■6月30日 晴れ
昨日に続き、オオヤマトンボの飛翔写真のトレーニングに田茂平へ行きました。
網を持った人が数人いたので、今日はダメかと思いながら近づいて行くと、
意外なことにハッチョウトンボをたくさん捕っていました。こんなに捕ってどうするのだろう?
三角紙に包むでもなく、樹脂の容器に入れたままでした。
私と先客が気になったのか、5分ほどで不思議な捕り屋さんたちは消えました。
ただ、捕り屋さんの影響があったのか、オオヤマトンボもクロスジギンヤンマもいませんでした。
今日は写真は無理だなと帰りかけたとき、ブルルルルと翅音がしました。「??」
↑ 水の中で、ムカシヤンマのようなトンボがもがいていました。何で沈したのだろうか?
ハッチョウトンボやモウセンゴケなどの保護柵の内側なので、木の枝に止まらせて引き上げると
それは、翅がぼろぼろになったムカシヤンマの♀でした。
↑ 泥だらけだったので、水につけて翅などを洗い、乾くまでアザミに止まらせました。
先客のご夫妻と、「やらせですね…」と言いながら、写真を撮らせてもらいました。
しばらくすると、元気に飛んで行きました。
浦島太郎とカメではないですが、今夜でも、トンボの背中に乗って空を飛ぶ夢を見れたらうれしいです。