今日もトンボを探して…

2017年4月12日(水)晴れ 気温15℃(10:40 ②のK池にて)

冬の間に見つけた三つの池を含めて、旧F町とO村の池や湿地を回って来ました。
途中からtomboさんにもお付き合い頂きましたが、3月の低温と、山間部のせいか、
出会ったトンボはタベサナエと2種の越冬トンボだけでした。
でも、今後に期待出来そうな所でした。




①T平湿地(標高125m)
 …昔からの湧水湿地ですが、一部が堰き止められ、小さな池になっています。
a0122264_15334543.jpg
a0122264_15401878.jpg

ただ、このところの雨で、例年タベサナエの羽化がたくさん見られる小さな池も
水位が上昇し、たくさんの水が堰から流れ落ちていて、水温も10℃ほどでした。
これらの影響か、羽化殻もタベサナエの姿もありませんでした。
羽化殻は流れ落ちている可能性も考えられたので、堰の下も見ましたが、ありませんでした。
今年のT平湿地は、羽化が10日ほど遅れているようです。


 

②K池(標高154m)
 …私たちには馴染みのフィールドと言える池で、年間を通して訪ねています。
 10時頃着くと、1時間ほど前に入ったと、tomboさんが来てました。
 
a0122264_15541877.jpg
 先日に続きタベサナエの羽化を観ることが出来ましたが、フタスジサナエはまだでした。
a0122264_16131717.jpg
a0122264_16134732.jpg
a0122264_16150803.jpg
↑ 2頭並んでの羽化でしたが、風があったせいか、時々位置を変えていました。(上3枚)

a0122264_16172498.jpg
a0122264_16174839.jpg
a0122264_16180346.jpg
a0122264_16182210.jpg
a0122264_16195818.jpg
↑ 処女飛行の個体がふあふあと目の前に来たので手を出すと、指に止まりました。

a0122264_16231140.jpg
a0122264_16252115.jpg
a0122264_16254215.jpg
a0122264_20094828.jpg
a0122264_20114351.jpg
a0122264_20121543.jpg
a0122264_20124272.jpg
a0122264_20174741.jpg
a0122264_20314555.jpg
a0122264_20305431.jpg


↑ 遅い時間にも関わらず、定位しようとしているヤゴもいました。(上4枚+動画)


↓ 定位し、羽化を始めた個体も…

  個体①
a0122264_20190364.jpg
↑ 10:35
a0122264_20184587.jpg
↑ 10:52
a0122264_20212371.jpg
↑ 10:57
a0122264_20214078.jpg
↑ 11:03
a0122264_20222693.jpg
↑ 11:19


  個体②
a0122264_20333460.jpg
↑ 11:37
a0122264_20334204.jpg
↑ 11:41
a0122264_20340195.jpg
↑ 11:41

翅が伸び切るまでの間、リズミカルな動きがありました。
a0122264_20282221.jpg
↑ 処女飛行で最初の休止場所に選ばれたのが長靴でした。

私がK池にいた2時間ほどに20数頭の羽化が確認出来ましたが、
もう暫く羽化は続くように思われます。





③O湿地(標高189m)
 …山の中の湿地で、道はありません。それだけに静かで手つかずの自然が残っています。
a0122264_20193727.jpg

  湿地へは11:35に着きました。以下、tomboさんと一緒です。
  遅い時間にも関わらず、10数頭のタベサナエの羽化が観れました。
a0122264_20123751.jpg
a0122264_20235695.jpg
a0122264_20125119.jpg
a0122264_20130945.jpg
a0122264_20134037.jpg
a0122264_20244056.jpg
a0122264_20153669.jpg
a0122264_20151906.jpg
↑ ハルリンドウもたくさん咲いていました。





④KK池(標高167m)
 …昨年の12月始めに越冬トンボを探しているとき見つけた小さな自然の池で、O湿地の途中に立ち寄りました。
 尾根の向こうには、キトンボも確認された池群があり、今後に期待出来そうです。
a0122264_20371025.jpg
a0122264_20372098.jpg
a0122264_16090442.jpg
↑ 水辺近くに動物の糞がありました。通称「溜め糞」と言われますが、どんな動物でしょうか?
 暫く無人カメラをセットしておくと…。
a0122264_16555742.jpg
a0122264_17031857.jpg
a0122264_17024376.jpg
↑ 2頭のタヌキが写っていて、「溜め糞」の主のようです。

a0122264_17034968.jpg
a0122264_17085829.jpg
↑ アオサギも来ていることが判りました。それも昼も夜もです。
「鳥目」と言われ、一般に鳥は夜は眼が見えないとの俗説がありますが、
フクロウやコノハズクの仲間だけに限らず、ほとんどの鳥は、夜も見えているのかも知れません。
トンボは夜、どんな行動をしているのでしょうか?
興味が尽きません。
一つ一つ、解明出来たらと思います。





 ⑤K池(標高163m)
  …なぜか、イニシャルにするとKと付く池が多いです。漢字で書くと違うのですが。
a0122264_18325880.jpg
a0122264_18402859.jpg
a0122264_18395555.jpg
↑ シロモジ
a0122264_18375565.jpg
↑ コバノミツバツツジ
a0122264_18374898.jpg
↑ コウヤミズキ
a0122264_18400711.jpg
↑ 近くの頂からの眺め

下見と言うことで立ち寄ったのですが、トンボが期待出来そうな池でした。






⑤K池(標高206m)
 …旧O村の池です。④の池から山を越えて歩いて行きました。

a0122264_18360154.jpg
a0122264_18363357.jpg
↑ 今の時期、山間の池に見られますが、
木の葉から出たタンニンが溶け出しているようで、
④の池同様、池の水が黒ずんでいました。
a0122264_18362102.jpg
a0122264_18172744.jpg
a0122264_18370713.jpg
↑ マキノスミレ
a0122264_18365917.jpg
↑ ハルリンドウ
a0122264_18351660.jpg
↑ ホソミオツネントンボ

タムシバも咲いていました。

 ④の池同様、トンボが期待出来る池と湿地と流れでした。
 弁当を持って、ハイキングを兼ねて行ったら、とても良さそうな所でした。










# by tombo-crazy | 2017-04-12 20:22 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

タベサナエの羽化

 2017年4月10日(月)曇り 気温14℃、水温10℃(11:15)

 5日にK池でタベサナエの羽化を確認とのtomboさんの情報で、
3月末に行ったきりのK池へ行くと、雨で水位が上がっていたものの、30頭ほどの羽化が観れました。
 K池着が10時少し前と遅かったので大半は翅が開いてましたが、背中から半分ほど身体を出したものもいました。
a0122264_22502776.jpg
a0122264_22512552.jpg
a0122264_22515137.jpg
a0122264_22521967.jpg
a0122264_22524381.jpg
a0122264_22530480.jpg
a0122264_22533160.jpg
a0122264_22534527.jpg
a0122264_22541312.jpg
a0122264_22542295.jpg
a0122264_22543089.jpg
a0122264_22550619.jpg
a0122264_22553555.jpg
a0122264_22555542.jpg
a0122264_22563593.jpg
a0122264_22565394.jpg
a0122264_22572032.jpg
a0122264_22573690.jpg
a0122264_22574880.jpg
a0122264_22581320.jpg
a0122264_22584874.jpg
a0122264_22591178.jpg
a0122264_22595662.jpg
a0122264_23001660.jpg
a0122264_23005566.jpg
a0122264_23011113.jpg
a0122264_23014197.jpg
a0122264_23015305.jpg
a0122264_23034982.jpg
a0122264_23042712.jpg
a0122264_23045236.jpg
a0122264_23053788.jpg

 K池には10:40頃までいて、次の目的地O湿地へ向かいました。
O湿地は、東へ1.4Kmほどですが、歩いての山越えのため11:35頃に着きました。
a0122264_23092754.jpg
a0122264_13374939.jpg
 やはり、タベサナエがたくさん羽化していました。
a0122264_23104200.jpg
a0122264_23111366.jpg
a0122264_23124624.jpg
a0122264_23131355.jpg
a0122264_23132280.jpg
a0122264_23134258.jpg
a0122264_23142458.jpg
a0122264_23145595.jpg
a0122264_23151363.jpg
a0122264_23153813.jpg
a0122264_23160577.jpg
a0122264_23164156.jpg


〔追記〕

 4月11日(火)雨 気温10℃ 水温8℃(11:10)

 雨の日の羽化の状況を確認したくK池に行ってみましたが、今回は羽化が確認出来ませんでした。
雨のせいか、気温(水温)のせいかは判りません。
かつて雨の日にタカネトンボやクロスジギンヤンマの羽化を見ていますので、もう少し観察をしたいと思います。
a0122264_23220611.jpg







# by tombo-crazy | 2017-04-11 23:22 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

観れました! 今シーズン初のトンボの産卵

2017年4月5日 晴れ 気温 16℃(13:30)

 3月後半から、シーズン初の、羽化や、越冬トンボたちの産卵を見ようと
晴れの日は、いろんな水辺を訪ねていましたが、
例年より気温が低いことなどで、見れない日が続いていました。
それでも、今日は見れるかも…と、水辺に出掛ける私でしたが、
やっと、ホソミオツネントンボ2ペアの産卵を観ることが出来ました。


 最初に寄ったT地区の水辺は、タベサナエの羽化狙いでしたが、羽化はなし。
その代り、先日に続き、成熟したオツネントンボの♂を観ることが出来、
咲き始めたシデコブシの花を楽しむことが出来ました。
a0122264_10301242.jpg
a0122264_10461093.jpg
↑ 成熟し、複眼が青味がかったオツネントンボの♂(4月2日に初認)


a0122264_10020443.jpg
↑ シデコブシ(モクレン科) 
     州伊勢湾要素(東海丘陵要素植物群)の一つで、環境省の準絶滅危惧種に指定されています。
     岐阜、三重、愛知の湿地に見られますが、タムシバやコブシより小さいこともあり、
     園芸種として改良され、各地の公園や庭でも、似た感じのものを観ることが出来ます。
     この花がほころぶ頃、加茂地方では、タベサナエやシオヤトンボの羽化が確認出来ます。


 次に寄ったK地区の水辺では、シオヤトンボやタベサナエの羽化は確認出来ませんでしたが、
成熟しかかったホソミオツネントンボを、複数、水辺近くの林で観ることが出来、
ハルリンドウの群落も見れました。
ホソミオツネントンボ♀も1頭いたのですが、取り逃がしました。
今の時期は、越冬トンボたちも冬のようにじっとして居ることなく、見つけるのが遅れると、飛ばれて見失ってしまいます。
でも、慣れて来ると、いそうな所は、雰囲気で判るようになります。
a0122264_14150214.jpg
a0122264_14154509.jpg
a0122264_14210827.jpg
a0122264_14344482.jpg
a0122264_14362327.jpg
a0122264_14373710.jpg
a0122264_14383145.jpg
a0122264_14390134.jpg
↑ ハルリンドウです。白い花もありました。


 ひと月ほど前に見つけた二つの池も行ってみましたが、
山の中にあるせいか、羽化はありませんでしたが、時々越冬トンボが見れただけでしたが、
どちらの池も林の中にあり、湿地が隣接し、水は澄み、コイもいなく、今後に期待できる雰囲気のある池でした。
木々の花もきれいでした。
a0122264_14443444.jpg
↑ K池
a0122264_14455776.jpg
↑ KO池
a0122264_14493350.jpg
↑ コウヤミズキ(マンサク科)
a0122264_14510758.jpg
↑ シロモジ(クスノキ科)
a0122264_14523509.jpg
↑ タムシバ(モクレン科)

湿地には、ハルリンドウもたくさんありました。



 山間部の水辺は、越冬トンボはいるものの、羽化したてや産卵シーンは見れなかったのですが、
平地なら多少水温が高いので見られるかもと、
午後からは、平地に近い丘陵地の三ヶ所の水辺を探しましたが、トンボの姿はなく
諦めかけたのですが、
昨年、ハラビロトンボの羽化を観た水辺も見ておこうと、水位が落ちてしまった某池の水際を歩いていると、
連結で飛ぶトンボが、2ペアと単独♂が水面近くを飛んでいました。
産卵モードなのですが、産卵基質となる草がないせいか、水際をうろうろしていました。
いいことを思いつきました。
土手の草を抜いて束ね、水面に置くと、すぐに産卵に来てくれました。
後、1週間もして、水際に草が出揃ったらば、たくさんのイトトンボたちの産卵が観れると思います。
a0122264_20284021.jpg
a0122264_20383433.jpg
a0122264_20364358.jpg
a0122264_20304619.jpg
a0122264_20320607.jpg
a0122264_20330355.jpg
a0122264_20343717.jpg




# by tombo-crazy | 2017-04-05 20:44 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

カエル谷に春の兆しが…

2017年1月31日(火)晴れ 気温3℃(9時)

一昨日の雨が、カエルの産卵を促したようで、
昨日の朝ひとつ。
そして今朝4つ、計5つのヤマアカガエルの卵塊がカエル谷の水辺にありました。
朝方は水面に氷が張っている日が続いていますが、
カエル谷にも春が近付いているようです。
a0122264_22030275.jpg
a0122264_22040132.jpg
a0122264_22044038.jpg
a0122264_22045205.jpg
a0122264_22045848.jpg
↑ ヤマアカガエルの卵塊です。
a0122264_22051756.jpg
↑ カエルたちの動き回った痕跡が水の中に着いていました。

a0122264_22082592.jpg
a0122264_22083523.jpg
↑ 水辺の中の葦を間引きしました。
a0122264_22113924.jpg
↑ 春からの道路工事に備え、小屋の移設場所の整備です。
a0122264_22090364.jpg
↑ 一息です。
a0122264_22095857.jpg






# by tombo-crazy | 2017-01-31 22:10 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

雪の中でトンボを探す

2017年1月18日(水)晴れ 気温7℃(11時半)

tomboさんに誘って頂き、キトンボの生き残りを探しに関ヶ原まで行って来ました。
天気予報は申し分ありません。
仮に、観れなかったとしても、雪景色を観て、雪の感触が味わえるのですから、心は踊りました。
行きも帰りもtomboさんに運転して頂きましたので、道中なつかしの雪山を観ながらでした。
西へ向かって走りますので、どの雪山も、きれいに輝いていました。
左手には仙ヶ岳から藤原岳へと続く鈴鹿の山並みがくっきり。
手前の養老山地の奥には御池や鈴北も真っ白な頭を覗かせていました。
関ヶ原の谷からそびえ立つ真っ白な山が伊吹山。
標高こそ1337mしかなくとも、南側がすとんと落ち込み、独立峰に見えることから、誰にも判り易く人気の伊吹山です。
北尾根から奥には国見岳や虎子山に貝月山、金糞岳も頭を覗かせています。
右手に目を転じれば、雷倉、花房山、小津の権現岳の山々。
五蛇池山や蕎麦山などのなつかしい山々が輝いていました。

現地へは10時頃に着きました。
積雪は長靴が沈み込むかどうかの微妙な量です。
前日、Oさんとtomboさんが歩いた跡を、忠実に進みました。
前日は、長靴の中がキンキンと冷えたようですが、幸いの天気で、カイロのお世話にならずに済みました。
a0122264_14575436.jpg
a0122264_14582884.jpg
a0122264_14585644.jpg
a0122264_15001189.jpg
a0122264_14594010.jpg
a0122264_15010408.jpg
a0122264_15021188.jpg

1時頃まで、手分けしてキトンボを探しましたが、見つけることは出来ませんでした。
9日の成人の日には、SさんやOさんたちが見たのが、今シーズン最後のようでした。
いきなりのドカ雪と、キセキレイが関わったのかもしれません。
トンボは見れませんでしたが、楽しい1日でした。


■関ヶ原のおまけ

a0122264_16014279.jpg
↑ 大きさ、臭い、消化具合などからテンの糞のようですが、イタチの♂かも知れません。

a0122264_15240689.jpg
a0122264_15392423.jpg
↑ ニホンジカの糞です。
似た感じのものにカモシカの糞がありますが、
ニホンカモシカの場合、俵と言うよりも、ピーナッツのような形状であることと、
ニホンカモシカはタメ糞と言って、同じ場所に留まり、ゆっくり糞をする習性があるため、一度に見れる量が多いです。
一方、ニホンジカ移動しながらも糞をするので、付近にパラパラとある場合はニホンジカと判断出来ます。
なお、ウサギの糞は、もう少し小さく、丸いです。
a0122264_15410988.jpg
↑ ルリビタキの若い♂
a0122264_15423848.jpg
↑ ムキタケです。美味しいです。
a0122264_15465842.jpg
↑ ヒメヤシャブシです。 
丸く、マツボックリのようなのが花穂。中に小さな果実があります。
長細いのが雄花の花芽。どちらも垂れ下っているのが特徴です。
なお、岸辺にあるヒメヤシャブシの水に浸かった細根は、キトンボの産卵床になっていました。(下の写真)
a0122264_15594954.jpg



帰りに、K池により、越冬トンボを探し、tomboさんが2頭観ることが出来来ました。
a0122264_15042682.jpg
a0122264_15043900.jpg





# by tombo-crazy | 2017-01-19 13:59 | トンボのいる風景 | Comments(0)