1 モートンイトトンボは湿地や耕作を止めた田んぼなど、 水深が余りなく、植物が適度にある環境で見ることが出来ます。 ただ、何の手入れもせず、植物などの遷移が進むと、環境が変わり、消えてしまいます。 かつて田んぼだったカエル谷には、モートンイトトンボがたくさんいて、 草の間引きや、畔の補修、水管理などを続けて来たことで、毎年たくさん見ることが出来ていたようです。 ただ、いくつかある水辺の中で、最も生息密度の高い水辺とその周辺は、近い将来道路建設で消えるため、 2年ほど前から沢の水を引くことを止めて乾燥化を図り、柳オアシスの南側に新たな水辺をつくり、 モートンイトトンボの分散性を利用して、新しい水辺での定着を図って来ました。 幸い、たくさんのモートンイトトンボが新しい水辺周辺でも見られるようになりましたので、 6月下旬に観察した様子を今後の参考に載せておきたいと思います。 観察時の天候や時間帯はいろいろで、雨の日もあれば、早朝や深夜もあります。 ![]() ![]() ![]() ↑ 新たにつくった水辺。 カエル谷では、例年、5月下旬から6月中旬にかけて羽化しています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
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| 2017-06-28 21:45
| トンボを残すために
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2017年6月17日(土) 晴れ
赤とんぼの復活を目指したコメづくりをしている旧旭町押井のSさんの田んぼで 赤とんぼの羽化の観察会がありました。 トンボの復活については、3年前から支援させて頂いています。 以下は、田んぼと田んぼの周辺で観ることが出来たトンボたちです。 ▲
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| 2017-06-17 21:56
| トンボを残すために
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2017年6月16日 (金) うす曇り
家を5時半に出て、下山地区の赤とんぼ調査に行きました。 ただ、田植えが遅かったせいか、アカネ属の羽化は確認出来ませんでした。 たくさんのオタマジャクシが死んでいました。 中山間地であっても、 かつてのような小川とつながっていない田んぼは、 生きものたちの避難場所がないため、小川の再生が待たれます。 2時間半ほど田んぼを見て回りましたが、赤とんぼは1頭も確認出来ませんでした。 毎年コメづくりをしている田んぼであっても、 赤とんぼ(アキアカネ)の生活史と、コメづくりのための田んぼの水管理がリンクしていないと、 農薬の見直しだけでは、赤とんぼの再生は困難なようです。 と言うことで、赤とんぼの調査を終えた後、寄り道をして帰りました。 ◆ 神殿町の大桑川 ![]() ![]() ![]() ![]() ↑ 大桑川です。 他にはシオヤトンボなどがいました。 なお、今回は見れませんでしたが、 この辺りではアオサナエ、オナガサナエ、ダビドサナエなどを見ています。 ◆ 竜岡町の田んぼ その① ▲
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| 2017-06-16 21:18
| トンボを残すために
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2017年6月14日 (水) うす曇り
イヨさんに案内頂き、隣町へグンバイトンボを観に行って来ました。 このポイントは初めて、グンバイトンボは3年振りです。 他に見ることが出来たトンボたちです。 〔今日のおまけ〕 ハナアブの仲間です。 イヨさん、今日は、案内だけでなく、車にも乗せて頂き、ありがとうございます。 おかげさまで、楽しいトンボ見になりました。 ▲
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| 2017-06-14 21:37
| トンボ見て歩記
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2017年6月12日(月) 晴れ
今日はカエル谷の作業日でした。 先週に引き続き、トンボ池の開放水面確保のため、繁茂した葦やスゲの間引きです。 カエル谷で遊ぶ子どもたちの安全確保のため、 カエル谷にある水辺の水深は、最大でも大人の膝ぐらいにしているため、 植物にとっては繁茂しやすい環境となっています。 一方、トンボは、種により生息環境を選びます。 同じ止水であっても、明るく、開放水面の大きな水辺を好む種もいれば、 薄暗かったり、水草がたくさんある水面を好む種もいます。 森林の場合も同じで、雑木林や人工林を問わず、 人にも生きものにも、より良い環境を維持するためには、日頃の手入れが欠かせません。 人の利用ゾーンの草刈りだけでなく、こうした間引きをすることで、 生物の多様性が維持できるように感じています。 ▲
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| 2017-06-12 21:35
| トンボの棲む環境
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岐阜からTさんがタガメの孵化狙いで未明からカエル谷へ入ってられたので、 私も7時半頃にカエル谷へ様子を見に行きました。 「どうでしたか?」 「終わってました。」 ▲
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| 2017-06-11 21:44
| トンボの棲む環境
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2017年6月5日(月) 晴れ
今日はカエル谷の作業日です。 従来は火曜日が作業の日でしたが、2年前に分校に入られたNさんが月に数回なら参加出来るとのことで、 先月から月曜に変えました。 耕作を止めた田んぼを、トンボやカエルなどの生きものたちの水辺として維持管理する場合、 年間を通じてやらなければならない作業を、その多い順に上げると、次のようになります。 ①土木作業…イノシシや大雨に伴う、畔や導水路の補修、新たな水辺の創生など。 コンクリートで固めてしまうと保守は楽になりますが、生きものたちには悪影響が出るのでやりません。 ②除草、除伐作業…水辺の周りの草刈りや、開放水面確保のための水草などの間引き、周囲の林の除伐や、藪の取り除きなど。 ③その他…子どもたちやゲストの方々の対応、小屋の補修など 20数年経った今は、現役のNさんを除き、私も含め、休み休みやっています。 無理なく、楽しくやるのが継続で来た秘訣だったようです。 水辺に繁茂したスゲガヤやヨシ(葦)を間引いていたら 今後が楽しみな発見がありました。 その① マルタンヤンマの羽化殻…30ヶほどありました。 その② タガメの卵塊…4ヶ所見つけました。 今日観れたトンボの一部です。 ▲
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| 2017-06-05 21:34
| トンボを残すために
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| 2017-06-01 21:33
| トンボ見て歩記
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