■2012年5月29日
今日は嬉しい一日になりました。
五ヶ丘東小学校の「プールのヤゴ救出大作戦」の後、みなさんとカエル谷へ行ったら
8年前に消えたハラビロトンボがいたのです。
↑ ハラビロトンボの成熟した♀です。
ここ数年、ハラビロトンボやハッチョウトンボも棲める環境を再生していますので、
もしかしたら、来年、ハラビロトンボがカエル谷で羽化してくれそうですが、他のトンボたちに食べられたり、圧倒されなければと思います。
今日は、五ヶ丘東小学校でも、初めてのハラビロトンボを確認するなど、嬉しいことが続きました。
昼食の後、ゆっくりカエルやトンボを観るつもりでしたが、雷がゴロゴロ鳴り、雨が降り出したので、2時半頃、カエル谷を後にしました。
↑ ジュンサイの葉の上で休むクロイトトンボです。 産卵しているペアもいました。 (トンボ上池で)
↑ こちらは木陰で休むシュレーゲルアオガエルです。
(ご参考)
8年前にカエル谷からハラビロトンボやハッチョウトンボが消えた理由
以下の要因が影響したのではと思われます。
①当初18だったカエル谷のトンボの種類数が、その後の水辺の再生で、種類、数とも増え過ぎ、
ハラビロトンボやハッチョウトンボにとっては、捕食者となり、生息しにくくなった。
②ハラビロトンボの好む、水深があまりない、草丈の低い明るい水辺の面積が小さくなった。
③もう一方の捕食者てあるカエルやクモが増えた。
(復活のためには)
ハラビロトンボやハッチョウトンボのためには、他の水辺から離れた所に新たな水辺を再生するのが良さそうです。
近日中に取り掛かかろうと思います。