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観れました! 今シーズン初のトンボの産卵

2017年4月5日 晴れ 気温 16℃(13:30)

 3月後半から、シーズン初の、羽化や、越冬トンボたちの産卵を見ようと
晴れの日は、いろんな水辺を訪ねていましたが、
例年より気温が低いことなどで、見れない日が続いていました。
それでも、今日は見れるかも…と、水辺に出掛ける私でしたが、
やっと、ホソミオツネントンボ2ペアの産卵を観ることが出来ました。


 最初に寄ったT地区の水辺は、タベサナエの羽化狙いでしたが、羽化はなし。
その代り、先日に続き、成熟したオツネントンボの♂を観ることが出来、
咲き始めたシデコブシの花を楽しむことが出来ました。
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↑ 成熟し、複眼が青味がかったオツネントンボの♂(4月2日に初認)


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↑ シデコブシ(モクレン科) 
     州伊勢湾要素(東海丘陵要素植物群)の一つで、環境省の準絶滅危惧種に指定されています。
     岐阜、三重、愛知の湿地に見られますが、タムシバやコブシより小さいこともあり、
     園芸種として改良され、各地の公園や庭でも、似た感じのものを観ることが出来ます。
     この花がほころぶ頃、加茂地方では、タベサナエやシオヤトンボの羽化が確認出来ます。


 次に寄ったK地区の水辺では、シオヤトンボやタベサナエの羽化は確認出来ませんでしたが、
成熟しかかったホソミオツネントンボを、複数、水辺近くの林で観ることが出来、
ハルリンドウの群落も見れました。
ホソミオツネントンボ♀も1頭いたのですが、取り逃がしました。
今の時期は、越冬トンボたちも冬のようにじっとして居ることなく、見つけるのが遅れると、飛ばれて見失ってしまいます。
でも、慣れて来ると、いそうな所は、雰囲気で判るようになります。
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↑ ハルリンドウです。白い花もありました。


 ひと月ほど前に見つけた二つの池も行ってみましたが、
山の中にあるせいか、羽化はありませんでしたが、時々越冬トンボが見れただけでしたが、
どちらの池も林の中にあり、湿地が隣接し、水は澄み、コイもいなく、今後に期待できる雰囲気のある池でした。
木々の花もきれいでした。
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↑ K池
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↑ KO池
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↑ コウヤミズキ(マンサク科)
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↑ シロモジ(クスノキ科)
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↑ タムシバ(モクレン科)

湿地には、ハルリンドウもたくさんありました。



 山間部の水辺は、越冬トンボはいるものの、羽化したてや産卵シーンは見れなかったのですが、
平地なら多少水温が高いので見られるかもと、
午後からは、平地に近い丘陵地の三ヶ所の水辺を探しましたが、トンボの姿はなく
諦めかけたのですが、
昨年、ハラビロトンボの羽化を観た水辺も見ておこうと、水位が落ちてしまった某池の水際を歩いていると、
連結で飛ぶトンボが、2ペアと単独♂が水面近くを飛んでいました。
産卵モードなのですが、産卵基質となる草がないせいか、水際をうろうろしていました。
いいことを思いつきました。
土手の草を抜いて束ね、水面に置くと、すぐに産卵に来てくれました。
後、1週間もして、水際に草が出揃ったらば、たくさんのイトトンボたちの産卵が観れると思います。
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by tombo-crazy | 2017-04-05 20:44 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

冬でもトンボ

2017年1月9日(月)晴れ 気温13℃(13:15)

昨日は冬には珍しい雨でしたが、今日は晴れ間があります。
午後はトンボでも探し行こうかと、午前は家で囲碁をやっていたら、
トンボ狂会のモンさんから山に来てますとのメール。
3時には家に帰る予定とのこと。
と言うことで、ガソリンを入れに行って、急ぎ山へ向かいました。
麓には12:30着。
トンボを探しながら沢筋から尾根へ向かいました。
風もなく、穏やかな天気です。
モンさんと合流。
見つかりましたか?
1頭だけですが…と案内して頂き、撮ったトンボが下の写真です。

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↑ ホソミオツネントンボ ♂

回り込んで撮ろうとしたら、近くに来た虫に反応し、飛ばれて見失いました。
気温が13℃と高かったので越冬トンボたちもじっとしていません。

以後、二手に分かれて探しました。
ホソミオツネントンボの♀を見つけることが出来ました。(下の写真)
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↑ ホソミオツネントンボ ♀
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↑ 猿投山が見えました。
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↑ 近くの池です。




by tombo-crazy | 2017-01-09 20:11 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

越冬トンボは 今がチャンス

   2016年10月7日~11月15日


 越冬トンボとの出会い

   トンボが成虫で越冬することを、長い間知らないでいました。
   最初に出会ったのは、28歳のときの雪がちらちら舞う日でした。
   今は廃線になった三河広瀬駅から、東海自然歩道を足助へ向かって歩き始めて間もなく、
   何となく目をやった木の枝先に停まっていました。
   2度目は、今から20年ほど前の雪の元日です。
   友人を誘って、当時は市内で一番高い焙烙山(683.5m)に登り、頂上で休んでいるとき、
   目線の高さの木の枝に、雪を被って停まっていました。
   因みに焙烙山の山頂から越冬トンボの繁殖地までは直線で1400m、標高差で220mほどあります。
   どちらも偶然見つけたもので、生き残りだろうと思っていたのですが、
   帰宅してから調べると、日本には3種類の越冬するトンボがいることが判りました。

   最初と、2番目に出会ったトンボが、何トンボかは判りません。
   その後、トンボを観るようになってからの判断では、その停まり方から、
   オツネントンボ、または、ホソミオツネントンボだったと思われます。


 秋からの越冬トンボとの出会い いろいろ

   黒い赤トンボを探すため、地形図とコンパスを持って各地を歩いています。
   時々、友人も一緒に歩くことがあります。
   黒い赤トンボは、今年の春、期待出来そうと思っていた山の中のO湿地に
   秋以降7回通い、♂に一度だけ出会えましたが、発生頻度から飛来と思われます。

   それ以外にも、山の中のいろんな水辺を、地図とコンパスで歩きまわっていますので、
   いろんな所で越冬トンボと出会うことが出来ましたので、まとめて、ご報告します。

   今の時期は気温が10℃以上ありますから、近くを通るとき舞い上がりますので、
   それを目で追うと、近くに停まってくれますから、ゆっくり観察出来ます。
   なお、注意点ですが、猟期に入っていますので、狩猟が出来るエリアへは
   立ち入らないのが賢明です。(猟犬がうろうろしています。)


 ・10月7日

  その① 黒いトンボがいた標高190mほど山中にあるO湿地近くの林の中で見つけました。
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↑ ホソミイトトンボ♂です。
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↑ 生息環境です。(越冬地と思われます。)
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↑ 山の中にあるO湿地です。


  その② 標高450mほどの尾根上にある湿地が隣接するI池です。
    羽化間もないホソミイトトンボ♂に出会いました。 
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↑ 足元からファファと飛び出したテネラルなホソミイトトンボ♂です。


  ・10月14日

    上記I池で、羽化を見ました。10月半ばの羽化は初めてのことでした。
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↑ ホソミオツネントンボと思われる羽化です。

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↑ オツネントンボ♀です。
池と湿地の境にいました。
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  ・10月20日 愛知県昭和の森の標高160mほどの尾根です。
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↑ ホソミイトトンボ♂です。
3頭出会いましたが、1頭は見失いました。
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↑ 生息環境です。(越冬地と思われます。)

   直線で350mほどの水辺には、毎年たくさんのホソミイトトンボの産卵があります。


  ・10月21日 田んぼにも越冬トンボがいました。

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↑ 二番穂に停まっていたオツネントンボ♀です。
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↑ オツネントンボがいた田んぼです。
田んぼの中を歩いていると数頭舞い上がりましたが見失いました。
越冬地は隣接する林の中と思われます。



  ・10月22日 先日行った昭和の森の尾根へ再度行きました。

    目的は、地図とコンパスを使った道のない山歩きをマスターしたいとの
    モンさん(トンボ狂会メンバー)のトレーニングです。
    今日は、初日です。
    この冬の間に、何度か実際の山へ入り、マスターして頂く予定です。


  (背景)
    中高年の山歩きにプラスし、最近は山ガールと言われる若い女性も増えています。
    自然の中を歩くことそれ自体は、健康的で良いことと思いますが、
    登山人口の増加に伴い、遭難も増えていることは悲しいことです。
    遭難と言うと、雪山や岩場などでの滑落などを思い浮かべる人が多いですが、
    日本における遭難の7割ほどは道迷いによる遭難です。
    大半の登山者は、地図やコンパスが使えません。
    グループの場合は、リーダーについて行く金魚の糞のような人が大半です。
    せめてリーダーに地形を読む力があればいいのですが、怪しい人も多いです。
    故に、現在地が判らなくなり、危険が潜む沢に下りてしまったりして、
    予定時間内に下山できず、山中でビバーク(野宿)をしたり、
    男性に多いパターンですが、何とか下山しようと頑張ってしまい、
    結果、滑落したり、疲労凍死したりすることもあります。
    私はかつて、悲しい事故につながる山での「道迷い」をなくすために、
    カルチャーセンターなどで、地形図とコンパスを使った、迷わない山歩き

    の講師をしてました。

    と言うことで、モンさんには、いろはから学んで頂くことにしました。
    等高線や磁北線のこと、コンパスの機能などは事前学習してもらっています。
    車から降りて、最初にして頂いたことは、「現在地の確認」です。

    次に「正置(せいち)」をして頂き、行きたい方向を確認し、
    行きたい所までの距離と高低差を地形図で確認して、スタートして頂きました。

    私は、少し後をついて行きます。   …以下省略


    地形図とコンパスを使って、野山を歩けるようにしておけば、
    トンボ屋さんにとっても観察エリアが広がり、
    観たいトンボに出会うチャンスが増えますので、ぜひ、マスターください。


    前置きが長くなりましたが、

    尾根上のピークを目指して歩いていたら、
    目の前を、ふわ~っとトンボが横切りました。

    2人の目はトンボを追います。

    停まったところで、静かに近づきます。
    と言うことで、現在地を確認してから、越冬トンボの観察をして頂きました。

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↑ 若いホソミイトトンボの♀たちです。
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↑ オツネントンボの♀もいました。

なお、下の写真のトンボは、腹部を何度か曲げる不思議な動きをしていました。
文献などでは、クリーニング行動と説明している場合がありますが、
下の写真でも判るように、翅と腹部を擦り合わていませんでした。
逆に反らせた場合は、翅と擦れますからクリーニング行動とも言えますが、
今回のような場合は、ストレッチのようなものかも知れません。
詳しい方のコメントをお待ちしています。
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 ↑ 生息環境です。
ここの尾根の場合、毎年越冬トンボを確認しています。

    
    

  ・10月26日 赤とんぼ調査で、先日の田んぼに再度行きました。
    目指す赤とんぼはあまりいませんでしたが、二番穂の中を歩いていると
    ふあ~っと舞い上がるトンボがいます。
    目で追うと、オツネントンボでした。

    この時期の越冬トンボたちは、あまり遠くに飛んで行きませんから
    見失わなければ、ゆっくり観ることが出来ます。

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↑ オツネントンボの若い♂たちです。

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↑ オツネントンボがいた田んぼです。



  ・11月4日 トンボ狂会の友人たちと、この秋見つけた山の中の池に行きました。
    標高450mほどの尾根上にある湿地が隣接するI池なので、ちょっとした山歩きが楽しめます。
    メンバーはコンパスクラブ会員ですから、道のない山でも迷うことなく目的地へ辿りつけます。

    池と湿地の境付近で3頭のオツネントンボに出会うことが出来ました。

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↑ オツネントンボたちです。 (上から♀、♂、♂)
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↑ 生息環境です。
越冬は、池の周囲の林の中と思われますが、猟期が明けないと立ち入りは危険です。

  おまけ
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↑ ウメバチソウの花の蜜を吸うオオハナアブです。
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↑ ヘビノボラズは、葉も実も赤くなっていました。
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↑ イワショウブも白い花から赤い実になっていました。



  ・11月5日 キトンボの産卵確認で、山の中の池へ向かうとき、
   目の前をふわぁ~っと横切り、近くの笹に停まるトンボがいました。
   ホソミオツネントンボの♂でした。
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いろんな角度から観察をしていると、同じ笹に他にも2頭のホソミオツネントンボがいることが判りました。
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↑ ホソミオツネントンボの♂です。
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↑ ホソミオツネントンボの♀です。
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↑ ホソミオツネントンボがいた環境です。
越冬もこの林の中ですると思われます。
木漏れ日があり、風があまり吹き込まない環境でした。



  ・11月11日、12日、13日、15日
   これらの日にも、キトンボの産卵を確認しようと山の中の池へ向かう途中で、
   先回ホソミオツネントンボを見かけた辺りで、
   ホソミオツネントンボの♀各1に出会うことが出来ました。
   この辺りで越冬する可能性が高いので、1~2月に確認に来たいと思います。

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↑ ホソミオツネントンボの♀です。
 多分同じ個体と思われます。

   

  まとめ

   ① 10月7日~11月15日の間に、26頭の越冬トンボに出会うことが出来ました。
     但し、この中には同じ個体が含まれていると思われます。
   ② 内訳は次の通りです。
       ホソミイトトンボ    ♂4 ♀3
       ホソミオツネントンボ  ♂2 ♀6
       オツネントンボ     ♂6 ♀5
   ③ 昭和の森の尾根筋では3種の越冬トンボが確認できた。
   ④ トンボを確認した所は、本来の越冬地ではなく水辺近くのものもあった。
   ⑤ 日中の気温が10℃以上ある今のうちは、
     越冬トンボたちは近づくとふわぁ~っと舞いあがり再び近くに停まるので、
     越冬トンボを見つけやすいことが判りました。



  提案 (冬の楽しみ)
    と、言うことで、本格的冬になる前に、ちょっとした低山に入り、
    越冬トンボを見つけたらいいと思います。
    そして本格的冬になったら、雪のある日とか、風がなく、天気の良い日に
    日だまりハイクを兼ねて、越冬トンボを観て回るのも、トンボ屋の冬の楽しみになります。
    勿論その頃は、越冬トンボたちは動くことはほとんどありません。
    今の時期に、越冬しそうな所を見つけておくことで、発見しやすいです。
    山用のコンロを持って行き、ラーメンやコーヒーを楽しむのもいいと思います。
    雑木林の中は、冬でも意外と暖かいです。



   


     
     
   

by tombo-crazy | 2016-11-16 22:58 | トンボ見て歩記 | Comments(1)

キトンボを探す

   2016年11月5日(土)、6日(日)晴れ 気温19~23℃(9:30~13:00)

  10月始めからの赤とんぼ調査で各地を回っているとき、
  池の近くなどで、飛来と思われる単独のキトンボを見てました。
  キトンボは、カエル谷でも見たことがありますが、加茂地方では稀にしか見れないトンボです。
  ところが、今シーズンは飛来が多いのか、あるいは、近くに生息地があるかも知れないと、
  目撃地点を地図にプロットし、産卵に来そうな池を確認して回りました。
  結果、二つの池で1~3頭の姿を見ましたが、写真は撮れずにいました。


 本命の池か (11月5日)

  昨日、可能性の高い山の中の池に入り、4~5頭のキトンボと思われる姿を確認し写真に撮ることが出来ました。
  今シーズン、キトンボを目撃した地点は、この池を中心に半径5Km以内に5ヶ所あったことが判りました。
  ただ、今回観れたキトンボは、これまで岐阜の二つの産地で観ていた個体と比べ、
  腹部がきれいな赤色で、ネキトンボとの交雑種の可能性もあります。

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↑ キトンボ? 個体A
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↑ キトンボ? 個体B
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↑ キトンボ? 個体C 
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↑ キトンボ? 個体D
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↑ キトンボのいた山の中の池。とても透明度の高い池です。

2時間半ほど待ちましたが、ネキトンボやコノシメトンボの産卵はあったものの、
キトンボの産卵は確認出来ませんでした。 


 

 もう一つの可能性の高い池  (11月6日)

  同じように透明度の高い、山の中の別の池に行って来ました。
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↑ 今日、訪れた池です。 10月に来たのは初めてです。
9月の長雨が効いたのか、いつもより水位が30cmほど高くなっていました。

風が強かったせいか、トンボたちの産卵はほとんどなく、
キトンボの姿もありませんでした。
風の当たらない日だまりでは、リスアカネなどのトンボが休んでいました。
加茂地方の中では、リスアカネの数が多いように感じました。
来シーズンが楽しみです。

   なお、今日行った池も、風のない天気の良い日に、再度行く予定です。
   それと、もう一つ、気がかりな山の中の池にも行く予定です。



  おまけ

   11月5日に行った池の近くで見つけたホソミオツネントンボです。
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↑ 最初に見つけたホソミオツネントンボの♀です。
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↑ 次に見つけたホソミオツネントンボの♂です。
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↑ 最後に見つけたホソミオツネントンボの♂です。
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↑ この笹の中に結局3頭のホソミオツネントンボがいました。
びっくりぽんでした。

   






by tombo-crazy | 2016-11-06 21:49 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

曇りの日にはトンボが消える?


 2016年5月20日(金)曇りのち晴れ

 オオヤマトンボの飛翔撮影の前に、tomboさんから情報を頂いた休耕田でハラビロトンボの産卵や飛翔をと
 張り切って出かけたのですが、ものの見事に外れました。
 現地へは9時に着き、1時間ほど探したのですが、ハラビロトンボの姿がありません。
 場合によっては、こちらの休耕田かもと、農道の左手の休耕田にも踏み込んでも、ハラビロトンボどころか、
 足跡すらありません。
 ほとんど水がなくなっているので、産卵不適と判断され、余所へ飛んで行ってしまったのかも知れません。
 tomboさんへ状況を報告すると、3×1mほどの小さな水辺もなくなっていますか?とのことで、それを探すと、
 辛うじて♂2、♀1がいました。
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 どんよりとした曇りで、気温が20℃と低めのため、お休みモードで、一向に飛ぼうとしません。
 と言うことで、昨日行った奥の池に隣接する湿地へ移動。
 昨日はたくさんいた奥の池のホソミオツネントンボや、ホソミイトトンボも閑散とした状況でした。
 曇りの日にはトンボが消えるようです。

 でも、新たな目標は、対岸に隣接する湿地です。
 気を取り直し、胴長で池の中を慎重に移動。
 気温が上がって来たことも幸いしてか、たくさんのハラビロトンボがいて、観たかったシーンが全て観れましたが、
 写真となると、その一部しか撮れないのが、辛い所です。
 tomboさんなら、全てのシーンをきれいに撮られたと思います。

 ハラビロトンボ
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↑ 羽化と処女飛行です。
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↑ 交尾です。
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↑ 産卵です。
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↑ ♂たちの飛翔(バトル)です。
腹部先端を反らせて♀に求愛するシーンも何度か目にしたのですが、写真としては没でした。
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↑ ♂たちです。
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↑ ♀です。

  

 ヤマサナエ
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↑ 3頭めにしました。
シオカラトンボやハラビロトンボを狩っていました。


 ホソミオツネントンボ
    
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↑ オリンパスのTGー870で2cm弱まで近寄り撮りました。

カエルを撮るため、かつてニコンのCOOLPIX 995を3台使っていました。
描写性、ローアングルで使えるなど申し分ないカメラでしたが、夢中で撮っていては沈しては買い替えていました。
その点、TGー870の場合、防水機能がありますから、カエルやトンボを撮るには重宝しています。
トンボの場合、生息環境も映し込めれることや、マクロ性に優れている点がお勧めです。
今は、濡らしてしまうのはお尻だけです。
と言う私は、tomboさんの写真を見て、TGを使っていることを知り、買いました。
ちなみにtomboさんのTGは2台目です。
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↑ ハラビロトンボを食べるシオカラトンボです。
自然の中で生きることは、厳しくもありますから、こんなシーンにも出くわすことがあります。
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↑ 堤体から湿地側を見た所です。
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↑池に近い部分を小川が横切っています。
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↑ 開放水面もあり、クロスジギンヤンマやヨツボシトンボ、ホソミオツネントンボなどがいました。
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↑ 最もハラビロトンボの密度の高かった湿地です。
ただ、クロスジギンヤンマやヤマサナエ、シオカラトンボなどが摂食に来てました。

  遅い昼食の後、オオヤマトンボのため池にも行ったのですが、姿がありませんでした。
  やはり、曇りの日には、いるはずのトンボも消えるようです。
  と言うことで、カエル谷へ行き、水周りの確認と補修をして途中長靴を買って帰宅。
  一年中履いていることもあり、長靴がひび割れして水が浸みるようになったのです。でも、1年ほど持ちました。
  明日は、T池で履き初めの予定ですが、もう一度潜水産卵とハラビロを狙って今日のポイントへ行くかもです。



  今日のおまけは、
  クロミノニシゴリ(ハイノキ科)の花とシロシタホタルガの幼虫です。
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by tombo-crazy | 2016-05-20 23:21 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

カエル観に行って出会ったトンボ (地域外)

6月12日(金)~13日(土)雨のち曇り  その② トンボ編

昨年、新潟県で偶然見つけたタカネトンボも、雨の中で羽化していて驚いたのですが、梅雨時に羽化するトンボは、少々の雨は平気なようです。

■12日見つけたタカネトンボの羽化個体 …小雨の中でした。
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▲ 個体① ♀ ( 11:58 )
 
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▲ 個体② ♀ ( 12:00 ) すでに翅が開いてました。
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▲ 個体② ♀ の処女飛行の瞬間です。 連写ではないのですが、飛ぶ方向を予測し短いレンズで撮ったらまぐれで写ってました。 ( 12:36 )
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▲ 個体③ ♂( 12:07 )
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▲ 個体④ こんな時間に定位して来たのには驚きました。( 12:15 )
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▲ 個体⑤ ♂( 12:30 )
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▲ 個体⑥ ♂ ( 12:32 )
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▲ 個体⑦ ♀ ( 12:46 )
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▲ 個体⑧ ♀ ( 13:28 )
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▲ 個体⑨ ♀( 13:20 ) 背中が割れて頭が覗いています。
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▲ 個体⑩ ♀( 13:19 )


■13日見つけた羽化個体
 …なお、個体番号は前日からの通し番号にしてあります。

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▲個体⑪ ♂ ( 9:16 )
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▲ 個体⑫ ♀ ( 9:18 )イナヴァウワーから
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▲ 個体⑬ ( 9:35 ) 頭をのぞかせていますが、アリが群がっていて、結局羽化が失敗に終りました。
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▲ 個体⑭ ♂( 9:36 )

 羽化中の個体は堤側だけで、延べ14個体観察出来ました。
小雨の中でも羽化していたことや、昼頃定位をするものから、既に翅を開いているものなど、いろいろな羽化を観ることが出来ました。
羽化個体を探している間に処女飛行する個体も3頭いましたから、雨の中でも羽化していることに驚きました。

■羽化の位置
 今回のN=19の羽化中の個体と、見つけた羽化殻 7個の観察では、羽化の位置は水面から30~50cm付近がほとんどでしたが、中には高さ7mほどのヤマハンノキの枝に羽化殻があり、人間でもそうですが、高い所が好きなヤゴがいるようです。
きっと、水面を通して眺めていたトンボや空にあこがれ、より空に近い位置まで行きたかったのでしょう。
高い所大好きな私には、そう思えるのでした。
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他には、ホソミオツネントンボやアサヒナカワトンボがいました。
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▲ ホソミオツネントンボの♂です。 産卵している個体はありませんでした。

 なお、夏、森に囲まれたこの池に来ると、ルリボシヤンマに出会うことが出来ます。
家からは遠いため、トンボやカエルたちとの出会いのきっかけは山の帰りでしたが、年間を通じてこまめに通えば、面白いトンボに出会えるかも知れません。

おまけは、アズマヒキガエルの幼体の群れです。 歩いて山を目指します。
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by tombo-crazy | 2015-06-13 23:34 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

ホソミオツネントンボの三連結


5月1日(金)晴れ  その②

 オオイトトンボを観にK池に行ったとき、珍しい光景に出合いました。
ホソミオツネントンボの三連結です。
既に連結状態だったペアに、別の♂が組みついたのでした。
野生の生きものに限らず、より良い子孫を残すには、努力が必要と言うことのようです。
 
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by tombo-crazy | 2015-05-02 12:30 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

ホソミオツネントンボの産卵

2012年4月25日

F町のK池に行ってみました。30数頭のホソミオツネントンボの産卵が見れました。

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↑ ホソミオツネントンボの連結産卵です。
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↑ 珍しく、単独産卵するホソミオツネントンボもいました。

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↑ ホソミイトトンボも10数頭いました。
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↑ 1頭だけでしたが、羽化途中のタベサナエも見れました。
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↑ ホソミオツネントンボの♂です。


S川と足助川にも寄って来ましたが、トンボの姿はありませんでした。




by tombo-crazy | 2012-04-25 21:38 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

越冬中のトンボたち

2012年2月12日

初めての出会い

35年ほど前の雪のちらつく冬のことでした。
今は廃駅になった名鉄三河線の広瀬駅から山間の峠道を歩いているとき、目の前をかすめたものがありました。
何だろうとのぞき込むと、枯葉のような色をした一頭のイトトンボでした。
温度が低いためか飛び回る元気はなく、木の枝にとまり、じっと寒さをしのいでいる姿に驚かされました。
このときまで、トンボが冬もいることを知らない私でした。

二度目の出会い

今から10年ほど前だったでしょうか。
正月の1日に友人のSSさんと雪のある山へ行こうと、当時は市内で一番高かった焙烙山(683.5m)に登ったとき、
雪の山頂の潅木の枝に静かに留まっているイトトンボの姿を偶然見つけ、二人とも、いたく感動したものでした。

今に思うと、あのとき出遭ったトンボはオツネントンボとホソミオツネントンボだったような気がします。

越冬トンボを探す

数年前から、友人のNSさんが通う蓼科の別荘の板壁に、秋遅くなるとたくさんのイトトンボが張り付いているとの情報が気になっていました。
昨秋、別荘行きを誘っていただき、現場を見れると楽しみにしていたのでしたが、姉が亡くなり行くことが出来ませんでした。
ならばと、年が明けてから、ここならばと思えるところを時間を作っては探しています。
ただ、越冬する三種のトンボは、どれもが小さく冬枯れ色をしていますから、網膜はく離で視力の衰えた私には、中々見つけることが出来ずにいたところ、
たまたまシンポ会場で久々に出会った名古屋のYTさんが、越冬地を知っているTOさんに連絡してくださり、
昨日(2月12日)、念願の越冬トンボをTOさんの案内と見つけるヒントを教えていただいたおかげで、計21頭も見つけることが出来ました。
TOさんとYTさんには感謝感謝です。

コツが解かったので、それではと帰りにいつものフィールドに寄ったのですが、眼力不足で発見出来ませんでした。
次は、明るい日に来て、自分だけの力で見つけたいと思います。

なお、TOさんとは、アドレスの交換はしてませんでしたが、私たちのフィールド「カエル谷」へたびたび来てられ、何度かお話をしていたので、
楽しくおしゃべりをしながら越冬トンボの観察が出来ました。
出来たら雨や雪の日も見て見たいと思いました。


↓ ホソミオツネントンボたちです。
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↓ ホソミイトトンボたちです。
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             ↓ 越冬トンボたちのいた環境です。
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↑ 帰りに立ち寄ったフィールドに咲いていたマンサクです。






by tombo-crazy | 2012-02-13 16:28 | トンボ雑記 | Comments(2)

ホソミオツネントンボ (アオイトトンボ科)

成虫で冬を越す三種類のトンボの一つですが、春の産卵期以外ほとんど見ることが少ないため、私には謎の多い不思議で魅力的なトンボの一つです。


2011年5月9日 快晴 (番外編:岐阜県・坂折)
ホソミオツネントンボの探索時間 10:15~12:20


「坂折の棚田」(岐阜県恵那市中野方町)は、私たちの住む愛知県の「四谷の千枚田」(新城市)と共に、
「日本の棚田百選」に指定されていて、標高410m~610mほどの東向き斜面にある石積みの美しい棚田です。
先週、長野県の「青鬼の棚田」で冬枯れ色のオツネントンボを多数観たので、似たような環境にある「坂折の棚田」を訪ね、どんなトンボがいるか探してみました。
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↑ 交尾中のホソミオツネントンボです。 このカップルは15分と少しこの状態を保っていました。
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↑ 連結し、植物の組織内に産卵するホソミオツネントンボです。
この日は2時間ほどの観察で、10数頭のホソミオツネントンボと、少数のシオヤトンボ、アジアイトトンボ、アサヒナカワトンボ、ニホンカワトンボを見ることが出来ました。

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↑ 「坂折の棚田」と前方奥の笠置山(1127.9m)です。
田植えが済んだ田んぼは半分ほどで、代掻き中のものや、それすらもやられてない田んぼもありました。
棚田の維持は高齢化や過疎化で大変なようです。


〔ご参考〕 アキアカネが消えた?「坂折の棚田」
 
昨秋、「坂折の棚田」を訪ねたとき、ウスバキトンボは無数にいるものの、アキアカネがまったくいなかったので、
田んぼで作業をしていた方に苗づくりのことなどを伺うと、ほとんどの人は自分で作らず農協に委託しているとのことで、
品種はミネアサヒとのことでした。
自分で苗を作っている人は農薬はあまり使わないようにしているが、そのような人は少なくなったとのことでした。
これらのことから「坂折の棚田」でのアキアカネの消滅は、育苗期と苗の出荷時に使われる農薬の影響が考えられます。
念のため、この秋も確認に来たいと思います。
景観の観点から棚田を残したいとの声が各地であるのですが、
出来れば景観だけではなく、アキアカネなどの生きものが絶えることなく世代交代が出来る棚田に戻ってほしいものです。
育苗期も含めた農薬の使用を控えめにすることは、結局人間の未来にとってもプラスなのですから。


加茂地方のホソミオツネントンボ ↓
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↑ ブルーに変化したホソミオツネントンボの越冬型♂ (2004.4.27 旧東加茂郡松平町カエル谷) 
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↑ 連結植物組織内産卵のブルーに変色したホソミオツネントンボの越冬型 (2004.4.27 カエル谷) 
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↑ 集団で産卵するブルーに変化したホソミオツネントンボの越冬型  (2007.5.3 旧西加茂郡藤岡町)
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↑ 田植えが済んで間もない棚田で集団で産卵するホソミオツネントンボの越冬型 (2003.5.3 設楽町平山)
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↑ 平山の大神田(おおかだ)集落は、背後に平山明神山(標高950m)を控えた
標高470~580mの傾斜地にある戸数6戸の集落です。 
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↑ 田植えが始まったばかりの平山の石垣棚田です。 (2003.5.3)





by tombo-crazy | 2011-05-17 07:59 | アオイトトンボ科 | Comments(0)