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ネアカヨシヤンマ

6月20日(土)うすぐもり

 もう少し寝てようか、それとも赤とんぼの羽化を探しに行こうか迷っていたら、携帯が鳴りました。
「今、ネアカヨシの羽化を観てるけど、来ないですか?」と夢さんの声。
「どこ? 〇〇? 羽化はどのステージ? 何個体?」
「そう〇〇。見つけたのは翅を開き始めの1個体。」
「翅が開いているんじゃ、着く前に飛んでしまうよ。」
「多分、こんな天気なので間に合うと思う…。何しろレアなトンボの羽化だから来る価値はあるのでは…。」
との言葉に、朝食抜きで家を出ました。
現場近くの駐車スペースへは7時着。 途中から後ろを走っていた車は、やはりtomboさんでした。 
夢さんが知らせて、呼んでくれたのでした。 ありがたいことです。

 「おはようございます。」 互いに挨拶を交わしながら、支度を整えます。
家を出るときから長靴だったのでそのまま長靴で行こうとすると、tomboさんも、こうじ君も、ウェーダーです。
そうか、増水しているかも…。 とのことで、ウェーダーに履き替えて、tomboさんの後を行きましたが、
途中でヤマサナエのような羽化したてのトンボが横切り近くの枝に止まったので、私だけ道草。
「道草していて大丈夫?」もう一人の私が言います。

 ネアカヨシヤンマは予想した水辺ではなく、手前の湿地帯にいました。
すでにtomboさんとこうじ君が撮っていました。
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翅は開いてましたが、曇りで気温が低かったことが幸いし、飛ぶまでには少し時間があるようです。
少し待った後、私もアングルを変えたりして撮らさせてもらいました。
夢さんは、余裕で眺めていました。
それにしても良く見つけたものです。 このへんが夢さんのすごいところです。 感謝感謝。 
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▲ 最初の一枚です。 ( 7:15)
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 旅立ちは7:38でした。
画面の中に初飛行のトンボの一部しか入ってません。狙いだけでなく、短いレンズに替えておくべきでした。
その点、tomboさんは、きちんと撮ってました。 日々、勉強ですね。
なお、私の場合、今のところ、連射は駄作が増えるだけなのでやっていません。
出来るだけ、ファインダーをのぞきながら、1枚1枚撮る様にしています。


 家に帰り、ネアカヨシヤンマは写真に撮っていたかなぁ…と、調べたら、昨年の5月と6月に某所で撮っていました。 記憶してないのがつらいです。
(こう言う場合、情けないと言うべきかも…)
今シーズンは、近場で見つけ、しっかり焼き付けたいと思います。
トンボの先輩方によれば、カエル谷にはいるよと言うことですが、黄昏飛翔は観ていますが、見つけてないのです。
(探してないのだから見つかるはずがないよとは、もう一人の私です。)

他には、ハラビロトンボ、オオシオカラトンボ、コヤマトンボ、ヤマサナエ、オオアオイトトンボ、モノサシトンボ、ホソミオツネントンボなどがいました。
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▲ 初飛行したもののすぐ近くに止まったオオシオカラの♀です。 5時の方向に羽化殻があります。
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▲ オオシオカラトンボの産卵です。 腹部先端から納豆の様に糸を引いた卵が写っています。
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▲ オオシオカラトンボの警護産卵です。
庭のトンボ池でもそうでしたが、朝から産卵行動が観れました。( 7:23~7:26 )
昼中や夕方も観てますから、オオシオカラトンボの場合、♀と♂の出会いがあれば時間に縛られないようです。

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▲ ハラビロトンボの♀もいました。 いつ見ても可愛らしいトンボです。

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▲ モノサシトンボの♀(上)と♂(下)です。

 参考に近くにあったマルタンヤンマの羽化殻を比較のために載せておきます。
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▲ ネアカヨシヤンマ(上)とマルタンヤンマ(下)の羽化殻です。
tomboさんの話では、マルタンの羽化殻は濡れているので黒く見えるとのことでした。
大きさは明らかにネアカヨシヤンマが大きかったです。







by tombo-crazy | 2015-06-20 22:22 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

庭のトンボ池のお客様

6月18日(木)雨が降ったり止んだり

 2時半頃、コーヒーを飲んで息抜きをしていた時のことです。
何となく庭の池に目をやると、小雨の中、トンボが産卵していました。
「やったー!」思わず叫びたくなりました。
カメラを取って来て、サンダルのまま庭に出て、傘も差さずに撮りまくりました。
しかしです、高ぶっている上、ストロボなしでのマニュアル撮影ですから、上手く撮れるわけがありません。
「まあ、いいか…」記録写真ですから。
と言うのは負け惜しみで、記念すべき写真だったからこそ、きちっと撮りたかったです。
撮り終えて戻ると、かゆいかゆい、しっかり蚊に刺されていましたので、熱湯をタオルにつけて刺された所へ当て、痒みをとりました。
この方法は家にいる時などお勧めです。 瞬時に痒みが消えます。但し、熱湯を直接かけないようにしてください。
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▲ 単独産卵するオオシオカラトンボの♀。どこから来てくれたのだろうか?
何て考えながら見ていたら、どこにいたのか、♂が侵入して、連れ去ってしまいました。
いずこも、♂と言うものは困り者です。
でも、再び交尾態で戻って来てくれました。
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▲ ヤマブキの枝に止まった交尾ペア。
実は、足元のフキの葉に止まったので、飛ばしたら数メートル先に止まってくれたのでした。
「おいおい、止まってくれたから良かったけど、さよならと言うこともあるのだぞ!」 今後気を付けます。
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▲ 突然連れ去る位だから、どうせいい加減な♂だろうと思っていたら、警護産卵なんかしちゃって…お見それしました。
でもです。左下隅をご覧ください。 何やら怪しげなのが狙っています。 ご用心ご用心ですよ。

と言うことで、産卵シーンもこの後数秒でおしまい。
トンボたちは、驚いて飛んで行ってしまいました。

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▲ 高打率者じゃなかったトノサマガエル君です。

 高齢化対策の一環で、3月に庭にトンボ池を造りました。
水を張って最初に来てくれたのはアメンボ。
次にシロハラ。
これまで姿を見たトンボは、アジアイトトンボにシオカラトンボ。いずれも♂、♀単独で来てました。
交尾態や産卵は今回初めて観ました。
だから、うれしいのです。

 トンボ池を造る前に庭で確認しているトンボは、コシアキトンボ、コノシメトンボ、ギンヤンマ、ムカシヤンマ、オオヤマトンボです。
コシアキトンボはシーズン中、毎日のように来てましたから、そろそろ産卵基質になりそうな流木を拾って来ようと思います。
コシアキトンボ以外は、ねぐらとして利用したらしく、夕方から朝にかけて観ています。
トンボたちは翅があるので、羽化したトンボの一部は、ヤゴの時代を過ごしたエリアだけでなく、リスク分散や、エサの確保や、伴侶を求めて、より良い所はないかと探し回っているように思います。
あまり飛ぶことはないと思われているハッチョウトンボでも、私は数キロは移動していると思っています。
そうでないと、それまでいなかった地域の休耕田に突然発生したりすることの説明がつきません。


 なお、トンボ池のことについては、後日、アップさせて頂きます。








by tombo-crazy | 2015-06-18 18:54 | トンボの楽園づくり | Comments(0)

カエルを観に行って出合ったトンボ 

6月12日(金)~13日(土)雨のち曇り  その① カエル編

 金曜日は雨になるとの天気予報に、観察のチャンスと長野県まで遠征しました。
「雨が降るのにトンボ?」と不思議に思われるかも知れませんが、狙いはモリアオガエルです。
今シーズンのモリアオガエルは、どの生息地も、いろんな事情で産卵のタイミングを逃し、卵塊を見ることがあっても、カエルを見ることは少なかったのです。

 カエルは、トンボと違い水辺に行けば観れるのではと思われますが、ほとんどのカエルは、繁殖期以外は水辺から離れて暮しています。
モリアオガエルも、繁殖期が過ぎると森に帰り、樹上等で暮しています。
カエルになったばかりの幼体も、暫くは水辺近くの草むらで過ごしますが、山へ入ってしまいます。
だから、カエルの姿を観るのは、狙ったトンボの産卵を観るくらい大変なのです。

 でも、今回の生息地は標高が1250mほどありますから、産卵のピークはこれからで、観れる可能性が高く、期待に胸を膨らませての遠征でした。

トンボのサイトでカエル?

 カエルとトンボは、成長(変態)の過程で水の中で暮します。
種によっては、同じ時期に、同じ水の中で暮しているのです。 ( 一つ屋根の下? 共存 )
ただ、自然界ですから、お互いが喰うか喰われるかの関係にもあります。
大型トンボのヤゴにとって、オタマジャクシはご馳走です。
一方、オタマジャクシは雑食で、藻や水草など植物質のエサを主に食べていますから、死んだヤゴならまだしも、
自分の方が食べられるかも知れないリスクを冒してヤゴを食べることは稀なことです。
なら、トンボ屋としては、カエルは許したるか…となりそうですが、そう単純には行きません。
なぜなら、トンボになった時、カエルに喰われてしまうことがあるからです。
特に、大きく悪食のウシガエルや、運動能力の高いトノサマガエルは、ご用心なのです。
トンボを観察していて、パクって咥える瞬間を見たことがあるかと思います。
気の毒なのは、産卵中のペアをパクってやってしまうカエルです。 たいていの場合、口が大きく、水の中で目玉だけ出して待ち伏せることの多いウシガエルですが…。
トノサマガエルの場合は、探雌飛翔中の♂がやられることがよくあります。
カエルは畔の上でしっかり観察してますからね。目の前を行ったり来たりしていては、イチロウ選手でなくとも3割近い打率でパクってやりますよ。
どなたか、カエルがジャンプしてトンボをパクってやるジャンピングキャッチの瞬間を撮って発表してください。 より難易度が高いです。

 自然界は、左様に厳しいのですが、トンボにしてもカエルにしても、それらのリスクを含めて、たくさんの卵を産みますから、
お互い次世代も生き残るためと、私たち人間も片方を悪者にしたりしないで、どちらも受け入れてあげたいと思います。
前置きが長くなりましたが、トンボ屋さんにとっても知っておいて損のないモリアオガエルの記事を見て頂いた後で、タカネトンボの羽化に移ります。
カエルはいいよと言う方は その②「タカネトンボの羽化」にジャンプしてください。


■カエルの産卵時期を知る

 種によって、産卵時期は、いろいろです。
まだ雪のちらつく1月から3月頃に掛けて産卵するグループ(蛙合戦あり)と、
田植えが近づいてから産卵を始めるグルーがあります。 遅いのは9月ごろ。
トンボもそうですが、カエルたちは、産卵の時期をずらすことで種同士の余分の争いを避けていると思われます。
私たち人間も、過密な都市で暮すよりは、田舎で暮らすと、のんびり出来ますね。
とは言え、都市部には都市部の魅力があるから、人それぞれが判断して棲み分けているのですが…。

 水辺でカエルが鳴いていれば産卵が近いです。(ニホンアマガエルなど一部例外あり)
カエルの♂は産卵に適した水辺で、盛んに鳴いて、♀に自分の存在を知らせます。 (メーキングコール、広告音)
声がする辺りを探すと、木の葉や草の影などで鳴いている♂ガエルを見つけることが出来ます。ただ、警戒心が強いですから、静かに近づいてください。 
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▲ 時々鳴いたりして、♀が来るのを待つ♂のカエルたちです。
上の写真で気づかれたと思いますが、モリアオガエルの体色は一般にニホンアマガエルやシュレーゲルアオガエルのような、明るいみどり色のイメージを持っている方が多いですが、地域による違いなども含め、みどり一色、斑紋あり、赤褐色などと、個体変異があります。
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▲ 産卵が近づき、お腹が大きくなった♀のモリアオガエルです。 通常♂よりも♀は大きいです。
草むらの中で気に入った♂へ近づくタイミングを計っています。
一方、♂たちは産卵に適した木の近くに潜んで、カスタネットの音のような鳴き声で♀の気を惹こうと努力します。
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▲ 抱接です。 カエルは哺乳類のような交尾器官を持ちません。
♀は気に入った♂がいると背中に乗ることを受け入れ、♂は♀を抱きかかえるようにして♀を刺激し、産卵を促します。
この状態を抱接と言いますが、あぶれた♂も次々と♀の上に覆いかぶさろうとしますが、結局は♀と接することは困難で、♂の体にしがみついて産卵の時を待ちます。
中には、抱接をしないで、近くの枝で産卵を待つちゃっかりものもいます。
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▲ 産卵です。 1頭の♀にたくさんの♂たちが群がり、自分たちが出す粘液と雨水を足でかき混ぜて、卵塊をつくります。
卵塊の中では、卵と♂たちが出す精子とが出会いを求めて最後のせめぎ合いをしています。
抱接から継続して産卵活動に入るカエルも、近くで待機していたカエルも、この中に入ることで、自分の遺伝子をつなぐことが出来るのです。
♀にとっては、体力のいる大変な営みですが、より良い子孫を残すための神聖な営みです。

なお、産卵の時間帯ですが、一般的には夜が多いですが、天候によって左右されますから、運が良ければ昼間でも見ることは可能です。
写真を撮ることを考えると、前日夕刻にカエルたちが集結していることを確認しておき、小雨降る朝がペーターでしょうか。
ただし、くれぐれもカメラを濡らさないようにしてください。
私は、既に3台、カエルの撮影で沈しています。


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▲ 雨の中、産卵したての卵塊です。 この中に300~800ヶほどの卵が入っています。
上の写真で「あれ?」と思われた方がおられると思います。 モリアオガエルは木の上で産卵するとのイメージがあるのですが、実際には草の間や、地上に産卵していることも1割ほどあります。
理由としては、♀が木に登る前に抱接されてしまい、登ることが出来なかったからではと考えられています。
 
水辺には、120ヶほどの卵塊がありましたが、例年300ヶほどの産卵が確認されていますから、後1週間は産卵があると思れます。

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〔補足〕
モリアオガエルと同じ仲間にシュレーゲルアオガエルがいます。
このカエルも泡状の卵塊を作りますが、産卵する所は、畔の土の中や、地上、草の間です。
ただ、両者は、姿も声も似ていていますので、ややこしいですが、シュレーゲルアオガエルは、体の大きさがモリアオガエルよりも小さく、卵塊も小さいです。
下の写真の小さなカエルがシュレーゲルアオガエルです。
木に登ってまったりしていますので、子どものモリアオガエル?と思う方も出て来ますが、一番の見分けのポイントは眼の周りの色合い(虹彩)です。 シュレーゲルアオガエルは金色で、モリアオガエルは赤味がかっています。
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▲ 真ん中の小さなカエルがシュレーゲルアオガエルで、両サイドがモリアオガエルです。
生息地によっては、同じ時期に産卵に来るのでややこしいです。
見分けの参考に、以前撮ったシュレーゲルアオガエルの抱接写真を載せておきます。
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▲ シュレーゲルアオガエルの抱接です。 眼の周りの虹彩が金色です。 微妙に顔だちも違いますが、今回はパスします。

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▲ ♂と出合う前に排卵してしまったモリアオガエルの卵です。
カエルの世界では時々ある現象です。


 おまけは、同じ両生類のアカハライモリです。 
モリアオガエルは雨の日に孵化して、雨水と共に卵塊から流れ出た幼生(オタマジャクシ)を下で待ち受け、食べてしまうのが、アカハライモリです。
モリアオガエルにとっては、天敵のような存在ですが、彼らも生きて行くための行為なのです。

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 カエルもイモリも、水辺をよりどころとする生きものですから、これらも生き残れる水辺を保全して行くことは、結果としてトンボの保護にもつながります。
ですから、トンボ好きのみなさん、今後ともよろしくお願いしますね。
また、イモリたちは、私たち人間の再生医療に貢献していることも知っておいて頂ければ幸いです。


 タカネトンボに続く。











by tombo-crazy | 2015-06-14 20:55 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

カエル観に行って出会ったトンボ (地域外)

6月12日(金)~13日(土)雨のち曇り  その② トンボ編

昨年、新潟県で偶然見つけたタカネトンボも、雨の中で羽化していて驚いたのですが、梅雨時に羽化するトンボは、少々の雨は平気なようです。

■12日見つけたタカネトンボの羽化個体 …小雨の中でした。
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▲ 個体① ♀ ( 11:58 )
 
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▲ 個体② ♀ ( 12:00 ) すでに翅が開いてました。
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▲ 個体② ♀ の処女飛行の瞬間です。 連写ではないのですが、飛ぶ方向を予測し短いレンズで撮ったらまぐれで写ってました。 ( 12:36 )
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▲ 個体③ ♂( 12:07 )
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▲ 個体④ こんな時間に定位して来たのには驚きました。( 12:15 )
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▲ 個体⑤ ♂( 12:30 )
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▲ 個体⑥ ♂ ( 12:32 )
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▲ 個体⑦ ♀ ( 12:46 )
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▲ 個体⑧ ♀ ( 13:28 )
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▲ 個体⑨ ♀( 13:20 ) 背中が割れて頭が覗いています。
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▲ 個体⑩ ♀( 13:19 )


■13日見つけた羽化個体
 …なお、個体番号は前日からの通し番号にしてあります。

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▲個体⑪ ♂ ( 9:16 )
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▲ 個体⑫ ♀ ( 9:18 )イナヴァウワーから
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▲ 個体⑬ ( 9:35 ) 頭をのぞかせていますが、アリが群がっていて、結局羽化が失敗に終りました。
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▲ 個体⑭ ♂( 9:36 )

 羽化中の個体は堤側だけで、延べ14個体観察出来ました。
小雨の中でも羽化していたことや、昼頃定位をするものから、既に翅を開いているものなど、いろいろな羽化を観ることが出来ました。
羽化個体を探している間に処女飛行する個体も3頭いましたから、雨の中でも羽化していることに驚きました。

■羽化の位置
 今回のN=19の羽化中の個体と、見つけた羽化殻 7個の観察では、羽化の位置は水面から30~50cm付近がほとんどでしたが、中には高さ7mほどのヤマハンノキの枝に羽化殻があり、人間でもそうですが、高い所が好きなヤゴがいるようです。
きっと、水面を通して眺めていたトンボや空にあこがれ、より空に近い位置まで行きたかったのでしょう。
高い所大好きな私には、そう思えるのでした。
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他には、ホソミオツネントンボやアサヒナカワトンボがいました。
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▲ ホソミオツネントンボの♂です。 産卵している個体はありませんでした。

 なお、夏、森に囲まれたこの池に来ると、ルリボシヤンマに出会うことが出来ます。
家からは遠いため、トンボやカエルたちとの出会いのきっかけは山の帰りでしたが、年間を通じてこまめに通えば、面白いトンボに出会えるかも知れません。

おまけは、アズマヒキガエルの幼体の群れです。 歩いて山を目指します。
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by tombo-crazy | 2015-06-13 23:34 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

気を付けて帰ろう…その③


6月4日(木) うす曇り  その③

15時を回ったところでT川を離れ、S川へ向かいました。
今回のA川、T川、そして最後に行ったSの三つの川は、いずれも加茂地方の旧東加茂郡にある川で、最後は矢作川経由で三河湾へとつながります。

S川のポイントへは、16時少し前に着きました。
17日に来た時と比べ、水位が上がり、ホンサナエが休憩に使っていた中洲が消えていました。
コヤマトンボが川の上を行ったり来たり飛んでいました。 エサと♀を探しているのでしょうか? 全部で3頭いました。
何とか、飛翔写真を撮りたいのですが、ホバーリングはしないし、コースをいろいろ変えるので、中々でした。
でも、今日は勉強の日になりました。
Hさんはトンボの飛翔撮影の名人ですから、下手な私には、Hさんが撮る様子を間近で観察できるのです。
撮影の邪魔にならない辺りにいて、じっくり観させて頂き、トライをしたのですが…、
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▲ 置きピンで撮れたと思ったら、久々の置きピンなので下になってしまいました。 (言い訳無用。実力でした。)
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▲ まあまあの位置に入ったのですが、大海人皇子(おおあまのおうじ)です。(=ピントが甘いの意)
でも、背中を観て学べとか、習うより慣れろとも言います。 めげずに頑張りますので、ご指導よろしくです。

さて、目的のアオサナエでが、16:30頃から増えて来て、砂地で休んでいます。
♀が来るのを待っているようです。 待っているのですからストーカーとは言いません。( ね。)
砂地にはホンサナエもいましたが、先日しっかり観させて頂きましたので、今日はアオサナエです。

と言うことで、アオサナエを狙っていたのですが、私の足元にホンサナエの♂が来ました。
そして、以外だったことは、砂地に止まらず、タデ科のママコノシリヌグイに止まったのです。
砂地と比べたら不安定で、トゲはあるし、どんな選択なのでしょうか? 不思議です。 ちなみに他の4~5頭の個体は全て砂地に止まっていました。
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▲ ママコノシリヌグイに止まったホンサナエの♂です。
▼ 以下、アオサナエの♂たちです。
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今朝、Hさんと話しているとき、アオサナエの♂たちは砂地に2~3mの距離を置いて止まり、互いに牽制していると聞いていたので、ひらめいたことがありました。
岩の上に止まってくれたら絵になるのになあ…。
それで、家を出るとき、庭の石を二つ持って来ました。
本当は岩がいいのですが、クレーン車はありませんから、水面から15cmも出ていれば何とかと…手で持てる細長い石を持って来たのです。
Hさん用の石にはすぐに止まってくれたのですが、下流にセットしたMY石には中々です。
位置を変えようと、川の中へ入り、中洲だった所の砂を盛っていたときのことです。
すぐ近くにアオサナエが来て、ホバーリングを始めたのです。「ん!」
急いで石をセットし、カメラを置いていた所へ戻ったのですが、ホバーリングを続けています。
何だろう? 初めて観るアオサナエの単独空中産卵だったのです。
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▲ アオサナエの単独空中産卵です。(17:10~17:12)
ただ、残念だったのは、上流にあるもう一つの産卵ポイントに行っていて、Hさんがいなかったのです。
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▲ MY石にも止まってくれたアオサナエの♂です。
一度認知すると、他の♂が来て離れてもすぐに戻り止まってくれました。 
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▲ 砂地でなく用意した二つの石に止まってくれたアオサナエです。
なお、景観と環境に配慮し、石は片づけておきましたが、ちょっと、やらせの撮影でした。

今日の私は、本当にツキまくりでした。
ただ、このようなツキまくりの日はタガが緩みますから、帰りは気をつけて帰ります。
Hさん、今日はありがとうございました。 お先に。 (18:32)









by tombo-crazy | 2015-06-05 22:52 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

気を付けて帰ろう…その②

6月4日 (木)うすぐもり その②

渓流には11:15 に着きました。
昼飯には早過ぎます。
かといって、いつものポイントへおにぎりを持って坂道を歩いて行くのも荷物になるだけです。
モリアオガエルの卵塊を観た後、近くの川に入り、トンボや、産卵に適した所はないか探すことに…。
すると、観たいと思っていたミヤマカワトンボがいました。
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▲ ミヤマカワトンボの♀です。 さらに上流へと歩いて行くと、
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▲ ♂のミヤマカワトンボもいました。 陽の光を受けて腹部がきれいに輝きました。

もう少し上流へ川の中を行くと、小石の上でサナエの♂が休んでいました。 静かに静かに…
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▲ 何サナエでしょうか? ダビド?クロ? 帰宅してからのお楽しみです。
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▲ 腹部拳上姿勢をしてくれたダビドらしいサナエです。
今回の場合、気温は23℃で木漏れ日の中でしたから、体温調節などではなく、自分の存在を示すための腹部拳上姿勢のようです。
この個体は、たまに他のトンボ(アサヒナやシオヤ)が来たとき、ちょっと追い払ったり、虫が近くへ来たりしたとき飛ぶのですが、
ほとんどこの辺りを離れることがなく、見つけてから20数分、この辺りにいたので、産卵ポイントが近くにありそうです。
そこで、産卵ポイントを探していると、それらしい所が見つかりました。
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▲ イネ科の草と、ムカシトンボの産卵痕の付いたフキのある産卵ポイントらしい所です。
対岸の日陰には、ジャゴケの着いた岩場もありました。
おにぎりを取りに行って、再び、ダビドらしいサナエの所へ戻ると、まだいて、下流にいたミヤマカワトンボも来ていましたので、おにぎりを食べながら観察させてもらいました。
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▲ 長いこと陣取っていたダビドらしいサナエと、手前に来たミヤマカワトンボの♂です。
野生の生きものを観ていて思うのですが、人間の方が先に入っている場合、生きものたちは人間を観察してから入るため、
かなり近くへ来てくれます。
今回の場合、川の中の岩に座っての観察ですから、トンボたちからは岩の一部に思っていたのかも知れません。

Hさん、早く来ないかなあと耳を澄ましていたら、車の音がしたので林道へ出ると、Hさんでした。
両手で大きなまるを作り、カメラを持ってすぐ!と、現地へ来てもらいましたが、
二人の人間が一度に川へ降りたせいか、肝心のサナエが近くの木へ移ってしまいましたが、暫くすると近くへ降りて来ました。
どうやら♀が産卵に来るのを待っているようです。

川の石で指定席をトンボ仲間のために4席つくり、待機することにしました。
1時頃から2時頃にかけて、♂が15頭ほど入れ替わりフキの所へ入るのですが、♀は来たかなと思うと、すぐ連れ去られる状態でした。
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▲ 次々と入って来る♂たち。

産卵を諦めかけていると、待っていたポイントではなく、指定席の横のコケの着いた岩で産卵が始まりましたので、
下流でミヤマカワトンボの写真を撮っていたHさんを呼び、一緒に産卵を観察させてもらいました。
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▲ ダビドらしいサナエの単独空中産卵です。 (14:12:12から数十秒)
♂がたむろするフキのある産卵ポイントを避けたようです。
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▲ 産卵していたコケの着いた岩です。(日陰にある左手中ほどの岩)
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▲ 下流でミヤマカワトンボを撮影中のHさん。




追記:上記不明だったサナエは、ダビドサナエでしたとのHさんからの連絡が、その日の夜、ありました。
同定、ありがとうございました。

おまけは 平野部の田んぼでは数を減らしているツチガエルです。
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by tombo-crazy | 2015-06-05 20:46 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

気をつけて帰ろう… その①

6月4日(木)うすぐもり その①

 朝、起きると、秋のようなさわやかな風が吹いてました。
明日は午後から雨の予報。東海地方も梅雨入り間近です。
梅雨に入ればトンボを観れる日は限られます。
と言うことでトンボ観に行こうと、Hさんにメールを入れると、キイロサナエを観てからクロ、ヒメクロを狙い、夕方アオサナエの産卵を予定との返事。
キイロサナエを観ていては暑さで後半持たなくなる可能性があった私は、キイロはスルーして山間部を目指しました。

始めに覗いたポイントはA川の教職員住宅裏側です。(10:30着)
ここは様子見なのでサンダルのまま、短いレンズだけで入りました。
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▲ コヤマトンボの羽化殻が二つあり、上流ではカジカガエルの鳴き声が聞こえてました。
5分ほどして車に戻り、300mほど上流に向かいました。
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▲ 対岸近くにいたアオサナエの♂です。

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▲ アオハダトンボの♂です。
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▲ アオハダトンボの♀です。
カジカガエルも盛んに鳴いていました。
今どきには珍しく、気温は25℃、さわやかです。


おまけはカジカガエルです。
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次は、T渓流を目指しました。




by tombo-crazy | 2015-06-05 18:22 | トンボ見て歩記 | Comments(0)