カテゴリ:トンボのいる風景( 4 )

赤とんぼの産卵を観に

 2018年9月16日(日) 曇り時々雨 気温 31℃(12:30)

 秋雨前線の停滞で、トンボ観に行けない日が続いてましたが、
朝、起きると、雨が降っていません。
天気予報は終日曇りマークで、傘マークはありません。
ただ、所により10~20%の降水確率。
自他共に認める雨男ですから、その時はその時と、赤とんぼの産卵を観に目的地へ向かいましたが、
目的地の手前20分ほどから雨が降り出し、15分ほど傘をさして、周囲を散策。
雨が止むと、少しづつトンボの姿。
でも、飛びまわっているのは、ウスバキトンボのみ。
赤とんぼたちは、少数ですが、杭や電柵に止まっていたので、産卵を始めるのを待ちました。
a0122264_09164996.jpg
a0122264_09163691.jpg
↑ ウスバキトンボです。

アキアカネなどのアカネ属と間違えられることが多いですが、
少し大きいこと、成熟しても真っ赤にならないこと、
アカネ属と違い、あまり止まることなく群れ飛んでいることなどから、
見分けは簡単です。

なお、ウスバキトンボは、
東南アジアから、世代交代しながら、日本列島を北上して行きます。
お盆の頃から、各地で目立つようになることから、
「盆トンボ」や「精霊トンボ」などと言われ、
大切にされて来たようです。
高校野球の夏の甲子園で、球場の上をたくさんのトンボが舞う映像を
見た方は多いと思いますが、ウスバキトンボです。
交差点で信号待ちのとき、眼に付くトンボもウスバキトンボのことが多いです。

翅が大きく、薄く、グライダーのように、風を掴み、羽ばたくことなく飛翔します。

a0122264_09240226.jpg
a0122264_09242540.jpg
↑ アキアカネの♀(上)と♂(下)です。



 1時間半ほど赤とんぼの産卵ペアが来るのを待ったのですが、交尾態も確認出来ず、
温泉でも入って帰ろうかと、
歩きだしたら、稲刈りの済んでない田んぼで、赤とんぼが連結産卵。

 ワンペアだけでしたが、今年初めてのナツアカネの産卵です。
以後、1時間半ほど、計4ペアのナツアカネの産卵を観察し、写真に撮ることが出来ました。
 
 アキアカネは、交尾態で飛んで行くワンペアを見たのですが、産卵は観れずに終わりました。

 と言うことで、数は出ませんでしたが、久しぶりに赤とんぼの産卵が観れて楽しい1日になりました。

 これで蒸し暑くなかったら、良かったのですが、中々涼しくなりません。

a0122264_21415718.jpg
a0122264_21421449.jpg
a0122264_21423308.jpg
a0122264_21424278.jpg
a0122264_21425822.jpg
a0122264_21430426.jpg
a0122264_21431330.jpg
a0122264_21431976.jpg
a0122264_21433035.jpg
a0122264_21433779.jpg
a0122264_21434933.jpg
a0122264_21435833.jpg
a0122264_21440994.jpg
a0122264_21441506.jpg
a0122264_21443776.jpg
a0122264_21444377.jpg
a0122264_21445388.jpg
a0122264_21450999.jpg
a0122264_21452270.jpg
a0122264_21453325.jpg
a0122264_21454474.jpg
a0122264_21472340.jpg
a0122264_21473623.jpg
a0122264_21474268.jpg
a0122264_21474976.jpg
↑ ♂と♀(後)が連結して飛びながら稲刈り前の田んぼで、
産卵(空中産卵)するナツアカネです。

写真の一部には、♀のお腹の先端や、空中に卵が写っています。

なお、アキアカネの場合は、稲刈りの済んだグジュグジュした田んぼなどで、
お腹の先端を打ちつけるようにして産卵(打泥産卵)します。

両者の産卵行動の違いを知っていると、
観たい赤とんぼに出会える確率は高いのですが、
米作りを取り巻く環境と、日本人の意識の変化が、
赤とんぼと言われたアカネ属たちを、各地から消しています。
私の住む地域も、ブロックローテーションと言って、
毎年コメを作らない田んぼが増えていることで、
赤とんぼを観ることは難しくなっています。

今回の田んぼは、自宅から車で1時間半ほどの所にあります。
a0122264_09122233.jpg
a0122264_09122900.jpg
↑ 連結を解いた後、単独で産卵するナツアカネです。
a0122264_09134265.jpg
↑ 連結産卵は、疲れるようで、
♂は連結を解いた後、こうして休んでいます。

a0122264_13220057.jpg
a0122264_13231523.jpg
a0122264_13222353.jpg
a0122264_13232911.jpg
↑ マユタテアカネも近くにいました。
イネに止まっているのは♀です。

a0122264_13262098.jpg
↑ 少数ですが、ハグロトンボもいました。
a0122264_13264572.jpg
a0122264_13265306.jpg
↑ アジアイトトンボもいました。

a0122264_21530334.jpg
↑ 観察地の小渡地区です。

ナツアカネは、左手のイネの刈ってない田んぼにいました。
a0122264_21532949.jpg
田んぼの東隣は、堤防を挟んで川が流れていて、小さいですが、ワンドもありました。
石垣の裏手が田んぼです。
a0122264_21541481.jpg
a0122264_21534107.jpg
↑ 上流側と、下流側です。川は矢作川です。

a0122264_22005516.jpg
a0122264_22014748.jpg
↑ 筏で遊んだり、網を仕掛けて魚を捕る人たちもいました。
年を重ねても、人それぞれ、楽しく、夢中になるものを持っていることはいいですね。





今日のおまけです。

a0122264_13291964.jpg
a0122264_13302596.jpg
↑ 車のルーフに止ったイナゴです。

私が出た小学校では、稲刈りが済むと、
手ぬぐいを二つ折りにした袋を持って、全校生徒で田んぼに出掛け、
イナゴを捕って、一晩寝かせて糞を出し、
翌日、給食室で熱湯をかけてもらって、翅と後足をむしり、茹でてもらい、
一部を佃煮にして食べ、大半は業者に引き取ってもらい、
それで得たお金で、図書室の本を買ったりしていたイナゴでしたが、
長いこと食べていません。

食べてみたいですが、最近の田んぼは、農薬を使っている所が多いせいか、
イナゴの数も少なく感じています。





 


by tombo-crazy | 2018-09-17 21:49 | トンボのいる風景 | Comments(0)

雪の中でトンボを探す

2017年1月18日(水)晴れ 気温7℃(11時半)

tomboさんに誘って頂き、キトンボの生き残りを探しに関ヶ原まで行って来ました。
天気予報は申し分ありません。
仮に、観れなかったとしても、雪景色を観て、雪の感触が味わえるのですから、心は踊りました。
行きも帰りもtomboさんに運転して頂きましたので、道中なつかしの雪山を観ながらでした。
西へ向かって走りますので、どの雪山も、きれいに輝いていました。
左手には仙ヶ岳から藤原岳へと続く鈴鹿の山並みがくっきり。
手前の養老山地の奥には御池や鈴北も真っ白な頭を覗かせていました。
関ヶ原の谷からそびえ立つ真っ白な山が伊吹山。
標高こそ1337mしかなくとも、南側がすとんと落ち込み、独立峰に見えることから、誰にも判り易く人気の伊吹山です。
北尾根から奥には国見岳や虎子山に貝月山、金糞岳も頭を覗かせています。
右手に目を転じれば、雷倉、花房山、小津の権現岳の山々。
五蛇池山や蕎麦山などのなつかしい山々が輝いていました。

現地へは10時頃に着きました。
積雪は長靴が沈み込むかどうかの微妙な量です。
前日、Oさんとtomboさんが歩いた跡を、忠実に進みました。
前日は、長靴の中がキンキンと冷えたようですが、幸いの天気で、カイロのお世話にならずに済みました。
a0122264_14575436.jpg
a0122264_14582884.jpg
a0122264_14585644.jpg
a0122264_15001189.jpg
a0122264_14594010.jpg
a0122264_15010408.jpg
a0122264_15021188.jpg

1時頃まで、手分けしてキトンボを探しましたが、見つけることは出来ませんでした。
9日の成人の日には、SさんやOさんたちが見たのが、今シーズン最後のようでした。
いきなりのドカ雪と、キセキレイが関わったのかもしれません。
トンボは見れませんでしたが、楽しい1日でした。


■関ヶ原のおまけ

a0122264_16014279.jpg
↑ 大きさ、臭い、消化具合などからテンの糞のようですが、イタチの♂かも知れません。

a0122264_15240689.jpg
a0122264_15392423.jpg
↑ ニホンジカの糞です。
似た感じのものにカモシカの糞がありますが、
ニホンカモシカの場合、俵と言うよりも、ピーナッツのような形状であることと、
ニホンカモシカはタメ糞と言って、同じ場所に留まり、ゆっくり糞をする習性があるため、一度に見れる量が多いです。
一方、ニホンジカ移動しながらも糞をするので、付近にパラパラとある場合はニホンジカと判断出来ます。
なお、ウサギの糞は、もう少し小さく、丸いです。
a0122264_15410988.jpg
↑ ルリビタキの若い♂
a0122264_15423848.jpg
↑ ムキタケです。美味しいです。
a0122264_15465842.jpg
↑ ヒメヤシャブシです。 
丸く、マツボックリのようなのが花穂。中に小さな果実があります。
長細いのが雄花の花芽。どちらも垂れ下っているのが特徴です。
なお、岸辺にあるヒメヤシャブシの水に浸かった細根は、キトンボの産卵床になっていました。(下の写真)
a0122264_15594954.jpg



帰りに、K池により、越冬トンボを探し、tomboさんが2頭観ることが出来来ました。
a0122264_15042682.jpg
a0122264_15043900.jpg





by tombo-crazy | 2017-01-19 13:59 | トンボのいる風景 | Comments(0)

川遊びしながらのトンボ見

  2016年7月17日(日)くもり 気温 26℃(10:40)

  3連休で世田谷の娘家族が来たので、空模様が気になりましたが、
  孫を遊ばせようと、足助川に行ってみました。
  トンボは期待薄でしたが、数頭ですが、見ることが出来ました。

a0122264_20000855.jpg
a0122264_20004981.jpg
a0122264_20093151.jpg
a0122264_20094910.jpg
↑ 娘家族が捕まえた魚たちです。
シマドジョウはチビが捕まえました。
a0122264_20013178.jpg

a0122264_20020871.jpg
↑ コオニヤンマが2頭いて、テリトリーを張っていました。

a0122264_20041395.jpg
a0122264_20044335.jpg
a0122264_20050985.jpg
a0122264_20053711.jpg
↑ テネラルなオジロナエも4頭確認出来ました。

他には、ミヤマアカネ♀1、ハグロトンボ♀1、ウスバキトンボ1がいました。


  

by tombo-crazy | 2016-07-17 20:11 | トンボのいる風景 | Comments(0)

GWをカエル谷で過ごす

  2016年5月4日(水)晴れ 気温 19℃ (10時50分)

  新緑のカエル谷へ、名古屋と春日井からリピーターの方がみえ、
  カエルや野鳥の声を聞きながら、ゆったりした時間を過ごしてられました。
a0122264_09082996.jpg
↑ 南の山から見たカエル谷の新しい水辺です。
a0122264_09043737.jpg
↑ アサヒナカワトンボ
a0122264_09053598.jpg
↑ シオカラトンボ

a0122264_10103571.jpg
↑ タベサナエ
a0122264_09072450.jpg
↑ チョウを食べるヤマサナエ
a0122264_09050633.jpg
↑ 2頭目のクロスジギンヤンマをゲット
a0122264_09074790.jpg
↑ ヨツボシトンボ


  今日のおまけは、産卵を促すため抱接するシュレーゲルアオガエルと(上の小さい方が♂)
          入口枝折戸手前にあったギンランです。
a0122264_09060108.jpg
a0122264_09364878.jpg

  

by tombo-crazy | 2016-05-04 21:37 | トンボのいる風景 | Comments(0)