アキアカネの産卵を観に

 2018年10月31日 (水) うす曇り 気温15℃ (10:30)

 10月最後の今日は、市内で最も安定して赤トンボが観れている、八草の田んぼへ行って来ました。
 現地には10時半頃着きました。
はざの片づけをしていた地主のKさんに、田んぼへの立ち入りの許可を頂き、
赤トンボ同様、私も、地主さんとお話しをしたりして、気温が上がるのを待ちました。
 11時を回った頃、アキアカネが田んぼの上を飛びだしたので、田んぼへ降りると、
奥の田んぼで産卵が始まり、計5ペアの連結打泥産卵を観ることが出来ました。

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↑ アキアカネの連結打泥産卵です。

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↑ 小川です。 (10月7日撮影)
この水を田んぼの水として使用。

 アキアカネ以外にも、コノシメトンボ、マユタテアカネ、リスアカネ、ヒメアカネ、マイコアカネがいました。

 Kさんの田んぼは、江戸時代から米づくりを絶やすことなく今に続けてられるとのことでした。

   ① 毎年、米づくりを続けて来た。
   ② 農薬は、極力使わない。
   ③ 栽培品種は「台地の風」で、アキアカネの生活史と田んぼの水管理がほぼ同じ。
    ④ 周囲の環境の良さ。(雑木林、小川、草原の存在など)

などが、市内で最も赤トンボが確認出来ている要因のようです。
トンボたちに代わり、Kさん、そしてご先祖さんに感謝感謝です。


 今日のおまけです。

   春のスミレが数株狂い咲きしてました。

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↑ スミレの蜜を吸うウラナミシジミです。






by tombo-crazy | 2018-10-31 21:51 | トンボの棲む環境
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