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高地のトンボ (地域外)

7月26日~27日 晴れ

避暑とトンボ観と乳白色の温泉を楽しむために、2年ぶりに乗鞍高原へ行くことにしました。
途中、気になっていた高層湿原に寄るため、5時半に家を出ました。
湿原は標高が1330mほどあり高地性のトンボが期待出来ますが、この時期に行くのは初めてです。
目的の「O池」には10:30に着くことが出来ました。
水辺へ近づくと、観たかった2種類のトンボが目に入りました。
はやる気持ちを抑え、ザックを木に括りつけ、カメラを2台首に下げて、再び水辺へ行きました。
トンボが予想以上にたくさんいて、しっかり観ることが出来ました。

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▲ 水辺の草や木の枝に停まって♀が来るのを待つカオジロトンボの♂たちです。
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▲ こちらはカオジロトンボの♀です。 背中の黄色い斑紋の数が違います。 ♂を避けて水辺から離れた所にいるのか、数が少ないように感じました。
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▲ こちらは交尾を解いたばかりの♂(上)と♀(下)です。
 カオジロトンボの交尾は意外と長く30秒~1分30秒ほどで観察しやすいトンボでした。
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▲ 高地には珍しく気温が30℃の中、たくさんのカップルで、観ているほうも汗汗でした。
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▲ 初めて観たカオジロトンボの産卵です。単独で、ちょんちょんと数回打水しては休みの繰り返しでした。
連結産卵や警護産卵はしないようです。
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▲ カオジロトンボの腹部挙上姿勢です。 ただ、腹部挙上姿勢をとっていたのは、この1頭だけで、ほとんどは単独で♀を待っているか、♀と交尾態になっていました。

他にはエゾイトトンボやアオイトトンボ、ルリボシヤンマ、アキアカネ、ネキトンボなどがいました。

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▲ エゾイトトンボの羽化と羽化殻です。
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▲ エゾイトトンボの連結です。
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▲ エゾイトトンボの交尾です。
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▲ エゾイトトンボの潜水産卵です。♂も水の中にいるのを探したのですが、見つかりませんでした。
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▲ ♂も水の中に入っているのはいないかと探していて、やっと見つけた♂♀共に水の中の潜水産卵です。
水の上の産卵中のペアの下に潜っているペアがいます。
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▲ 通常の連結産卵です。


先日の五番池と今回の女池で感じたのですが、同じ高地性のルリイトトンボとエゾイトトンボには、地域による棲み分けがあるのでしょうか?
五番池(標高1050mほど)にはルリイトトンボがたくさんいましたが、エゾイトトンボを見つけることが出来ませんでした。
(それらしいのをちらっと見たのですが、自信がありません。Tさんは見られたようです。)
一方、今回のO池(標高1330mほど)には、エゾイトトンボはたくさんいるのですが、ルリイトトンボの姿がありませんでした。
環境的には、どちらのトンボがいても良さそうに思うのですが。
5、6年前の乗鞍高原の「偲ぶの池」や、「あざみ池」や、「どじょう池」では、どちらも同じくらい観ることが出来たのですが…
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▲ エゾイトトンボとは少し違った感じのイトトンボの連結産卵です。何イトトンボでしょうか? 数個体いました。
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▲ 羽化したてのアオイトトンボがたくさんいました。

他には、ルリボシヤンマやネキトンボが少しと、アキアカネがいました。
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▲ ネキトンボ♂の腹部挙上姿勢です。
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▲ かつては大きな池だったようです。現在は写真のようにな湿原になっています。

ゆっくりしたかったのですが、暑かったので11:50頃「O池」を離れ、木陰でお弁当を食べて一息入れてから、K村にある「A池」へ移動しました。
「A池」は標高1050mほどにあり、雰囲気のよさそうな池ですが、長いレンズを構えた鳥屋さんがたくさんいたうえ、
コイがたくさん入っているせいか、トンボはあまりいなかったので、早々と乗鞍高原を目指しました。
途中の峠近くの「樺池」も、一の瀬の「どじょう池」、「偲ぶの池」、「まいめの池」の各池も、なぜか高地性のトンボはさっぱりでしたので、早々に宿へ入り、温泉に浸かりました。
水辺が暑過ぎて、トンボたちが林の中にでも避難していたのでしょうか?




27日 晴れ

朝食後、トンボ屋にとっては穴場の番所にある「神社と池巡りコース」の「ちどり池」からの伏流水に沿った「池群」と「御池」を観てから、
昨日寄った一の瀬の「偲ぶの池」、「まいめの池」を見て回りましたが、高地性のトンボはほとんどいなかったので、最後の望みを「あざみ池」とその「西隣の池」に託しました。
しかし少数のエゾイトトンボなどがいただけで、かつてのにぎわいはありませんでした。
でも、カモシカが池の中に入って、のんびりミツガシワを食べるところを観察出来ました。

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▲ 番所にある「ちどり池」から下流に向かう伏流水に沿った「無名の池群」です。(下記Mapの日陰の小道)
林に囲まれやや薄暗いためか、タカネトンボがいました。
このコースは地元の方々が草を刈るなど手入れがされている割には人が少なく、とても気持ちよく歩けます。
トンボ屋さんは長靴を履いていけば、浅瀬に入り、トンボが楽しめます。
観光客にはほとんど知られてないようで、乗鞍高原では穴場と言えます。
入口近くには蕎麦屋さんもありますから、お昼を挟んでの散策にお勧めです。
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▲ 手作りの案内もありました。
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▲ 番所周辺の散策Mapです。
  「御池」はミツガシワで覆われた明るい池で、イトトンボがたくさんいました。

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▲ 「あざみ池」の「西隣の池」にいたカモシカ。人がいなく、対岸だったことが幸いし、15分ほど観察出来ました。

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▲ 「あざみ池」です。珍しく人がいなくとても静かでした。
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▲ 「あざみ池」にいたエゾイトトンボです。
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▲ 「まいめの池」です。
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▲ アキアカネです。
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▲ ネキトンボです。 どちらも「偲ぶの池」近くにいました。






by tombo-crazy | 2015-07-28 20:46 | トンボ見て歩記 | Comments(12)