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目的外でもカトリヤンマに出会う

       2012年8月29日 うす曇  現地 7:05~13:15

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              ↑ 家から高速を使って1時間半ほどのA池です。
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              ↑ 家から下道を50分ほどのB池です。
               どちらの池も湧水湿地が隣接しています。


               成熟前のマダラナニワトンボは、今頃どこでどうしているのかが知りたくて、早朝に家を出て、
               これまでマダラナニワトンボを確認していた二つのフィールドを回って来ました。
               目的としたマダラナニワトンボは、予想通り水辺にはいなく、林の中なども見て回ったのですが、
               見つけることは出来ませんでした。
               成熟が限られた時間帯しか水辺に現れないことから、もう少し粘ることも考えたのですが、
               33℃の蒸し暑さでは体が持たず、諦めました。
               でも、運良く、久々にカトリヤンマに出会うことが出来ました。
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              ↑ カトリヤンマの♀です。 (12:34 B池へ向かう山道で)
               文献などでは、朝や夕方活動し、昼中は、木などに止まって休んでいるとのことでしたが、
               歩いて行くこちらの気配に反応したのか、膝から腰くらいの高さを飛ん出くれたので気づくことが出来ました。
               ただ、飛びっぱなしではなく、すぐ止まるので、写真に撮ることが出来ました。
               薄暗かったのと時間帯が良かったようで、車の所から池までの幅2.5mほどの山道を220mほど
               歩いている間に4頭目撃することが出来ましたが、すぐに見失い、写真の♀1頭のみでした。
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              ↑ カトリヤンマを目撃した木々に覆われた山道です。
by tombo-crazy | 2012-08-30 05:55 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

再びルリボシヤンマを求めて

       8月26日 10:45~12:30 晴れ

                ルリボシヤンマへの想いがつのり、今日も懲りずに水辺へ出かけました。
                場所は、原生林が残る標高900mの奥三河の某水辺です。昨日よりは標高が220m高いので、
                生息の確立は高いと読んでのトンボ見です。

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                ↑ 今回観察した水辺です。奥のほうは湿地状になっています。
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                ↑ それらしいトンボが1頭飛んでいました。
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               ↑ 残念ですが、雰囲気的にはオオルリボシヤンマです。
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                ↑ 産卵するオオルリボシヤンマです。
                1時間以上粘って見たのですが、後から来た♂個体もオオルリボシヤンマでした。
                過去に記録はあるのですが、今回は確認出来ませんでした。

                でも、いいこともありました。
                足元で、ノシメトンボとタカネトンボの産卵が見れたのです。

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               ↑ ホバリングしながら岸辺の草地に空中産卵するノシメトンボです。 下の写真には卵が付いています。

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               ↑ 木陰の水辺では、タカネトンボらしいトンボが♀を探しているのでしょうか行ったり来たりしていました。
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               ↑ 暫くすると、足元の草の間で羽音がしました。?? 
                羽音は、産卵行動のタカネトンボでした。腹部先端を水面にちょんちょんと浸けていました。
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               ↑ 腹部先端には団子状になった卵塊があります。
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               ↑ 腹部先端を反らせ、岸辺の草むらに向けて卵を飛ばすタカネトンボです。
 

               目的にしたルリボシヤンマは見ることが出来ませんでしたが、間近にノシメトンボとタカネトンボの産卵が
               観れて、うれしいトンボ見となりました。

               トンボたちは、一度産卵モードに入ると、人の存在は気にしないようです。


 
by tombo-crazy | 2012-08-28 20:19 | トンボ見て歩記 | Comments(1)

ルリボシヤンマを求めて (愛知洞)

       8月25日 12:45~15:20 晴れ

                ルリボシヤンマを求めて、可能性のある標高の高い湿地状の池へ行って来ました。
                訪ねた所は、旧足助町愛知洞にある手入れされた人工林内にある水辺で、標高は680mほどです。

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              ↑ 10年ほど前に造られた管理小屋横の池です。名前は付いてないので、とりあえず一の池とします。
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              ↑ 一の池の翌年に造られた池です。こちらは二の池とします。
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              ↑ 6年ほど前に造られた池です。三の池とします。
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              ↑ 昨年造られた池です。他にも同様な池が林内には16ほどあるとのことですが、この池を四の池とします。
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              ↑ Sさんの林内最大の湿地です。 手前の水溜りは沢からの水です。
                この日は確認出来ませんでしたが、ヒメアカネなどが生息していそうでした。

       池のこと
                これらの池は、山の持ち主のSさんが、林道敷設で小さな沢を横切るときに、土で堰き止めて上を林道とし、
                くぼ地の部分を水辺のビオトープとしたもので、構造的には「谷池」になります。
                共通していたのは、沢の水量が通常はチョロチョロ位と少ないのと、緩やかな地形の所に造られてあり、
                大雨などによる堤体の決壊を避けてあること。
                それと植物や生きものの持ち込みをしてないことです。
                水草はヒルムシロでした。
                池にはカルガモが入るとのことですので、水鳥たちが種子の運び屋になっているようです。
                
       確認したトンボ

                期待したルリボシヤンマはいませんでしたが、オオルリボシヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、
                クロイトトンボ、モノサシトンボ、リスアカネ、ネキトンボがいました。
                なお、近くには池などがありませんから、これらのトンボは数十キロ先から飛んで来たことになり、
                トンボは環境さえ整えれば、やって来る可能性がある生きものと言えます。
                最も、数十キロ先にトンボが生息してなければ、ある種を除き可能性は低くなると思います。

       想い     
                全国各地で放置された田んぼなどを活用し、トンボの棲む水辺を再生したいものです。
                そして、子どもたちには、見るだけでなく、生きものに触れることが出来る自然と、昆虫採集を復活させて
                あげたいと願います。


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              ↑ ネキトンボの♂です。 今年の初見です。(一の池にて) 一の池と二の池に各1頭いました。
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              ↑ リスアカネの♂です。(二の池の畔で) 他の池では見かけませんでした。
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              ↑ モノサシトンボの♂です。(一の池の畔で) 一の池と二の池と三の池で各数個体いました。

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              ↑ オオルリボシヤンマの♀です。(一の池にて) 一の池と二の池と四の池にいました。
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              ↑ オオルリボシヤンマの♂です。(一の池にて) 一の池と二の池と三の池にいました。
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              ↑ オオルリボシヤンマの♀です。(四の池にて) 池が新しいので水草はありませんが、様子見に来たようです。
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              ↑ オオルリボシヤンマの産卵です。(二の池にて) 一の池と二の池で見れました。
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              ↑ ♀を求めてのオオルリボシヤンマのバトルです。(二の池にて)
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              ↑ 交尾を迫るオオルリボシヤンマの♂(左)と、逃げる♀(右)です。
               気持ちは解かりますが、嫌がるのを追うのは良くないですね。
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              ↑ オオルリボシヤンマの羽化殻です。 二の池だけでも8ヶ確認出来ました。
               なお、付いていた所は草ではなく、全て潅木で、水面からの高さは80~120cmほどでした。


               今回の調査地は、関係者以外立入り禁止ですが、Sさんのご好意でトンボを観ることが出来ました。
               また、池のことや、奥の池については車でご案内いただきました。
               改めて御礼申し上げます。 ありがとうございました。
               モリアオガエルも産卵に来るとのことですので、来年の梅雨時も含め再度お訪ねしたいと思います。

 
 
by tombo-crazy | 2012-08-26 22:57 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

アキアカネを求めて  その① 「蛇峠山」

       8月20日 うす曇り

               アキアカネの確認で、南信州の蛇峠山(標高1663.9m)と馬の背(標高1456.9m)へ行って来ました。
               歩き出しは、馬の背の駐車場(標高1510m)ですから、蛇峠山でも作業道を150mほどを登るだけです。

           ご参考  蛇峠山は、深田久弥さんが最後に山頂に立った隠れた名山です。 (なお、終焉の山は茅ヶ岳です。)
               

       馬の背 (11:10~11:40)
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              ↑ 馬の背です。背後の山は大川入山(標高1907.7m)です。
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              ↑ 群れ飛ぶ状態ではなかったですが、未成熟のアキアカネを50頭ほど確認できました。


       馬の背の駐車場~蛇峠山 (11:45~12:55 作業道)
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              ↑ 蛇峠山へ向かうアンテナ群の保守点検のための作業道です。
               歩いている人は、ハチ捕りに来られた方です。
               信玄のろし台跡までの約1500mを一時間ほど掛けての確認です。
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              ↑ アンテナがあるあたりが蛇峠山の山頂付近です。
               アキアカネは、信玄のろし台跡までで860頭ほど確認出来ました。
               なお、休憩したのろし台でも150頭ほどいましたので、数的には昔ほどではないものの、思ったよりはいた
               ように思います。
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              ↑ アキアカネたちです。ほとんどが止まっていました。

               愛知県のアキアカネは、イネの種苗期に使用される箱処理剤(フィプロニル(プリンス)やイミダクロプリド
               (アドマイヤー)により、激減していますので、蛇峠山のアキアカネのほとんどは、長野県の伊那谷や、
               愛知県境の平谷村や売木村、旧浪合村(現阿智村)あたりのものと思われます。
               箱処理剤の使用を止め、アキアカネを復活させたいものです。





          
by tombo-crazy | 2012-08-22 22:10 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

ひるがの高原

       8月13日 うす曇り

               村間ヶ池を見た後、30数年ぶりに、ひるがの高原に寄って来ました。
               勿論、トンボを期待してのことです。
               下調べもせずに行ったので、国道沿いにあった湿原植物園を見て回りました。
               意外と暑かったのと、時間が15時を過ぎていたせいか、トンボは探してやっと見つかるくらいでしたが、
               今シーズン初のアキアカネを見ることが出来ました。
               他にも、エゾトンボの仲間などを見ることが出来たことと、秋の植物が見れたので良かったです。

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              ↑ 湿原植物園内からのひるがの高原です。
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              ↑ アキアカネです。 昔なら、群れていたと思いますが、1頭だけでした。
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              ↑ エゾトンボの仲間です。2頭いました。
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              ↑ ミヤマアカネです。1頭だけでした。
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              ↑ ヒメアカネです。やはり1頭だけでした。
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              ↑ ウスバキトンボです。15~20頭ほど舞っていました。

               他には、秋の草花を見ることが出来ました。
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              ↑ オミナエシです。
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              ↑ サワギキョウです。
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              ↑ ヒヨドリバナ(白)とサワヒヨドリ(紫)です。
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              ↑ オトコエシです。
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              ↑ ミズギクです。
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              ↑ 日本古来のスイレンのヒツジグサです。ただ、園芸種のスイレンがあったのにはがっかりでした。
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              ↑ コバノギボウシです。
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              ↑ クルマユリです。
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              ↑ ワレモコウです。
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              ↑ マツムシソウです。
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              ↑ アキノキリンソウです。
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              ↑ シラヒゲソウもありました。

               何か、山野草のブログになってしまいましたが、時期を選べば、トンボももっといそうでした。
by tombo-crazy | 2012-08-19 21:32 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

村間ヶ池

       8月13日 うす曇り

               久々に天気が良さそうなので、岐阜県白鳥町の村間ヶ池に、トンボ見に行って来ました。
               白鳥町は、昔、スキーで何度か行きましたが、村間ヶ池を訪ねるのは初めてです。
               国土地理院の地形図で、標高があり、自然度の良さそうな池はないかなと、探し当てたのでした。
               結果は、期待した通りで、いつの日か、見たいトンボに合わせて再訪したいと思いました。

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               ↑ 標高732mの山の上にある村間ヶ池です。周囲は深い森になっていました。
               名前は池ですが、堤も何もない、自然に出来た沼のようです。
               水面には、ジュンサイ、コウホネ、ヒツジグサなどがありました。

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               ↑ エゾトンボの仲間です。 ♀を探しているようでした。
               村間ヶ池には、エゾトンボやルリイトトンボがいるとのことでしたが、捕まえなかったので種名は判かりません。
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               ↑ オオルリボシヤンマです。10頭ほどいました。
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               ↑ オオルリボシヤンマの♂同士のバトルもありました。
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               ↑ リスアカネの♂です。木陰ですが、腹部挙上姿勢を取っている個体もいました。
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               ↑ 最も多くいたのはクロイトトンボでした。
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               ↑ 数は少なかったですが、オオイトトンボもいました。
  
               他には、キイトトンボ、ネキトンボ、コオニヤンマの姿を見ました。

               来年は7月頃に来て、ルリイトトンボなどを観たいものです。
               モリアオガエルの産卵のときも行けれたらと思います。
by tombo-crazy | 2012-08-17 22:10 | トンボ見て歩記 | Comments(2)

久しぶりの遠出

       8月9日 晴れ

              岡崎へ行った帰り、久々に作手方面へ行って見たら、今シーズン初めてのトンボに出会うことが出来ました。

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              ↑ リスアカネ♂です。 ほぼ成熟し、水辺にいましたが、他には見当たりませんでした。

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              ↑ オオルリボシヤンマ♂です。薄暗い小さな沼に2頭の♂がいました。

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              ↑ リスアカネとオオルリボシヤンマがいた沼です。 他にはモノサシトンボがいました。(11:30~12:10)

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              アキアカネが上がってないかと780mほどの山へ登ってみましたたが、(12:25~13:00)
              アキアカネの姿はなく、ウスバキトンボが舞っていました。それでも、山頂近くの水辺で、今シーズン初めての
              ミヤマアカネを観ることが出来ました。
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              ↑ ミヤマアカネの未成熟♀です。
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              ↑ ミヤマアカネの未成熟♂です。
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              ↑ ミヤマアカネの飛翔です。
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               ↑ どちらもウスバキトンボの飛翔です。


              山を下り、長ノ山湿原にも寄って見ました。(13:40~16:05)
              
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              ↑ はじめに行ったのは島の池ですが、このところの日照りで水が少なくなっていました。
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              ↑ 平地ではとうに消えたハラビロトンボがいました。♀です。
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               ↑ こちらはハラビロトンボの♂です。
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              ↑ キイトトンボ♂の飛翔です。
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              ↑ ハッチョウトンボの♀とサギソウです。

             天神前の池へ行こうとすると、見覚えのある人が大勢の方を案内して来ていました。
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              ↑ 作手の先生方の研修でした。 お手伝いをしながら一緒に回りました。
             大勢で歩くと、たくさんの発見があります。
             それと、Nさんが網を持っていたので、何種類かのトンボに触れることが出来ました。
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              ↑ オオヤマトンボの♂です。
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              ↑ オナガサナエの♂です。
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              ↑ キイロサナエの♀です。 長ノ山湿原では、しばらく確認されていませんでした。
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              ↑ オニヤンマの♂です。
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              ↑ オオヤマトンボの♂(上)とオニヤンマの♂(♀)です。
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              ↑ ホソミイトトンボの♂もいました。


              作手の帰りは、いつもの山越えルートです。
               菅沼川と巴川の合流点にはたくさんのウスバキトンボがいましたが、期待した渓流にはトンボの姿はありませんでした。
              でも、田螺池では今シーズン初のタカネトンボを確認できました。(17:15~17:40)
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              ↑ タカネトンボの♂です。 2頭の♂が縄張り争いをしていました。
               ♀が水辺に来るのはもう少し後のようです。
by tombo-crazy | 2012-08-09 22:17 | トンボ見て歩記 | Comments(0)