今日はカエル谷

2018年6月4日 晴れ 気温 25~27℃(9:30~13:40)

 今日は、カエル谷の作業日でした。
3人で手分けして、水周りの補修、草刈り、水草の間引きなどをしました。
午後は、トンボを観たりして過ごしました。
気温は27℃まで上がり、作業中は暑く感じましたが、木陰に入ると涼しく、
時々吹く風が心地よかったです。

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↑ オオシオカラトンボの♂です。
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↑ クロイトトンボの♂です。
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↑ クロイトトンボの連結飛翔です。
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↑ クロイトトンボの交尾です。
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↑ 交尾ペアにアタックする♂です。
いじわるしないで、自分で独りの♀を探そうね。
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↑ クロイトトンボの連結産卵です。
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↑ 午前中は姿が見えなかったシオヤトンボですが、
シシパラの水辺に老成した♀を1頭だけ見つけることが出来ました。
子孫を無事残せたことを祈ります。

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↑ シオカラトンボの交尾です。
近くをクロスジギンヤンマやギンヤンマが飛んでいましたが、
どちらも静かでした。
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↑ ショウジョウトンボの♂です。
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↑ ショウジョウトンボの腹部挙上姿勢です。
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↑ ショウジョウトンボの産卵です。
このトンボは、産卵前に、ほんの数秒交尾態だったのですが、
すぐに連結を解いで産卵を始めました。
相手の♂はどこかへ飛んで行ってしまいましたから、
先ほどの♂とは別な♂と交尾済みだったようです。
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↑ モートンイトトンボの♀です。
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↑ モートンイトトンボの♂です。 (トンボ池に隣接する湿地で)
かつての多産地が来年の春から道路工事でなくなるため、
ここ2年ほど、水を引き込まないでいたことと、
トンボ池などの周囲に、モートンイトトンボが好む環境を創って来たことが功を奏したようです。

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↑ モノサシトンボの♀(上)と♂(下)です。


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↑ 今日のカエル谷です。





 野性に生きること…(現実の厳しさ)

   苦手な方はパスしてください。


 ウリ坊(イノシシの子ども)の死体です。(蹄が見えますね。)
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 とりあえず、「死体」としましたが、
野性に生きる生きものたちにとっては、
骨が見えるようになっても、まだまだ食べ物と写っているようです。
実際、ウジやシデムシの仲間がたかっていました。

 先週はなかったですから、1週間未満でこのステージまで、進んだことになります。

 オオカミがいた頃は、イノシシも今のようにいなかったと思われます。
キツネや野犬、放し飼いの犬、ハンターの高齢化など、天敵がほとんどいなくなったことなどで、
イノシシが増え過ぎ、その悪さが目立つ昨今です。

 さて、このウリ坊は、なぜ死んだのでしょうか?
カエル谷では、ここ8年ほどキツネを見ていませんから、
捕食者としては、アライグマ、テンなどが考えられます。

 最初の捕食者は、腸など、美味しい所から食べ、その後は、いろんな生きものが食べたと思われます。
 カラスやトビだけでなく、メジロやシジュウカラ、ヤマガラなどの小鳥も死体を漁ります。
(カラスやトビはカエル谷にいません。)

 ペットと違い、野性の生きものは、人に頼らず、自分の力で生きています。
勿論、鳥類や哺乳類など、種によっては、生まれて暫くは親の庇護のもとに生きていますが、
トンボやカエルなどは、親?は卵を産む所までで、その後は、自らの力で生き抜き、
私たち人間は、それら野性の生きものから多くを学ぶことが出来ます。

 野性の生きものは、食うか食われるかの世界で生きていますから、
繁殖期を迎えることの出来る生きものは、ほんの一握りと言われます。
       輪廻転生。
 人間も含め、生きものは、いつかは土に帰ります。
生きている今を大切にと思うこのごろです。

                                     合掌






by tombo-crazy | 2018-06-04 09:52 | トンボの楽園づくり
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