2019年9月7日(土)晴れ 気温34℃(12:00)
以前、オニヤンマが空振りだった所に、若いミヤマアカネが数頭いたので、
そろそろ産卵が見れるかもと、様子を見に行って来ました。
ただ、暑さのせいか、産卵個体は少なかったです。
寄り道
時間があったので、久々に田螺神社へ寄って来ました。
全国的にも珍しいと思いますが、タニシを祭っている神社です。
境内には、雰囲気のある古池があり、ヒツジグサやヒルムシロなどの水草もあって、
人里離れた標高600mほどの山の上にあることも幸いしてか、いろんなトンボがいました。
ただ、数年前に、寄付して頂いたとのことで、ニシキゴイがたくさん放たれたことにより、
トンボやタニシ、ヒツジグサなどが激減してしまいました。
寄付した人も、受け入れた人たちも、みなさん良かれと思ってのことだけに、残念でした。
↑ 田螺神社の境内にある古池とヒツジグサです。
たくさんいたニシキゴイがゼロになっていましたが、黒いコイが数匹残っていました。
(参考)
コイは、「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されていて、
大食漢の上、悪食で、大きくなることなどから、各国の生態系にとって脅威となっています。
また、口が下を向いていることから、水の底にある餌を周囲のドロなどと一緒に吸い込む摂り方のため、
トンボのヤゴにとっても脅威となっていて、コイのいる池でトンボがたくさんいる所はないと言われています。
ただ、日本の場合、昔からコイを愛でる文化があっただけに、国も及び腰で、
「日本の侵略的外来種ワースト100」からも外されているのは、残念です。