アオヤンマを観にまた島へ渡る

  6月13日 (金) うす曇り

  先月の18日、一番の船で島へ渡ったものの、アオヤンマの羽化を観ることが出来なかった島へ、
  今度は交尾や止まっているアオヤンマを見ようと行って来ました。
  昨年の今の時期は、いたる所にアオヤンマがいたとの複数の情報があったのです。
  さて、結果は、どうだったのでしょうか?
  船の待合室で待っていると、たまたま同じ日になったトンボ狂会の3人の方と一緒になりました。
  

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  ▲ 潮が引いていてきれいな海岸線が観れました。
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  ▲ 一緒になったトンボ狂会の人たちです。
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  ▲ 海岸の崖には無数の小さな穴がありました。どんな生きものが穴をあけるのでしょうか?


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  ▲ 今日、第一の目的地の葦原です。 10時少し過ぎに着きました。
  ただ、期待したトンボの姿は見えず、代わりに何頭ものツバメが葦原の上を飛び回っていました。 まさか?ヤンマたちが餌食になっているのでは…。
  ヤンマがいない所で暑さを我慢していても仕方ないので、近くの穴場へ行きました。
  かつては畑だったと思われるその空間は、日当たりが良い割に、適度に木陰があり、強い風は当たりませんから、人間にもトンボにも快適な空間で、
  前回もそうでしたが、ヤンマたちが摂食飛翔に来ていて、運が良いと休んでいる個体にも出会えそうな所です。
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  ▲ ネアカヨシヤンマの♂です。 NSさんが見つけてくれました。 感謝感謝です。
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  ▲ ネアカヨシヤンマ♀の摂食飛翔です。
  ボケボケで申し訳ありませんが、腕に覚えのある方なら、この空間で待てば、きれいな飛翔写真が撮れると思います。

  この日は、この空間で、午前午後合わせて2時間ほど粘り、飛んでいるアオヤンマとネアカヨシヤンマを合わせて10頭ほど観ることが出来ましたが、
  止まっているアオヤンマは見つけることが出来ませんでした。

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  穴場と隣り合わせの空間には畳一畳ほどの小さな池があり、小魚がいました。
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  ▲ ♀には珍しく腹部拳上姿勢をとるショウジョウトンボの♀です。 小さな池で羽化したのかも知れません。
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  ▲ ギンヤンマの羽化殻でしょうか? 小さな池のアヤメの葉に止まっていました。 (SSさん撮影)

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  ▲ 午後から行ったもう一つの葦原です。 飛んでいるアオヤンマは3頭だけでした。
  いきなり、マムシと、すぐ近くを低く飛ぶアオヤンマに出合えましたが、西の葦原と比べ乾燥化が進んでいますから、何らかの対策をしないと五年ほどで湿地としての機能は損なわれるように思います。


  と言うことで、期待したアオヤンマをじっくり観ることは出来ませんでしたが、海からの風が心地よく、潮の引いた海岸線と共に、島の中には味わい深い風景が随所に観れました。
  涼しくなったら、一泊して、のんびり島を一周したいものです。
by tombo-crazy | 2014-06-14 21:11 | トンボ見て歩記
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