのだろうか。
偉そうにしている割には、自分自身のことのほとんどが出来ず、意外と臆病な私たち人間です。

派遣や期間従業員の人たちが、企業論理の中で使い捨てにされている現実。
工場の入口で窮状を訴える人。
しかしビラを受け取る人はほんの僅か。
監視の目が怖いのだろう。
でも、明日は我が身と思うのですが。
生きものたちのように、人間も、限られた餌(賃金)を分け合って、つつましく生きてほしいものです。
消えて行くトンボを見ていて、そんなことを思いました。




by tombo-crazy | 2008-12-20 21:36 | トンボ雑記 | Comments(0)