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初冬のカエル谷

   2016年11月22日 晴れ 気温17℃(10時半)

  今日は、カエル谷の作業日でした。
  最近には珍しい、風もない、ぽかぽか陽気でした。
  作業をしながら、日曜がこんな風だったら、みんなでキトンボの産卵が観れたのに…
  などと話していると、
  モンさんから着信。
     「 キトンボ 産卵撮れました 」11:23 と、
  うれしいメールです。
  イヨさんにも教え、共に喜んだのですが、どこで撮ったかがありません。
  K池ならビッグニュースでうれしいですが、
  岐阜だとしても、モンさんにとってはうれしいことです。
  確認すると、岐阜とのこと。
  来年のことと思っていただけに、モンさんの先日の悔しさが解りました。
  おめでとう。モンさん。 良かったですね。

  と言うことで、夜、届いた写真です。 ( ↓ )
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   今日のカエル谷は、ヒメアカネがたくさんいました。 
   交尾態もいました。
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以下は、先週(15日)のカエル谷です。
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by tombo-crazy | 2016-11-22 22:17 | トンボを残すために | Comments(0)

空振り

   2016年11月20日(日)曇り時々… 気温17℃(11時)

  天気予報は今一でしたが、Mさんから行く気満々ですとのメールが入ってましたので、
  イヨさんの意向も確認して、岐阜の某地へ向かいました。
  愛知県内は青空でしたが、岐阜に入ると目的地方面は厚い雲に覆われていました。
  お二人には、産卵は見れないかもと昨夜のうちに伝えてはいるものの
  出来ればワンペアだけでも見せてあげたいとの思いで現地入り。
  10時到着。

  しかしです、目的のキトンボはおろか、トンボの姿がまったくありません。
  予測はしていたものの、これほど見事な空振りも久々です。
  せめて姿だけでもと、池の周りを歩いていると、予想外の人が前方から歩いて来ました。
  tomboさんとこうじくんです。
  あれれ、こんな天気にtomboさんが来るなんて、
  私同様、見てない人に頼まれれば、案内せざるを得ません。
  と言うことで、トンボ狂会メンバーが5人も揃いましたが、途中から雨も降り、
  風も出て来ては、諦めざるを得ませんでした。
  と言うことで12時半過ぎたところで現地を後にしました。

  トンボは野生の生きものだけに、見たいトンボを観ようとすると、
  それなりの条件を選ぶ必要があります。
  そう言った意味では、今日のような経験を積むこともいいことです。
  それに、何と言っても、観れた時の感動が倍加しますからね。
  と言うようなことを話しながら、車を走らせたのですが、
  寂しそうなMさんの横顔でした。

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  おまけ

    捕りたてイノシシの解体を見せて頂きました。
    猟友会も若い方が少なくなっています。
    いつだったか、国会で、自衛隊に害獣駆除をしてもらったらと言う発言がありましたが、
    大賛成です。
    中山間地は獣害で本当に泣かされています。
    猟友会も高齢化と人手不足状態です。
    イノシシなどは、どんどん間引きしないと。
    イノシシは、トンボがいる水辺も結構荒らします。

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by tombo-crazy | 2016-11-22 19:59 | トンボ雑記 | Comments(0)

越冬トンボは 今がチャンス

   2016年10月7日~11月15日


 越冬トンボとの出会い

   トンボが成虫で越冬することを、長い間知らないでいました。
   最初に出会ったのは、28歳のときの雪がちらちら舞う日でした。
   今は廃線になった三河広瀬駅から、東海自然歩道を足助へ向かって歩き始めて間もなく、
   何となく目をやった木の枝先に停まっていました。
   2度目は、今から20年ほど前の雪の元日です。
   友人を誘って、当時は市内で一番高い焙烙山(683.5m)に登り、頂上で休んでいるとき、
   目線の高さの木の枝に、雪を被って停まっていました。
   因みに焙烙山の山頂から越冬トンボの繁殖地までは直線で1400m、標高差で220mほどあります。
   どちらも偶然見つけたもので、生き残りだろうと思っていたのですが、
   帰宅してから調べると、日本には3種類の越冬するトンボがいることが判りました。

   最初と、2番目に出会ったトンボが、何トンボかは判りません。
   その後、トンボを観るようになってからの判断では、その停まり方から、
   オツネントンボ、または、ホソミオツネントンボだったと思われます。


 秋からの越冬トンボとの出会い いろいろ

   黒い赤トンボを探すため、地形図とコンパスを持って各地を歩いています。
   時々、友人も一緒に歩くことがあります。
   黒い赤トンボは、今年の春、期待出来そうと思っていた山の中のO湿地に
   秋以降7回通い、♂に一度だけ出会えましたが、発生頻度から飛来と思われます。

   それ以外にも、山の中のいろんな水辺を、地図とコンパスで歩きまわっていますので、
   いろんな所で越冬トンボと出会うことが出来ましたので、まとめて、ご報告します。

   今の時期は気温が10℃以上ありますから、近くを通るとき舞い上がりますので、
   それを目で追うと、近くに停まってくれますから、ゆっくり観察出来ます。
   なお、注意点ですが、猟期に入っていますので、狩猟が出来るエリアへは
   立ち入らないのが賢明です。(猟犬がうろうろしています。)


 ・10月7日

  その① 黒いトンボがいた標高190mほど山中にあるO湿地近くの林の中で見つけました。
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↑ ホソミイトトンボ♂です。
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↑ 生息環境です。(越冬地と思われます。)
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↑ 山の中にあるO湿地です。


  その② 標高450mほどの尾根上にある湿地が隣接するI池です。
    羽化間もないホソミイトトンボ♂に出会いました。 
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↑ 足元からファファと飛び出したテネラルなホソミイトトンボ♂です。


  ・10月14日

    上記I池で、羽化を見ました。10月半ばの羽化は初めてのことでした。
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↑ ホソミオツネントンボと思われる羽化です。

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↑ オツネントンボ♀です。
池と湿地の境にいました。
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  ・10月20日 愛知県昭和の森の標高160mほどの尾根です。
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↑ ホソミイトトンボ♂です。
3頭出会いましたが、1頭は見失いました。
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↑ 生息環境です。(越冬地と思われます。)

   直線で350mほどの水辺には、毎年たくさんのホソミイトトンボの産卵があります。


  ・10月21日 田んぼにも越冬トンボがいました。

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↑ 二番穂に停まっていたオツネントンボ♀です。
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↑ オツネントンボがいた田んぼです。
田んぼの中を歩いていると数頭舞い上がりましたが見失いました。
越冬地は隣接する林の中と思われます。



  ・10月22日 先日行った昭和の森の尾根へ再度行きました。

    目的は、地図とコンパスを使った道のない山歩きをマスターしたいとの
    モンさん(トンボ狂会メンバー)のトレーニングです。
    今日は、初日です。
    この冬の間に、何度か実際の山へ入り、マスターして頂く予定です。


  (背景)
    中高年の山歩きにプラスし、最近は山ガールと言われる若い女性も増えています。
    自然の中を歩くことそれ自体は、健康的で良いことと思いますが、
    登山人口の増加に伴い、遭難も増えていることは悲しいことです。
    遭難と言うと、雪山や岩場などでの滑落などを思い浮かべる人が多いですが、
    日本における遭難の7割ほどは道迷いによる遭難です。
    大半の登山者は、地図やコンパスが使えません。
    グループの場合は、リーダーについて行く金魚の糞のような人が大半です。
    せめてリーダーに地形を読む力があればいいのですが、怪しい人も多いです。
    故に、現在地が判らなくなり、危険が潜む沢に下りてしまったりして、
    予定時間内に下山できず、山中でビバーク(野宿)をしたり、
    男性に多いパターンですが、何とか下山しようと頑張ってしまい、
    結果、滑落したり、疲労凍死したりすることもあります。
    私はかつて、悲しい事故につながる山での「道迷い」をなくすために、
    カルチャーセンターなどで、地形図とコンパスを使った、迷わない山歩き

    の講師をしてました。

    と言うことで、モンさんには、いろはから学んで頂くことにしました。
    等高線や磁北線のこと、コンパスの機能などは事前学習してもらっています。
    車から降りて、最初にして頂いたことは、「現在地の確認」です。

    次に「正置(せいち)」をして頂き、行きたい方向を確認し、
    行きたい所までの距離と高低差を地形図で確認して、スタートして頂きました。

    私は、少し後をついて行きます。   …以下省略


    地形図とコンパスを使って、野山を歩けるようにしておけば、
    トンボ屋さんにとっても観察エリアが広がり、
    観たいトンボに出会うチャンスが増えますので、ぜひ、マスターください。


    前置きが長くなりましたが、

    尾根上のピークを目指して歩いていたら、
    目の前を、ふわ~っとトンボが横切りました。

    2人の目はトンボを追います。

    停まったところで、静かに近づきます。
    と言うことで、現在地を確認してから、越冬トンボの観察をして頂きました。

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↑ 若いホソミイトトンボの♀たちです。
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↑ オツネントンボの♀もいました。

なお、下の写真のトンボは、腹部を何度か曲げる不思議な動きをしていました。
文献などでは、クリーニング行動と説明している場合がありますが、
下の写真でも判るように、翅と腹部を擦り合わていませんでした。
逆に反らせた場合は、翅と擦れますからクリーニング行動とも言えますが、
今回のような場合は、ストレッチのようなものかも知れません。
詳しい方のコメントをお待ちしています。
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 ↑ 生息環境です。
ここの尾根の場合、毎年越冬トンボを確認しています。

    
    

  ・10月26日 赤とんぼ調査で、先日の田んぼに再度行きました。
    目指す赤とんぼはあまりいませんでしたが、二番穂の中を歩いていると
    ふあ~っと舞い上がるトンボがいます。
    目で追うと、オツネントンボでした。

    この時期の越冬トンボたちは、あまり遠くに飛んで行きませんから
    見失わなければ、ゆっくり観ることが出来ます。

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↑ オツネントンボの若い♂たちです。

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↑ オツネントンボがいた田んぼです。



  ・11月4日 トンボ狂会の友人たちと、この秋見つけた山の中の池に行きました。
    標高450mほどの尾根上にある湿地が隣接するI池なので、ちょっとした山歩きが楽しめます。
    メンバーはコンパスクラブ会員ですから、道のない山でも迷うことなく目的地へ辿りつけます。

    池と湿地の境付近で3頭のオツネントンボに出会うことが出来ました。

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↑ オツネントンボたちです。 (上から♀、♂、♂)
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↑ 生息環境です。
越冬は、池の周囲の林の中と思われますが、猟期が明けないと立ち入りは危険です。

  おまけ
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↑ ウメバチソウの花の蜜を吸うオオハナアブです。
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↑ ヘビノボラズは、葉も実も赤くなっていました。
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↑ イワショウブも白い花から赤い実になっていました。



  ・11月5日 キトンボの産卵確認で、山の中の池へ向かうとき、
   目の前をふわぁ~っと横切り、近くの笹に停まるトンボがいました。
   ホソミオツネントンボの♂でした。
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いろんな角度から観察をしていると、同じ笹に他にも2頭のホソミオツネントンボがいることが判りました。
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↑ ホソミオツネントンボの♂です。
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↑ ホソミオツネントンボの♀です。
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↑ ホソミオツネントンボがいた環境です。
越冬もこの林の中ですると思われます。
木漏れ日があり、風があまり吹き込まない環境でした。



  ・11月11日、12日、13日、15日
   これらの日にも、キトンボの産卵を確認しようと山の中の池へ向かう途中で、
   先回ホソミオツネントンボを見かけた辺りで、
   ホソミオツネントンボの♀各1に出会うことが出来ました。
   この辺りで越冬する可能性が高いので、1~2月に確認に来たいと思います。

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↑ ホソミオツネントンボの♀です。
 多分同じ個体と思われます。

   

  まとめ

   ① 10月7日~11月15日の間に、26頭の越冬トンボに出会うことが出来ました。
     但し、この中には同じ個体が含まれていると思われます。
   ② 内訳は次の通りです。
       ホソミイトトンボ    ♂4 ♀3
       ホソミオツネントンボ  ♂2 ♀6
       オツネントンボ     ♂6 ♀5
   ③ 昭和の森の尾根筋では3種の越冬トンボが確認できた。
   ④ トンボを確認した所は、本来の越冬地ではなく水辺近くのものもあった。
   ⑤ 日中の気温が10℃以上ある今のうちは、
     越冬トンボたちは近づくとふわぁ~っと舞いあがり再び近くに停まるので、
     越冬トンボを見つけやすいことが判りました。



  提案 (冬の楽しみ)
    と、言うことで、本格的冬になる前に、ちょっとした低山に入り、
    越冬トンボを見つけたらいいと思います。
    そして本格的冬になったら、雪のある日とか、風がなく、天気の良い日に
    日だまりハイクを兼ねて、越冬トンボを観て回るのも、トンボ屋の冬の楽しみになります。
    勿論その頃は、越冬トンボたちは動くことはほとんどありません。
    今の時期に、越冬しそうな所を見つけておくことで、発見しやすいです。
    山用のコンロを持って行き、ラーメンやコーヒーを楽しむのもいいと思います。
    雑木林の中は、冬でも意外と暖かいです。



   


     
     
   

by tombo-crazy | 2016-11-16 22:58 | トンボ見て歩記 | Comments(1)

キトンボかの確認

   2016年11月7日(月)晴れ 気温14~17℃(10:30~12:45)


  tomboさんが岐阜の某地へ行かれるとのことで、ご一緒させて頂きました。
  目的は、最近、当地方で見ているキトンボのようなトンボが、
  キトンボなのか、交雑種なのかの、自分なりの見極めです。

  池には10時半頃着きました。
  この池には、7年ほど前に一度だけ行ったことがありますが、
  こんな所にキトンボが…と不思議に思った池でした。
  でも、シーズンに来れば、毎年、確実に見れる池でもありました。
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↑ 熊に注意の看板がある歩道です。池は、左手と奥にありました。
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↑ キトンボの観察をした奥の池です。
コイが入っているのでしょうか? 前回来たときもそうでしたが、水が濁っています。

  tomboさんが、陽当たりの良い北側の岸辺を歩きながら
  何ヵ所か産卵ポイントを案内してくれました。
  のんびり待つことにしました。
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↑ キトンボの観察をした岸辺です。
  
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↑ 最初に出会ったキトンボの♂です。(11:29)
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↑ キトンボの♂たちです。
10頭はいた感じでした。

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↑ 最初に見つけたキトンボ♂が、マユタテアカネ♂と並んで目の前で暫く休んでくれました。
腹部はマユタテアカネほどは赤くなかったですが、従来目にしてたキトンボたちよりも、赤い個体もいることが判りました。

下の写真は、先日、加茂地方の山の中の池で確認したキトンボと思われる個体です。
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↑ 加茂地方のキトンボです。

これらの写真と比較出来たことで、
最近加茂地方の池で確認されているキトンボと思われるトンボは、
成熟間もないキトンボと言って良いようです。


  11時半頃、目の前を対岸に向かって飛ぶ連結ペアがいたので、tomboさんに知らせました。
  産卵を期待したのですが、暫くして連結を解いてしまったとのことでした。


  お昼のチャイムが鳴ったので、車に弁当を取りに戻ると、
  駐車場近くの休耕田でアキアカネが産卵していましたが、距離があり、記録写真にしかなりませんでした。
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   弁当を取って戻ると、「交尾態がいますよ。」と、tomboさん。
   「近づいてもいいですか?」
   「何枚か撮ったので、どうぞ…」
   と言うことで、撮らせてもらった写真です。( ↓ 12:45)
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  順光でも撮っておこうと、回り込むと、ふわっと舞い上がりました。
  しまったと思ったのですが、逃げずに、すぐ近くで産卵を始めたのです。
  今日の産卵はないかと諦めかけていたときでしたので、うれしかったです。
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↑ 連結産卵をするキトンボです。 (12:47~12:53)

なお、この産卵場所は、風が当たらず陽当たりが良いので、
産卵のときは、きっとここに来てくれると、
あらかじめ絨毯状になったヤナギの細根に水をかけておいた所でしたので、
tomboさんとニッコリでした。 (*^_^*)



今日のトンボ見は、高速も使って1時間少しの所でしたが、
私に代わってtomboさんが往復とも運転してくださったので、
楽チンなトンボ見となりました。
tomboさんに感謝感謝です。





  


  
  

by tombo-crazy | 2016-11-09 18:56 | トンボ雑記 | Comments(0)

キトンボを探す

   2016年11月5日(土)、6日(日)晴れ 気温19~23℃(9:30~13:00)

  10月始めからの赤とんぼ調査で各地を回っているとき、
  池の近くなどで、飛来と思われる単独のキトンボを見てました。
  キトンボは、カエル谷でも見たことがありますが、加茂地方では稀にしか見れないトンボです。
  ところが、今シーズンは飛来が多いのか、あるいは、近くに生息地があるかも知れないと、
  目撃地点を地図にプロットし、産卵に来そうな池を確認して回りました。
  結果、二つの池で1~3頭の姿を見ましたが、写真は撮れずにいました。


 本命の池か (11月5日)

  昨日、可能性の高い山の中の池に入り、4~5頭のキトンボと思われる姿を確認し写真に撮ることが出来ました。
  今シーズン、キトンボを目撃した地点は、この池を中心に半径5Km以内に5ヶ所あったことが判りました。
  ただ、今回観れたキトンボは、これまで岐阜の二つの産地で観ていた個体と比べ、
  腹部がきれいな赤色で、ネキトンボとの交雑種の可能性もあります。

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↑ キトンボ? 個体A
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↑ キトンボ? 個体B
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↑ キトンボ? 個体C 
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↑ キトンボ? 個体D
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↑ キトンボのいた山の中の池。とても透明度の高い池です。

2時間半ほど待ちましたが、ネキトンボやコノシメトンボの産卵はあったものの、
キトンボの産卵は確認出来ませんでした。 


 

 もう一つの可能性の高い池  (11月6日)

  同じように透明度の高い、山の中の別の池に行って来ました。
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↑ 今日、訪れた池です。 10月に来たのは初めてです。
9月の長雨が効いたのか、いつもより水位が30cmほど高くなっていました。

風が強かったせいか、トンボたちの産卵はほとんどなく、
キトンボの姿もありませんでした。
風の当たらない日だまりでは、リスアカネなどのトンボが休んでいました。
加茂地方の中では、リスアカネの数が多いように感じました。
来シーズンが楽しみです。

   なお、今日行った池も、風のない天気の良い日に、再度行く予定です。
   それと、もう一つ、気がかりな山の中の池にも行く予定です。



  おまけ

   11月5日に行った池の近くで見つけたホソミオツネントンボです。
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↑ 最初に見つけたホソミオツネントンボの♀です。
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↑ 次に見つけたホソミオツネントンボの♂です。
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↑ 最後に見つけたホソミオツネントンボの♂です。
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↑ この笹の中に結局3頭のホソミオツネントンボがいました。
びっくりぽんでした。

   






by tombo-crazy | 2016-11-06 21:49 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

赤とんぼ調査 (市街地周辺の田んぼ)

   2016年10月18日、11月3日

  先日の旭地区(中山間地)の赤とんぼ調査に続き、市街地周辺の田んぼを観て回りました。
  ここで取りあげた田んぼは、圃場整備がされ、そのほとんどが農業法人によりコメづくりが行われています。
  確認の時間は9時半頃から12時半頃です。
  ちなみに標高は10~60mほどです。

  
 その① 旧高岡町 (10月18日)

  堤本町・山畑
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↑ 稲刈り後も、アキアカネの産卵に合わせた水管理をして頂いていますが…。
奥に見えるのは、トヨタ自動車の高岡工場です。
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↑ 二番穂が育った田んぼです。
北側には猿投山(628.9m)が見えます。
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↑ 今回確認した田んぼは、いずれも農業法人が有機農法でコメづくりをしています。
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↑ 初めてアキアカネの産卵が1ペアだけでしたが確認出来ました。
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↑ 田んぼの隅にいたアキアカネの♀です。

これまでの2年間、アキアカネの羽化や産卵が確認出来ていませんでしたが、
この秋から、稲刈り後も水を少し入れるアキアカネの産卵に合わせた水管理をしたのが効いたのか、
初めてアキアカネの産卵が1ペア確認出来ました。
アキアカネの個体数が少ない地域ですが、来年以降に期待したいと思います。




  堤本町・落田地区 (10月18日)
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 ↑ 山畑地区と同じ農業法人がコメづくりをしている田んぼです。
アキアカネが2頭いましたが、産卵は確認出来ませんでした。
奥に物流拠点としての倉庫などが見えますが、かつては田んぼでした。





 
  竹町・上沖地区 (10月18日)
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↑ 通称:竹村の谷間下(やげんした)と言う地区で、逢妻男川を挟むように田んぼがあります。
農業法人がコメづくりをしています。
2年前まで、毎年アキアカネやコノシメトンボが産卵し、羽化も確認された田んぼが1枚ありましたが、
ブロックローテーションで、昨年は小麦が栽培され、結果、今年は羽化も産卵もありませんでした。
一番下の写真の山のようになっている所は台地の端で、
トヨタ自動車の社長をされていた故豊田英二さんの屋敷があります。
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↑ ただ1頭いたアキアカネです。



   本町・共和地区 (10月18日)

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↑ 通称一本木と言われる地区の田んぼです。
農業法人がコメづくりをしています。
残念ですが、赤とんぼの姿はありませんでした。
奥に見える山は松平地区の焙烙山(683.5m)と六所山(611m)などです。
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↑ 日本人のコメの消費量の減少、コメ余り、米価の低迷、TPPなど、
コメづくりを取り巻く環境は厳しくなっているせいか、
転作ではなく、イチジクの栽培など、田んぼを畑地としての活用も目立つようになりました。
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↑ 国から補助金が出るため、(自治体からも出ることあり)
コスモスを植えている田んぼも目立つようになりました。
見て楽しむだけの陰で、アキアカネなどの産卵場所が消えていることを知って頂けたらと思います。
昔のようにレンゲにして、毎年コメづくりを続けるのであれば、赤とんぼたちの命はつながるのですが、
市街地周辺の田んぼにあっては、出来ない時代になっているようです。




   住吉町・八百山地区(竹村小学校北) (10月18日)

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↑ 竹村小学校北の田んぼです。
農業法人がコメづくりをしています。
一昨年までは、アキアカネの羽化や産卵が確認されていましたが、
昨年はブロックローテーションで小麦が植えられていた関係で、周囲にも赤とんぼの姿はありませんでした。



  大林町 上畔 (11月3日

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↑ 県道12号線(豊田一色線)の高架下東にある田んぼです。
農業法人がコメづくりをしています。
背中側には東名高速道路があります。
農業法人がコメづくりをしていますが、ブロックローテーションの影響で
赤とんぼの姿はありませんでした。




   西田町・ 大畔 11月3日
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↑ 東名高速上郷SA西600mほどにある田んぼです。
農業法人がコメづくりをしていますが、ブロックローテーションの影響で
赤とんぼの姿はありませんでした。




 その② 旧上郷町 11月3日


   広美町・小総、長総、 福受町・福広
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↑ 広美町(手前)と福受町(奥)の田んぼです。
農業法人がコメづくりをしていますが、ブロックローテーションの影響で
赤とんぼの姿はありませんでした。

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↑ 一部は2年3作体系(水稲-麦-大豆)になっていました。
これですと、田んぼでコメを作らない期間が2年間におよびますので、
トンボやカエルなどの水辺を必要とする生きものたちには、
隣接する小川などの避難場所がない場合、種の存続が出来なくなります。




桝塚西町・宮前、元屋敷 (11月3日)
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↑ 昨年は一面の小麦畑になっていましたが、今年は大豆畑になっていた、かつての田んぼです。
農業法人が2年3作体系(水稲-麦-大豆)の輪作をしています。
毎年コメづくりをしてないため、付近に赤とんぼの姿はありませんでした。





  市街地周辺の田んぼの まとめ

  ① 市街地周辺の田んぼのほとんどは、農業法人がコメづくりをしています。
  ② ただ、ブロックローテーションなど、毎年コメづくりをしてないことが多く、
    田んぼと共に生きて来たアキアカネを始めとする赤とんぼたちにとって、
    命をつなぐことが難しくなっています。
  ③ ただ、コメづくりを取り巻く環境は厳しくなっていますから、
    毎年コメを作ることは経営的にも困難と思われます。
  ④ 割合は少ないものの、有機農法などで毎年コメづくりをやろうとしている田んぼが確認出来たのは、僅かな希望でした。
  ⑤ 市街地周辺の田んぼの赤とんぼは、今後増えることはなく、年々減少すると思われます。
  ⑥ 今回の調査でも、アキアカネなどの赤とんぼは、探し回って、やっと見つける状態でした。
  ⑦ 赤とんぼを増やそうとした場合、農業法人や農家を支援する体制や仕組みが必要に感じました。
  ⑧ とりあえず誰でも出来ることとしては、ご飯を食べて、米価の下落を防ぐことでしょうか。

  トンボ好きのみなさん、よろしくお願いしますね。





  

by tombo-crazy | 2016-11-05 20:37 | トンボの棲む環境 | Comments(0)