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ベニイトトンボ (イトトンボ科)

ベニイトトンボは、名前のイメージから、もっと明るい色合いと思っていたのですが、実際に出会って見ると、アオモンイトトンボの♀などの赤褐色型の色合いとも少し違う、少しくすんだ赤味がかったトンボでしたが、
それはあまり陽の当たらないところにいるせいでもあることも知りました。
たまに木漏れ日の中でその姿を見ると、中々きれいな色合いをしていました。
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↑ ベニイトトンボ成熟♂ (2009.8.6 宇佐市宇佐八幡宮)
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↑ ベニイトトンボ成熟♂ (2007.9.11 磐田市)
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↑ ベニイトトンボ成熟♀ (2007.9.11 磐田市)
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↑ ベニイトトンボ交尾♂ (2009.8.6 中津市野依新池)
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↑ ベニイトトンボ連結♂ (2009.8.6 中津市野依新池)
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↑ ベニイトトンボ連結植物組織内産卵  (2005.8.20 磐田市鶴ヶ池)

ベニイトトンボは加茂地方にもいるようですが、私はまだ確認出来てないので、来シーズンには、ぜひ確認したいと思います。


追記
2009年9月8日、カエル谷で♂1頭を初めて確認しました。
   いつの日か♀と一緒に来てくれ、定着してくれたらと思います。

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↑ カエル谷で確認されたベニイトトンボ ♂ (トンボ狂会仙さん撮影)




 

by tombo-crazy | 2009-10-11 09:18 | イトトンボ科 | Comments(0)

ミルンヤンマ

2009年10月8日

台風18号の被害が気になり、金蔵連にある矢澤さんの田んぼを見に行ったときのことです。
渓流と田んぼとの境の潅木帯で、オニヤンマを小さくしたようなトンボがすぐ横を飛ぶのを目撃しました。 
時間は3時半頃で、天候は曇りでした。
今の時期に何だろう? 家に帰り可能性のあるトンボをおさらいすると、
ミルンヤンマ、カトリヤンマ、コシボソヤンマが考えられました。

10月10日

ハザ作りのため竹を切り出しに行ったとき、目の前をトンボが通り過ぎ、木の下へ消えました。
止まったなと思い、消えた辺りを注意しながら探すと、コナラの枝に止まっていました。
それはミルンヤンマでした。 私にとって初めての出会いです。
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↑ ミルンヤンマ成熟♂ (2009.10.10 11:40 金蔵連)

台風被害に遭った矢澤さんの田んぼも、仲間たちの応援で、水に浸かった稲を、再びハザに架けることが出来ました。


2011年10月6日

夕方、日進の丘陵地の田んぼへ、カトリヤンマの産卵を見に行ったら、
現地で出会ったトンボ狂会仲間のTHさんのおかげで、黄昏飛翔をするミルンヤンマを観ることが出来ました。
勿論、目的のカトリヤンマの産卵も、観て撮ることが出来ました。


2011年10月9日

トンボ狂会の仲間と遠征してのトンボ観で、岐阜県の関ヶ原へ行ったとき、運良くミルンヤンマに出会えました。
もっとも、見つけたときは離れていたこともあり、カトリ?ミルン?いや、コシボソでは?と結論が出ず、
パソコンで拡大した画像を見たら判るだろうと、とりあえずみんなで撮ったのでした。
網膜はく離で術後間もない私には、視力が落ちているので、判別能力は期待出来ません。
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↑ ミルンヤンマ成熟♂です。 写真はトンボ狂会のSSさんが撮ったものです。 (2011.10.9 10:51 関ヶ原瑞竜)


2012年 8月30日

アキアカネの調査で寧比曽岳(標高1121m)から富士見峠(標高1129m)への尾根を歩いているときミルンヤンマに出会いました。
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 ↑ 膝より低いところを行き来するミルンヤンマです。 4頭いました。
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↑ 帽子をひょいと振ったら運良く捕まえる事が出来たミルンヤンマの♀です。
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 ↑ ミルンヤンマの♀です。
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 ↑ ミルンヤンマがいた尾根上の道です。


追記

2015年8月1日、カエル谷でミルンヤンマが初めて確認されました。
羽化間もないところから、遠くから飛んで来たのではなく、
カエル谷の沢で羽化したと思われます。
灯台元暗しで、これまで一度も観てませんでした。
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↑ カエル谷で初めて確認されたミルンヤンマです。(♀)




                                 
by tombo-crazy | 2009-10-11 09:10 | ヤンマ科 | Comments(0)

ハッチョウトンボ (トンボ科)

 
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 ↑ ハッチョウトンボ成熟♂  (2007.7.22 田茂平)
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↑ 東海地方特有の湿地…池のほとりを構成していることもあります。 (2008.6.24 田茂平)
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↑ 東海要素植物群の代表とも言えるシラタマホシクサです。 (2007.7.22 田茂平)

私たちが住む加茂地方には、伊勢湾を取り巻く東海地方特有の小さな湿地が点在します。
それらの湿地には、 
    ・年間を通じ、湧水でジュクジュクしている 
    ・丘陵地にある
    ・表面が砂礫層で覆われている 
    ・地下に陶土層がある
    ・シラタマホシクサなどの東海要素植物群がある
などの共通点があり、山の斜面が崩れたり、雨で洗い流された所にあります。
 
そして、それらの湿地には、たいていの場合、ハッチョウトンボが生息しています。
ですから、わたしたちの地方では、普通種と言える身近なトンボです。

勿論、それらの湿地以外、例えば休耕田などにもハッチョウトンボがいることがありますが、
上記湿地と比べると、長い年月に渡って定着する例は少なく、一時的に生息している場合が多いように感じています。
定着しにくい要因としては、ハッチョウトンボが、体長2cmほどと小さなことが影響しているようで、
水位が増したり、背丈の大きな植物などが進出してくると、ハッチョウトンボにとっては捕食者である、大きなトンボや、蛙、クモ、野鳥などが増えることが影響しているように感じています。
実際、羽化したてのハッチョウトンボがそれらの餌食になっているのをたびたび目撃しています。
私たちが保全しているカエル谷や風の谷は、元々は休耕田でしたので、ハッチョウトンボは一時期いたものの、植生などの遷移で、現在は消えています。
将来的には、多様な環境を創出し、再び戻って来るのを願っています。
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↑ ハッチョウトンボ成熟♀ (2007.6.12 滝脇・七売)
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↑ 朝露をまとったハッチョウトンボの未成熟♂ (2005.6. 2 風の谷)
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↑ 逆立ち姿勢のハッチョウトンボ成熟♂ (2007.6.12 カエル谷)
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↑ ハッチョウトンボ成熟♀  (2007.9.11 長ノ山)
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↑ ハッチョウトンボ成熟近い♂ (2007.7. 3 長ノ山)
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↑ ハッチョウトンボ未成熟♀  (2007.7. 3 長ノ山)
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↑ ハッチョウトンボ成熟♀  (2005.5.25 田茂平)
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↑ 腹部の色合いが濃いハッチョウトンボ成熟♀ (2005.7. 1 風の谷)









by tombo-crazy | 2009-10-07 09:05 | トンボ科 | Comments(0)