カテゴリ:トンボの棲む環境( 89 )

ノシメトンボの産卵

 2019年10月15日(火) うす曇り 気温25℃(12:15)

 当地では、見ることが稀になったノシメトンボ。
 連結産卵が見れたK地区の田んぼも、2年前にいなくなりました。
 田んぼではありませんが、細々と生きている山の中の湿地に行ってみると、
 今年も5~6ペアの産卵を見ることが出来ました。(同一ペアが含まれているかも…)
 農薬などの心配はありませんが、丘陵地なので、将来的には開発で消えるかも知れません。
 直近の懸念事項は、太陽光発電施設(ソーラーパネル)の設置です。
 実際、昨年までなかったものが、湿地から1Km以内に、数ヶ所出来ていました。
 原発や火力発電よりは、環境にいいと言われる太陽光発電ですが、
 景観だけでなく、生きものたちにとっても脅威となりつつあるようです。

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↑ 湿地で連結産卵するノシメトンボです。

例年より水位が10cmほど高かったせいか、
産卵時間は短く、入ったかと思っても、よそへ飛んで行くものが多かったです。
また、せわしなく場所を変えたり、数十秒で連結を解いでしまうことが多く、
撮影に苦労しました。

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↑ 水辺でなく、下の写真の草地で産卵していたペアです。
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↑ ♀が入るのを待つ♂
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↑ ヒメアカネ♂

他には、アオイトトンボなどがいました。








by tombo-crazy | 2019-10-15 22:06 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

赤とんぼを見に

  2019年9月17日(火) 晴れ 気温 32℃(13:30)

 毎年、色んな赤とんぼが確認出来ている田んぼへ、赤とんぼの様子を見に行ってきました。
 産卵には早かったですが、今年も楽しめそうでした。


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↑ コノシメトンボ ♀
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↑ マイコアカネ ♂
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↑ マイコアカネ ♀
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↑ ナツアカネ ♂
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↑ ヒメアカネ ♂ 
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↑ マユタテアカネ ♂
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↑ マユタテアカネ ノシメ型♀
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↑ リスアカネ ♂ 
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↑ リスアカネの連結
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↑ アキアカネ ♀
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↑ アキアカネ ♂ 
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↑ ネキトンボ ♂ 

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ここは、私が知る限り、市内で最もアカネ属赤とんぼの種類が多い田んぼです。
面積があまりないので、数的には無数とまでは言えませんが、
他の田んぼでは、年毎に消えていく赤とんぼが多い中で、
昭和30年代の雰囲気と赤とんぼの種類が残っています。

その理由を私なりに上げると、

     ①乾田化や機械化のための圃場整備をしてない。
      結果、稲刈り後も田んぼの一部がジュクジュクしている。
     ②毎年米作りが行われている。
      コメ余りの現在、平地の田んぼでは、ブロックローテーションと言って、農林水産省から補助金をもらい、
      一定地域の広大なブロックで、コメの栽培を止め、大豆や小麦などの作物を栽培(転作)したり、
      何も栽培せず、数年寝かせたりしています。
      結果、トンボに限らず、田んぼを生息地として来た水生生物が激減しています。
     ③農薬を使ってない。
      市場には出さず、自家消費であることと、耕作者のKさんのポリシーにより、有機栽培とハザ干しを実施。
     ④谷間の水を素掘りの小川で導入。
      丘陵地であるが、上流には住居などもなく、水質が良い。
      林の中を流れる細流には、ハネビロエゾトンボなども生息。
     ⑤コメの品種は「大地の風」で、アキアカネの生活史と田んぼの水管理が合致。

      などが、良いほうに効いていると思われます。











by tombo-crazy | 2019-09-17 21:36 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

草の間引き

 2019年8月5日(月)晴れ 気温34℃(12:15)

 今日はカエル谷の作業日でした。
 ここ3週ほど、雨などで作業が出来なかったので、やっておきたいことが溜まっていました。
 当初、道路工事で消えた水辺を補填す新しい水辺を創るつもりでしたが、猛暑続きのため、
 水草の間引きにしました。
 水の中に入っての作業ですから、多少は涼しいかと考えての作業でしたが、
 1時間もすると、汗汗汗で、しんどくなるので、休み休みやりました。

 秋になると、アカネ属が産卵に来ますから、それら合わせた環境づくりです。

 午後からは、トンボを楽しみました。

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↑ タカネトンボです。

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↑ ヤブヤンマの♀です。

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↑ ヤブヤンマの♂です。


ご参考

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↑ 道路工事の様子です。 
東の沢が様変わりし、かつての小屋の所から、市道が見えています。



おまけ

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きれいなくもの巣がありました。








by tombo-crazy | 2019-08-05 21:32 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

ヤブヤンマのぶら下がり

 2019年7月23日(火)くもりのち晴れ 気温25℃(11:00 但し木陰)

 月曜日が雨で作業が出来なかったので、久々に晴れの予報に、イヨさんとカエル谷へ入りました。
午前中、伊予さんが水周りの補修。当方は、小屋の風通しを良くするために伐採。
トンボ池の辺りは日当たりが良いため、30℃を超えていたようですが、
木陰であっても、30分も作業をすると、風もなかったこともあり、汗汗汗でしたが、
着替えて、冷たいお茶を飲み、うちわを使いながら昼飯を食べ、小屋で休んでいると、多少すずしくなりました。

 昼からは、トンボ見です。
今日は、久々の晴れ。そして気温は32℃位になるとの予報でしたから、
ヤブヤンマが見れると期待してました。
それで、小屋の前の池を眺めていると、2頭のヤブヤンマが、探雌飛翔。
彼らも暑いのか、飛びながら、ときどき水面に体を着けます。

 1頭は林の向こうへ飛んで行ったのですが、残った1頭は、もうじき止りそうな飛び方でしたから、期待していると…。

 止まったのは、物置に覆いかぶさるように枝が張っているツゲの枝で、5mほどの高さで、85mmのレンズの私にはトホホでした。
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↑ ツゲに止ったヤブヤンマの♂です。(トリミングしてあります。)

 しかしです。
その後も、小屋の前の奥池と、南西の湧水小池の畔で、計5回、
ヤブヤンマ♂のぶら下がりが見れ、写真に撮ることが出来ました。
この二つの池は、ヤブヤンマを期待して整備して来ただけに、うれしい1日となりました。

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↑ 湧水小池のある風景です。
 


  次は、トンボ池周辺で、マルタンヤンマの産卵とぶら下がりを見たいと思います。



追加分です。
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by tombo-crazy | 2019-07-23 21:14 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

ヤブヤンマの羽化を見に


 2019年7月21日(日)曇り 気温 23℃(5:15)

 このところ梅雨らしい日が続いていたのですが、
 予報は夜半には雨が上がるとのことで、未明にカエル谷へ入りました。
 どうか出合えますようにと念じていたのが通じたのか、
 今年初めて見ることが出来たヤブヤンマの羽化でした。
 他には、タカネトンボの羽化も見れました。

 今年のヤブヤンマは、例年と違って、羽化を見る前に、
 ぶら下がりの成虫や、産卵を見ていました。

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↑ 翅が乾くのを待つ、ヤブヤンマの♀です。

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↑ 羽化中のタカネトンボたちです。


少し前ですが、ぶら下がりの成虫と産卵です。
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(6月20日)
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(6月20日)
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(6月24日)

なお、林の縁などで、探雌飛翔の♂を数回見かけていますが、
写真には撮れていません。





おまけです。

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↑ サンコウチョウの♂です。
良く鳴いてくれたので見つけることが出来ました。
例年カエル谷で繁殖していますが、今年は数が多いように感じます。





by tombo-crazy | 2019-07-21 22:11 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

ヤブヤンマの羽化を見に


 2019年7月21日(日)曇り 気温 23℃(5:15)

 このところ梅雨らしい日が続いていたのですが、
 予報は夜半には雨が上がるとのことで、未明にカエル谷へ入りました。
 どうか出合えますようにと念じていたのが通じたのか、
 今年初めてのヤブヤンマの羽化でした。
 他には、タカネトンボの羽化もありました。

 今年のヤブヤンマは、例年と違って、羽化を見れないまま、
 産卵や成虫を見ていました。

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↑ 翅が乾くのを待つ、ヤブヤンマの♀です。

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↑ 羽化中のタカネトンボたちです。


おまけ

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↑ サンコウチョウの♂です。





by tombo-crazy | 2019-07-21 22:11 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

ヤブヤンマの羽化を見に


 2019年7月21日(日)曇り 気温 23℃(5:15)

 このところ梅雨らしい日が続いていたのですが、
 予報は夜半には雨が上がるとのことで、未明にカエル谷へ入りました。
 どうか出合えますようにと念じていたのが通じたのか、
 今年初めてのヤブヤンマの羽化でした。
 他には、タカネトンボの羽化もありました。

 今年のヤブヤンマは、例年と違って、羽化を見れないまま、
 産卵や成虫を見ていました。

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↑ 翅が乾くのを待つ、ヤブヤンマの♀です。

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↑ 羽化中のタカネトンボたちです。


おまけ

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↑ サンコウチョウの♂です。





by tombo-crazy | 2019-07-21 22:06 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

シオヤトンボが産卵

  2019年5月4日(土)晴れ 気温25℃(11:15)


 カエル谷で、シオヤトンボが産卵してました。

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 ヨツボシトンボやシオカラトンボもいました。
写真は撮れませんでしたが、クロスジギンヤンマも、水辺の上を飛び回っていました。

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↑ 処女飛行の後、一休みするシオカラトンボの♀です。

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↑ ヨツボシトンボの♂です。

カエル谷へ下りる道には、アサヒナカワトンボが数頭いました。
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↑ アサヒナカワトンボの♂

かつて、標高1200mほどの尾根を歩いていたとき、
おびただしいアサヒナ川トンボを見たことがあります。(寧比曾岳)
羽化して間もない個体や、若い個体は、繁殖期が近づくまで、
水辺を離れてこんな高い所まで来ていることを知りました。
尾根には、植物があり、小さな虫がいましたから、
生きものにとって大切な三つの条件、
①安心して休める ②エサが確保できる ③繁殖出来る
のうち、二つがあるのですから、
翅のあるトンボたちは集まって来ても不思議ではないようです。

アキアカネと違うことは、同じ時期に、低地にもいることでしょうか。




おまけ

ムラサキサギゴケの白花がありました。

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↑ 珍しい白花です。
白花の場合、サギゴケと言うことがあるようです。
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↑ 通常の紫色の花。







by tombo-crazy | 2019-05-04 21:07 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

クロスジギンヤンマの羽化を見る

 2019年4月29日(月)くもり

 今日は、カエル谷の作業日です。
先日の続きで、池に繁茂したカサスゲやヨシの間引きです。
ほどなく、先日トンボ狂会に入ったクロギンさんがトンボ観に来られ、
手伝いますと、胴長に履きかえられたので、一緒に作業をしました。
 やはり、いいことがありました。
クロスジギンヤンマと、ヨツボシトンボが羽化していたのです。 

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by tombo-crazy | 2019-04-29 21:26 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

サラサヤンマを観に

  2019年4月28日(日) 晴れ


 その①

 tomboさんとサラサヤンマの羽化を観に行きました。
同じ頃着くつもりが、不意の来客があり、30分ほど遅れましたが、
今から定位するヤゴも含め、1時間半ほどで、20頭ほど観ることが出来ました。


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↑ 定位しようと、上へ上へと向かうヤゴ。
ただ、この後、葉っぱの所で、シダの茂る中へ落ちてしまいました。
その後、どうなったのかは知りません。


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↑ 羽化の進捗状況は色々でした。
おそらく、到着前に飛び立ったものもいたと思います。


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↑ 昨年の調査時もいたのですが、3mほどの高さで羽化しているものがいました。




↓ 帰り道の川で、Oさんたちがキイロサナエの羽化を観察してたので、
少し、撮らせて頂きました。
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 その②

 サラサヤンマとキイロサナエを見た後、やっておきたいことがあり、カエル谷へ行きました。
3時間ほど、作業や、トンボなどを観て帰るとき、凄いものを見てしまいました。

 駐車地からカエル谷へ行く小道に、ムササビの死体があったのです。
それも、私が来る直前まで、食べられていたと思われる死体でした。
 今朝、長靴を取りに来た時もなく、お昼にカエル谷へ入る時もなく、
帰りのとき、道の傍にあったのです。

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↑ 内臓を食べられてたムササビの死体です。
食べ方から、襲ったのは、猛禽類ではなく、哺乳類と思われます。

夜行性のムササビですから、巣穴にいるところを襲われ、
逃げることが出来なかったと思います。

何者が襲ったのでしょう。
カエル谷にいる哺乳類で、木に登れて、襲うことが出来そうなやつは、
テン、アライグマ、ハクビシンなどが考えられます。
イタチは、大きさや食性などから、除外しても良さそうです。
凶暴性からすると、アライグマの可能性が高そうです。



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↑ シオヤトンボの繁殖も近そうでした。


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↑ コバノガマズミです。
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↑ ウワミズザクラです。


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↑ ノダフジです。



後日談

 カエル谷から車へ戻ったとき、Iさんが奥さんたちと谷へ来たので、
「ムササビの死体があるので、見ておいたらいいよ。」と言って別れたのですが、
月曜日、
「行きはあった死体が、帰りはなかった。」
とのことでした。
近くに潜んでいて、死体を持ち去ったと思われます。
姿を見たかったですが、近づけば、姿を見せなかったでしょう。





 
 
 

by tombo-crazy | 2019-04-28 20:35 | トンボの棲む環境 | Comments(0)