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赤とんぼ調査 (郊外の田んぼ)

   2016年10月6日、21日、23日

   毎年、アキアカネをはじめ数種類の赤とんぼが確認されている郊外の田んぼの確認結果です。
   これらの田んぼは、何代にも渡ってコメづくりをして来た田んぼですが、
   昭和40年代以降は兼業農家になり、数人の方がコメづくりをしています。
   田んぼは雑木林に囲まれた丘陵地にあり、ため池から昔ながらの小川を経由し導水されています。
   標高は115mほど。
   確認時間は10時~13時です。


  八草町・小江戸  (10月21日)
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↑ このところの雨で田んぼの所々には水たまりがありました。
ただ、昨年までコメづくりをしていた田んぼの一部は休耕田になっていました。
(近くの田んぼの地主さんの話では、来年はコメづくりを再開するとのことでした。)
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↑ 気温が23~24℃と低かったですが、10数ペアの産卵を確認しました。

他にも以下のような赤とんぼがいました。
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↑ ノシメトンボ♂です。
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↑ ノシメトンボ♀の腹部挙上姿勢です。

 腹部挙上姿勢で
 太陽の照射面積を少なくし、体温が上がり過ぎるのを防止するためとの説を
 見かけますが、それよりも自分の存在を誇示する行動のように思います。
事実、この日の気温は23~24℃と肌寒く感じました。
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↑ マイコアカネ♂です。
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↑ マユタテアカネのノシメ型♀です。
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↑ マユタテアカネの♂です。
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↑ ヒメアカネの♂です。




  八草町・秋合  (10月6日、23日)

   市内で最も赤とんぼの種類が多く確認されている田んぼです。
   地主さんは一人で、息子さんたちも手伝っての兼業のコメづくりです。
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(10月6日)

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(10月23日)
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(10月23日)
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↑ 最近はほとんど見ることがなくなった稲架掛けのある田んぼです。(10月23日)
田んぼは、所々に水が溜まっていて、アキアカネなどの産卵適地となっています。

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↑ アキアカネの連結産卵が多数確認出来ました。


他にも以下のような赤とんぼがいました。

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↑ マイコアカネ♀です。
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↑ マイコアカネ♂です。
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↑ ヒメアカネ♂です。

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↑ ノシメトンボです。
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↑ コノシメトンボです。

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↑ ネキトンボです。


   まとめ

   ① 小川からの導水、周囲に雑木林があるなどの立地条件と、減農薬と、
     アキアカネに合った水管理をすることにより、市街地に近い所でも
     赤とんぼと共生出来るコメづくりが出来ることを証明してくれました。
   ② このような立地条件は、郊外にある程度あるので、
     今回の田んぼのコメづくりを農家さんや、JAさんの協力を得て、
     展開して行くことが大切に思いました。
   ③ このような田んぼのお米は、例えば「赤とんぼ米」などのブランド化をして
    買い上げ価格をアップし、 農家にとってもうれしい仕組みが待たれます。






by tombo-crazy | 2016-10-27 21:42 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

ノシメトンボの産卵を見に

   2016年10月16日(日)晴れ 気温27℃(11:15)

   かつて加茂地方の山間部にはノシメトンボが多数いましたが、8年ほど前から、ほとんど見かけなくなり、
   ノシメトンボを観るために、旧作手村(現新城市)や、設楽町へ遠征してましたが、
   県内では最も数多くいた旧作手村も、5年ほど前から、その姿を観ることがほとんど出来なくなりました。
   村の関係者のお話では、農薬の空中散布が影響しているとのことです。

   ノシメトンボは、稲刈り前の田んぼで連結打空産卵しますから、ナツアカネと共に絵になります。
   どちらもいいのですが、ノシメトンボの漆を乗り重ねたような渋さは、何とも言えない味わいがあり、
   私にとって、年に一度は見たいシーンなのです。
   ただ、そんな思い入れのあるトンボにも関わらず、
   天候不順や、やりくりが付かず、10月半ばになってしまい、稲刈り前の田んぼもほとんどありません。

   諦めかけたとき、以前山の中の水辺で、イネ科植物の上で産卵するノシメトンボを見てたことを思い出し、
   今日、行って来ました。

   今回も、地図とコンパスと、剪定ばさみを持ってのトンボ見です。



  その ① ため池  10:05~

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↑ 東の神社から道のない尾根を歩いて辿り着いた池です。
アオイトトンボとネキトンボ、マユタテアカネが数頭確認しただけでしたが、
チョウトンボや、もしかしたらベニイトトンボも期待できそうな池でした。




   その ② もう一つの水辺  11:25~

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↑ 水深はありませんが、イネ科やカヤツリグサ科の植物が繁茂した水辺です。

   岸辺で休むノシメトンボの♂が3頭いただけで、産卵ペアはいなかったので、
   お茶を飲みながら暫く待ち、2ペアの連結産卵と、1頭の単独産卵を観ることが出来ました。
   暑かったですが、待って良かったです。
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↑ 12:30頃になって観ることの出来たノシメトンボの産卵です。
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↑ 岸辺で休むノシメトンボの♂たちです。


他には以下のようなトンボがいました。

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↑ コノシメトンボ ♂
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↑ ネキトンボ ♂
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↑ ヒメアカネ ♂
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↑ アオイトトンボの連結産卵







  

   

   
   

by tombo-crazy | 2016-10-17 21:45 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

赤とんぼ調査 (旭地区)

   2016年10月15日(土)晴れ 気温 20℃(12:30)

   今朝は早起きして旭地区の赤とんぼ調査をして来ました。
   旭地区は平成の合併で豊田市に編入された旧東加茂郡旭町で、愛知県の北東部にあります。
   その位置は下図の通りで、矢作川上流域の東側にあり、農林業を中心とした中山間地です。
    
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(国土地理院地図より)

  
   朝早かったことと、このところの気温の低下で、山間にある田んぼのほとんどは日陰で、
   日が差している田んぼからは、湯気が出ていました。
   そんな風ですから、9時半頃までは、飛んでいるトンボの姿はありませんでした。


  調査地 ① 押井町 公民館前  標高360m 8:15~

   最初に訪ねた所は、家からは車で1時間15分ほどの押井町の中心部にある公民館&消防団詰所前の田んぼです。
   なお、地籍上は町となっていますが、かつての大字名が、平成の大合併で町と名前だけが変わっただけですから、
   古くからの町とは異なり、街並みなどはなく、山懐に民家が点在している趣です。
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↑ 公民館前はバス停になっていました。
但し、バスは水曜と金曜日の午前に計4本だけで、全国各地の中山間地が抱える問題が垣間見えます。
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↑ 日が差し始めたバス停前の田んぼです。
そして、左手前の丸い石の上に、今日始めてのアキアカネが休んでいました。
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↑ 石の上で気温と体温が上がるのを待つアキアカネです。



  調査地 ② 押井町 二井寺 東谷間 標高455m 8:30~

   次に訪ねた所は、30代のKさんが、人に安全で、赤とんぼも棲めるようにと
   有機農法でコメづくりをしている田んぼで、今年の春、アキアカネなどの羽化が多数確認されています。
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↑ 日が差し始めた田んぼです。 稲刈り後も、産卵に合わせた水管理がされていました。
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↑ 棚田の上には水辺が造られています。
(田んぼの灌漑用ではなく生きものたちのためとのこと。)
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↑ アキアカネです。
朝、立ち寄ったときは姿が観れませんでしたが、午後2時過ぎに再度訪ねたときは、10数個体いました。

 

 調査地 ③ 押井町 二井寺 西 標高440m 9:20~

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↑ アキアカネです。
日陰で気温が上がってないためか、産卵は確認出来ませんでした。




 調査地 ④ 押井町 神之辻 標高350m 9:35~

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↑ 山の上にある押井神明神社の鳥居です。
不思議なことに神社との間は、県道や田んぼになっていて、鳥居の下に神社へ続く道はありません。
昔は道が神社へ向かってあったのかも知れませんが、なぜか神聖な雰囲気がありました。
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↑ 水はけが悪く農家の方が困っているとの田んぼですが、
赤とんぼたちにはパラダイス状態で、
今回の調査で最も多くのアキアカネの産卵が確認出来ました。
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↑ アキアカネの連結産卵です。 
50ペアを超えるような産卵を確認出来ました。
Sさんから耕作者の方へ、すごい数の赤とんぼが産卵していますと、携帯でお知らせしておきました。




 調査地 ⑤ 下切町小渡小学校周辺 標高170m 10:40~

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↑ 二番穂が30cmほどに伸びていた小学校の北側の農業法人の田んぼです。 
近くに数頭のアキアカネはいたのですが、水管理がアキアカネの生活史と合ってないようで、
今年も田んぼは乾燥していて、アキアカネの産卵は確認できませんでした。
羽化についても2年連続確認出来ていません。
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↑ 例年アキアカネの羽化や産卵が確認されている田んぼです。上の田んぼとは100mほどの位置です。
左手は矢作川の堤防。正面は小渡小学校です。
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↑ アキアカネの連結産卵です。 
昨年よりはジュクジュク下部分が少なかったせいか、アキアカネの産卵ペアは少なかったですが、
それでも、20ペアほどいました。
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↑ 1頭だけいたミヤマアカネ。




  調査地 ⑥ 余平町 合鴨田周辺 標高355m 11:22~

   田んぼの草取りをアイガモの子どもにさせている農業法人の田んぼがあると言うので行ってみました。
   残念なことに「合鴨水田」の看板のある田んぼも、
   川を挟んだ対岸の「赤とんぼ米」のブランドで特別栽培している田んぼも、
   水管理がアキアカネなどの生活史と合ってなく、稲刈り後の田んぼが乾燥しジュクジュク状態でないため
   アキアカネの産卵は確認出来ませんでした。
   これらの田んぼは、羽化も確認出来ていません。
   どうもウスバキトンボをアキアカネと誤認している可能性があります。
↑ 乾燥した田んぼ。

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↑ 近くで数頭確認されたアキアカネ。
水管理などをアキアカネの生活史に少しでも合わせることで、アキアカネ復活の可能性はあると思います。
なお、カモたちはヤゴや羽化中や羽化間もないトンボを食べますから、赤とんぼを増やすには適していません。




  調査地 ⑦ 太田町蟹田 福蔵時周辺 標高410m 11:35~

   無住になったお寺をシェアハウスとして使っている若い方たちが、無農薬、合鴨活用によりコメづくりをしている田んぼです。
   産卵は確認出来ませんでしたが、近くに少数ですが、アキアカネやヒメアカネがいました。  
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↑ 奥に見えるのが曹洞宗福蔵寺です。
水側溝が改修されていて、コンクリート三面張りになっていたのが、生態系を考えたとき残念なことでした。

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↑ アキアカネです。
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↑ ヒメアカネです。


  調査地 ⑧ 太田町宮前  標高440m 12:00~

   苗作りも自前で、有機農法でコメづくりをされている方の田んぼです。   
   水はけが悪く、コメづくりで苦労されてられるとのことでしたが、
   周囲の環境と相まって、数種類の赤とんぼが確認出来ました。

   押井の神之辻の田んぼと共に、旭地区のアキアカネを増やす上で、核となる田んぼと言えます。
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↑ 湧水のため、稲刈り後も水が残る田んぼ。
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↑ アキアカネです。
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↑ アキアカネの連結産卵です。

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↑ ネキトンボです。
沼田で、所々水深があるため、田んぼを産卵場所として利用しているようです。

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↑ ナツアカネです。
稲刈り前に来ていれば、連結産卵が観れたと思います。
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↑ マユタテアカネです。



  調査地 ⑨ 伊熊町上伊熊 伊熊神社東一の谷 標高410m 12:22~

   地域の方々が、この春、休耕田を水辺として再生を始めた所で、
   今後、いろんなトンボが来てくれる可能性がありますので、私もその推移を観て行く予定です。


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↑ 再生された水辺ですが、植物が繁茂し、開放水面がほとんど消えていました。
地中にあった埋蔵種が、一斉に発芽したようです。
来春までに、開放水面を確保する予定とのことでした。
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↑ 今年の6月24日に訪ねたときの同じ水辺です。
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↑ アキアカネの♂(上)と♀(下)です。
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↑ ネキトンボです。
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↑ マユタテアカネです。
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↑ ギンヤンマらしい羽化殻もありました。

写真には撮れませんでしたが、上記以外にもシオカラトンボ、アジアイトトンボ、アオイトトンボなどがいました。
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↑ 旭地区を案内してくれたSさん(後)と、
Sさんの恩師であり、この水辺を地域の方と再生中のG先生です。




  調査地 ⑩ 伊熊町上伊熊 伊熊神社東二の谷 標高430m 13:40~

   今年の春多数のアキアカネの羽化が確認された田んぼです。
   近くには立派なシダレザクラがありました。
   来春は桜のシーズンにも来たいと思います。
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↑ アキアカネの♀(上)と、♂(下)です。
写真は撮れませんでしたが、1ペアの産卵を確認しました。



   まとめ

    今回の調査は、私自身が、これまでの調査で観ていた田んぼのほかに、
    旭地区で農業を営むSさんが、あそこだったらいるかも知れないとの田んぼを案内して頂いたとは言え、    
    私が予測したより、アキアカネが生息していました。

    今後、旭地区全体にアキアカネなどの赤とんぼを増やすためには、
       ① 赤とんぼの生活史に少しでも合ったコメづくりをする。(品種、水管理など)
       ② 毎年コメづくりをする田んぼの確保。
       ③ 既にトンボへのダメージが判っている育苗期の箱処理剤(注)などを使用しない。
       ④ 耕作を止めた田んぼを。放置でなく、水辺として再生し維持する。
    などが、その鍵になるように思います。

    また、苦労しながら赤とんぼのいるコメづくりをされている方々が、うれしさが実感できるように、
       ⑤ 裏付けのある「赤とんぼ米」の認証のしくみと、付加価値にあった価格設定と販路の確保。
       ⑥ 地域全体に浸透させるためには、小中学校と連携した「赤とんぼ観察会」などの仕掛けもあればと思います。

    なお、旭地区は、過疎化、高齢化が進行中なので、②③については、街部の支援が必要に思います。

   (注)
       箱処理剤のことについては、垣を参照ください。


       「半数以上の府県で1000分の1に減少!? 全国で激減するアキアカネ」(石川県立大学教授 上田哲行)
         http://nacsj.net/magazine/post_936.html

       「赤とんぼはなぜ減ったのか?生態リスクと地域の取り組み」()
         http://gcoe.eis.ynu.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2009/10/120216COE.pdf



    最後になりましたが、今回の調査に、車両を提供頂いた上、旭地区内を私が観たい田んぼも含め、
    案内頂いたSさんへ、改めてお礼申し上げます。







  


   

by tombo-crazy | 2016-10-17 21:15 | トンボの棲む環境 | Comments(3)

再び山の中の池へ

   2016年10月14日(金)曇り 気温21℃( 11:00 )

   tomboさんと7日に行った山の中の湿地が隣接する池へ行きました。
   先日は、池に着いたのが午後2時過ぎと遅かったので、
   今回は赤とんぼの産卵に期待し、9時頃から尾根を登りだしたのですが、
   枝を払ったり、目印をつけたり、展望を楽しんだりして行ったため、池には11時頃着きました。
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↑ 尾根筋ただ一ヶ所の展望岩場と、北側の岐阜県の山々と(上)、南東の愛知県側(下)の景観です。
(写真は10月7日撮影)

   
   期待していた赤とんぼの産卵ですが、生憎の曇り空で、あまり観れませんでした。
   その代りと言うか、アオイトトンボはたくさんいました。
 
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↑ 岸辺で休んでいるペアは、ほとんどが♂でした。
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↑ 連結のまま休んだり、産卵するペアもいました。

   そんなアオイトトンボの中で、不思議な行動をとるペアがいました。
   それは、連結でふわふわと飛んでいたかと思うと、着水するのです。
   それも、1ペアだけでなく、数ペアに見られました。
   
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↑ 水面に軟着陸したところです。
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↑ ♂は飛び立ちたいようですが、♀はもがいているように見えました。
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↑ 暫くして、水面から再び飛び立とうとするペアです。

日差しがないので体温が上がらず、広い池を横断出来ずに途中で着水し、休んでいるようです。

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↑ 正面奥(北側)に湿地が階段状になってあります。  (写真は10月7日撮影)


    岸辺を反時計回りに1/4周ほどして、奥の湿地へ上がろうと木を掴んだとき、オツネントンボに出会いました。
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↑ 1頭だけいたオツネントンボ ♀です。


  期待していた赤とんぼの産卵は、最初に日差しが出た12:15頃と、2度目に出た13:50頃の2回でしたが、
  大半が池の中央で行われ、中々岸辺ではしてくれず、写真を撮るのに苦労しました。
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↑ 連結産卵するコノシメトンボです。

ネキトンボも10数ペア産卵していましたが、いずれも池の中ほどで写真に撮ることは出来ませんでした。

   でも、池を一周しているとき、今の季節には珍しいトンボの羽化を観ることが出来ました。
   7日のときは、ホソミイトトンボのテネラルも観ています。
   目立たないので気付くことが少なかったのですが、温暖化の影響なのか、10月でも羽化があるようです。
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↑ オツネントンボの♂のようです。
後で、処女飛行まで観ていれば良かったと気づいたのですが、
赤とんぼの産卵を観ようとしていた私は、そのことに気付かずにいました。

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↑ コノシメトンボの♀です。
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↑ ネキトンボの♂です。
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↑ トンボが停まった写真をと、作ったミニケルンですが、
近くに来ても、なぜか私やtomboさんに停まってばかりでした。
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↑ 池と湿地の風景です。

なお、今回確認出来たトンボは次の
アオイトトンボ、、アキアカネ、コノシメトンボ、ノシメトンボ、ヒメアカネ、マユタテアカネ、ネキトンボ、ギンヤンマです。
なお、今回は確認出来ませんでしたが、先回は以下のトンボを確認しています。
オオアオイトトンボ、ホソミイトトンボ(テネラル)、キトンボ

1年を通じてくれば、自然環境、広さなどから、たくさんのトンボが観れそうで、来年からの楽しみが増えました。









   

by tombo-crazy | 2016-10-15 21:35 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

再々のミヤマアカネの産卵

   2016年10月10日(月)曇り 気温20℃( 13:10 )


   モンさんからミヤマアカネの産卵に誘われていましたが、
   土曜日は雨、日曜は散骨があり、月曜ですが、モンさんがお休みのとのことで、いつもの所へ行って来ました。
   私のような年代で、変わった仕事をしていると、国民の祝祭日がいつなのかは、頭に入っていません。
   トンボと同じで、天気を観ては、家にいたり、野山へ行ったり、それ以外のことをしたりと選択しています。

   曇り空でしたが、小川の水量が減っていれば、少しは見れるだろうと、
   奥殿、滝脇、大沼、野原、阿蔵経由で行きました。
   このルートは、私がいつも使うルートですが、モンさんには初めてです。
   奥殿で9時に待ち合わせ、現地には10時着。
   地主さんへごあいさつをした後、田んぼへ向かおうとしたのですが、敷地横の沢の水が勢いよく流れていました。
   残念です。田んぼ横の小川での産卵は先回同様、あまり期待出来そうもありません。
   私は、先回ほどほど撮っているのでいいですが、何とかモンさんにも撮ってもらえたらと思うのでした。

   すごいことに、田んぼまで冠水した跡が付いていました。
   地主さんのお話では、こんなことは初めてとのことでした。

   それに厚い雲で、中々お日様が顔を出してくれません。
   ミヤマアカネは、お日様が顔を出してくれると活発に産卵をするのです。
   それを裏付けるように、小川の周囲には、連結や交尾態のミヤマアカネがたくさん休んでいました。
   晴れ待ちなのです。
   中には待ち切れないのか、アキアカネに混じって田んぼで産卵するミヤマアカネもいました。
   ただ、小川でないので絵になりません。

   これらの現象は、次のように解釈しています。
   人間をはじめ、どんな生きものも、お産は大変なエネルギーを使います。
   まして、小さな変温生物のトンボが、それも、連結で飛びながら産卵をするわけですから、
   そのエネルギー消費量は大変なはずです。
   よって、少しでも楽に産卵できるよう、ゆっくり休んで、お日様が顔を出したら産卵を始めるのだと思います。
   それに、お日様が照っていれば、温かいので、体温低下も少なく活発に動けると思われます。

   何てことを考えながら、田んぼの周りの植物やカエル、小さな生きものを観て、のんびりその時を待つ私でしたが、
   モンさんは気合いが入っていて、休んでいるミヤマアカネや田んぼで産卵するミヤマアカネにレンズを向けていました。
   現役のモンさんにとっては、チャンスが少ないのですから、当たり前と言えば当たり前のことですが。

 
   今日は、先日買ったストロボを初めて使いました。
   Nissinのi40で、tomboさんお勧めのストロボです。
   少し前にモンさんも買いました。
   ずぼらな私は取り扱い説明書を読まず、モンさんにお聞きしながらセット完了。
   今日は、背景も取り入れたいと、ニコンの18-55mmのレンズとセットで使いました。
   先日はリングライトとセットで使ったのですが、光量や撮ったときの色合いは申し分なかったものの、
   置きピンで撮ろうとした時、リングライトの重みと手の動きによりフォーカスリングが動いてしまい、
   悪戦苦闘でした。
   何とか指で支え、フォーカスリングがズレないようにして撮ったもののピンボケの山でした。
   と言うことで、ストロボを買ったのでした。

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↑ 田んぼには水がしっかり入り、小川の一部には、上流から流れて来たゴミが引っかかっていました。

   
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↑ お日様が顔を出すまで、のんびり休むミヤマアカネたちです。
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↑ お日様が顔を出すまで待てず、田んぼで産卵するミヤマアカネ。
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↑ 田んぼで産卵するアキアカネ。
   

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  ↑ ピンは甘いですが、18から30mm付近で撮ったミヤマアカネの連結産卵です。
もう少し、光量を落とし、ミヤマアカネを手前に持って来て撮るべきでした。
広角撮影はあまりやってないので、tomboさんやモンさんをお手本にして、努力したいと思います。

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   11時を過ぎると暑い雲が空全体を覆ってしまい、ミヤマアカネの産卵は期待できないため、帰ることにして、
   地主さんの家に向かうと、庭のフジバカマで4頭のアサギマダラが蜜を吸っていて、地主さんご夫妻と一緒に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
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by tombo-crazy | 2016-10-11 21:35 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

山の中の湿地2か所

   2016年10月7日(金)うすぐもり 気温26℃( 12:30 )


   山の中の湿地

   可能性を求め、今日も山の中にあるD湿地へ行きました。
   湿地には10時少し前に着きました。
   ただ、ヒメアカネはほどほどいましたが、他の赤とんぼ(アカネ属)は、期待したほどいませんでした。
   でも、待ちに待った黒い赤とんぼを1頭だけですが、観ることが出来ました。
   これまで湿地に通って観察した結果からは、生息ではなく飛来のように思われます。

   私がこれまでに、この黒い赤とんぼを見つけたのは、市内A池と、隣町のB池、そして今回のD湿地の3ヶ所あります。
   そして、上記以外でも、友人が見つけたC湿地では、産卵が確認されていて、
   C湿地と、数年間産卵が確認出来たA池とは、直線で1.5Kmほどです。
   そして、これら4ヶ所の湿地(水辺)は、直径11Kmほどの中に点在しています。
   
   なお、これら4ヶ所には共通項があります。それは、
   池に隣接する湧水湿地があり、明るい林に囲まれていることです。
   釣り人も入っていません。
   文献などでは、マツのある疎林となっていることが多いですが、マツはほとんどなくても、明るい林であれば
   このトンボは生息出来るように感じています。

   ただ、2007年10月12日に初めて黒い赤とんぼと出会ったA池は、産卵が6年連続観れたものの
   採集圧などにより、観れなくなっています。
   他の確認場所も、その後確認出来てないため、生息ではなく、飛来と思われます。
   今回のD湿地の場合も飛来と思われますので、
   黒い赤とんぼは、知られてない水辺で、細々と生息している可能性がありますから、
   その場所を見つけたいと考えています。

   ちなみに、2年前までは多産地として知られていた隣の県のB池とは、直線距離で26Kmほどですが、
   それよりも近い範囲にも、知られてない生息地があると予測しています。
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↑ やっと出会えた黒い赤とんぼです。 ( 離れていたためトリミングしてあります。)
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↑ アキアカネの交尾と連結産卵です。
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↑ 冬に備え体の色が変わって来たホソミイトトンボ♂です。

追記:この時期のホソミイトトンボは夏から秋にかけて羽化した成熟前の個体で、
来春になるまで、今回のような色合いのようです。

他には、マユタテアカネ、コノシメトンボ、ネキトンボ、オオシオカラトンボ、キイトトンボがいました。


   今日は数が少なかったので、11時半に湿地を後にし、
   途中で昼食を取り、先日、雨の中を途中まで様子を観に行った山の中の湿地が隣接する池を目指しました。



   もう一つの山の中の池

   D湿地と比べ、見通しのほとんどない森の中を進みました。
   平面上の移動距離は約1Kmで、標高差は約160mほど、勿論道などありませんが、
   地形図とコンパスを頼りに辿り着くことが出来ました。
   目の前が突然明るくなり、E池には14:15に着きました。
   連日の雨で水位が上がっていて、イネ科の植物などが水没していました。
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   予想していたより大きな池で、北側には段々になった湧水湿地が隣接していて、湿地特有の植物がありました。
   池は皿池でしたが、人工的に造られたものではなく、池の中にある立ち枯れの巨木などから、
   自然災害により、沢の一部がせき止められて池となったか、
   その昔、大きな登り窯があり、そのための粘土を採った跡に水が溜まった可能性などが考えられます。
   時間をかけて、その辺も探索したいと思います。


   確認出来たトンボは次の通りです。
   アオイトトンボ、オオアオイトトンボ、ホソミイトトンボ(テネラル)、
   アキアカネ、コノシメトンボ、ノシメトンボ、ヒメアカネ、マユタテアカネ、ネキトンボ、キトンボ、ギンヤンマ
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↑ ホソミイトトンボ♂のテネラル
水辺を歩いているとき、足元からファファと飛び出しました。

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↑ キトンボの♂です。
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↑ オオアオイトトンボの♂同士の連結です。



   






by tombo-crazy | 2016-10-07 21:27 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

田んぼの赤とんぼ

   2016年10月6日(木)うす曇り 気温 28℃(14:30)

   午前は用事があったので、いつもの湿地へは行かず、田んぼへ行きました。
   一番の期待は今シーズン見てないマイコアカネです。
   いるにはいましたが、♂は姿をちらっと見ただけで、写真に撮れたのは♀だけでした。
   でも、ノシメトンボなどの赤とんぼ(アカネ属)を観ることが出来ました。
   次は、午前中に来て産卵も観たいと思います。
   それにしても中々晴れ間が出ない昨今です。

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↑ マイコアカネの♀です。
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↑ ネキトンボの♂です。
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↑ ノシメトンボの♂です。
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↑ マユタテアカネ♀のノシメ型もいました。

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↑ 群れ飛ぶウスバキトンボです。
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↑ 市内でも指折りの赤とんぼの種類が多い田んぼです。







by tombo-crazy | 2016-10-06 21:30 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

今日も山の中の湿地へ

   2016年10月5日(水)曇り 気温27℃(11:40)

   今日も、山の中の湿地へ行って来ました。
   道草をしないで行ったため、湿地へは10:27 に入ることが出来ました。
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   ↓ キイトトンボが不思議な動きをしてました。
     イトトンボの仲間に時々見られるお腹くねくね運動?です。
     ストレッチなのでしょうか? 
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 ↑ コノシメトンボが水辺に入りりましたが…。

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 ↑ ネキトンボの縄張り内だったため、水の中へ叩き落とされてしまいました。
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 ↑ 可哀そうだったので掬いあげてやったら、間もなくして林の上の方に飛んで行きました。
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↑ コノシメトンボを叩き落としたネキトンボ♂です。
トンボの世界では、大きさよりも、先に縄張りを張っていたほうが強く出るようです。
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↑ ヒメアカネはたくさんいて交尾態のものもいました。

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↑ マユタテアカネの♂です。
どういうわけか、今日はマユタテアカネの数が少なかったです。
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↑ アキアカネも数頭いました。 写真は♀

今日も観たかったトンボは確認出来ませんでした。
蒸し暑くなったので、12時少し前に湿地を後にしました。


   車へ戻り、ため池の畔でお弁当を食べていると、交尾態のトンボが横切って行きました。
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↑ マユタテアカネの交尾です。
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↑ リスアカネの♂もいました。





    今日のおまけです。
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↑ 虫を捉えたカナヘビです。











by tombo-crazy | 2016-10-06 20:51 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

今日も山の中の湿地へ

   2016年10月5日(水)曇り 気温27℃(11:40)

   今日も、山の中の湿地へ行って来ました。
   道草をしないで行ったため、湿地へは10:27に入ることが出来ました。
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   ↓ キイトトンボが不思議な動きをしてました。
     イトトンボの仲間に時々見られるお腹くねくね運動?です。
     ストレッチなのでしょうか? 
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 ↑ コノシメトンボが水辺に入りりましたが…。
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 ↑ ネキトンボの縄張り内だったため、水の中へ叩き落とされてしまいました。
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 ↑ 可哀そうだったので掬いあげてやったら、間もなくして林の上の方に飛んで行きました。
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↑ コノシメトンボを叩き落としたネキトンボ♂です。
トンボの世界では、大きさよりも、先に縄張りを張っていたほうが強く出るようです。
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↑ ヒメアカネはたくさんいて交尾態のものもいました。

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↑ マユタテアカネの♂です。
どういうわけか、今日はマユタテアカネの数が少なかったです。
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↑ アキアカネも数頭いました。 写真は♀

今日も観たかったトンボは確認出来ませんでした。
蒸し暑くなったので、12時少し前に湿地を後にしました。


   車へ戻り、ため池の畔でお弁当を食べていると、交尾態のトンボが横切って行きました。
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↑ マユタテアカネの交尾です。
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↑ リスアカネの♂もいました。





    今日のおまけです。
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↑ 虫を捉えたカナヘビです。











by tombo-crazy | 2016-10-06 20:51 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

水辺の整備

   2016年10月4日(火)曇り時々雨 気温28℃(10:30)

   今日は、カエル谷の作業日でした。
   秋雨前線を台風が刺激したせいか、山間部は雨がたくさん降ったらしく、取水口や沈砂池は土砂でいっぱいでした。
   それに元気なイノシシたちが、畔などを崩してくれますので、やらなければならない作業がいっぱいです。
   そんなわけで、草刈りは止めて、土木作業で汗をいっぱいかきました。
   人間の力は知れていますが、一人では大変なことも、何人かでやると、いろいろ出来るものです。
   憎っくきイノシシめ何て野暮は言わず、腹は立てずにコツコツと続けることだと思っています。
   続けることで、トンボたちもカエル谷の水辺を、生息地として認知してくれます。
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↑ 柳オアシスの横の水辺の止まり木に、トンボでなく、オオカマキリがいました。
何を狙っているのかな…などと話していたら…
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↑ いきなり水の中に飛び込みました。
両生類ではありませんので、もがいています。
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↑ やや落ち着いたところです。

暫く水草につかまって静かにしてました。 獲物を捕る訳でもなさそうです。
何のためにダイビングしたのでしょうか?
実は、ある生きものに洗脳された悲しい行動なのです。 ( 下記参照ください。 )


    〔 ご参考 〕
       ハリガネムシと言う水生生物がいます。
       見た目はその名の通り針金のようですが、観ていると動くので、生きものであることが判ります。
       ハリガネムシの幼虫は水生昆虫などに食べられることで、その体内に入ります。
       トンボの場合は、幼虫であるヤゴの時代に餌として体内に入ります。
       やがてヤゴは水辺の生活とさよならをしてトンボになって生活するのですが、
       運の悪いトンボは、カマキリに食べられます。
       ところがです、トンボの体内にはヤゴの時代に食べたハリガネムシが寄生していますから、
       次の段階では、ハリガネムシはカマキリの体内に寄生して育って行きます。
       しかし、カマキリにとって悲しいのは、体内で成長した水生生物のハリガネムシが、
       繁殖のため水辺に戻るとき、自分で歩いて行ったりせず、
       カマキリを洗脳して、カマキリを水の中に向かわせるのです。
       ですから、水に飛び込んだカマキリを暫く観察していると、カマキリの体内からハリガネムシが出て来ます。
       自然界の生物の中には、不思議な行動パターンを持つものが意外といますね。
       気持ち悪いと思う方もいるかも知れませんが、食物連鎖の一環でもあり、子孫を残すための仕組みなのです。

       更に詳しく知りたい方は、下記のサイトなどをご覧ください。
          http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141030/422341/
          http://www.alpacapacas.com/archives/1240
       

   今日のおまけです。
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↑ ミズオオバコです。 葉がオオバコに似ています。




by tombo-crazy | 2016-10-04 21:45 | トンボの棲む環境 | Comments(0)