2018年8月31日 曇りのち雷雨 気温 29℃ (9:07)
今日はカエル谷へ、知多半島にある「東浦町自然環境学習の森」(通称:ごろちんの森)の関係の方々が視察に来られました。 台風などで延期になっていた今回の視察ですが、学校の先生もおられるため、学校が始まる前にと言うことで今日になりました。 視察と言っても、カエル谷を観て、自然再生の参考にとのことだけではなく、 メダカやタガメを捕ったり、トンボを観たりして、楽しむこともして頂きました。 カエル谷から、第2の目的地「大給城跡」へ移動しょうとした時、雷が鳴り、雨が降り出したので、 里山の雑木林のモデルとして観て頂きたかった「大給城跡」は、次の機会にし、 今回は登り口まで行って、解散しました。 点在する巨岩の中に、コナラやアベマキを主にした「大給城跡」の雑木林は、 歴史好きでなくとも、林床の植物や、眺望も楽しめ、特に春や秋はお薦めです。 なお、カエルの分校は、ごろちんの森の立ち上げの頃から暫く、ご協力させて頂いた関係で、 何名かの方は、顔なじみです。 みなさんをご案内しているとき、とても嬉しいことがありました。 久々にベニイトトンボを確認したのです。 今日は時間がなかったので、近いうち、生息数を確認したいと思います。 前回(2014年9月8日に♂1頭)は、トンボ池で確認されています。 このときの確認は、巴川の東にある旧松平町での初認でした。 豊田市では、日進市や瀬戸市の境近くの地域で、 少数が確認されているベニイトトンボです。 そこからカエル谷までは、直線で16~17Kmほどありますが、 ベニイトトンボは、新天地を求め、一気に飛んで来たのでしょうか? ロマンを感じます。 キイトトンボの♂も載せておきます。 今日のおまけです。 かってオモダカに似たアギナシが、カエル谷の3段目の水辺に突然現れ、 びっしり生えたときがありましたが、 どう言う訳か、数年で姿を消しました。 突然現れたのは、 前年の掘り下げにより、地下で休眠していた種子が発芽したものと思われます。 古代ハスと言われる大賀ハスもそうですが、 植物の種子は、地中深くで、長い年月を休眠出来るため、 自然や、人為的撹乱で、突然現れることがあります。 イノシシも、それらに一役かっています。 ▲
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| 2018-08-31 20:42
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2018年8月29日 晴れ 気温 31℃(16:00)
昨日に続き、ヤブヤンマの状況確認と作業でカエル谷へ入りました。 残念ですが、ヤブヤンマは探雌飛翔の個体をチラッと見ただけでしたが、 湧水小池にオオルリボシヤンマが止っていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
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| 2018-08-30 06:31
| トンボの楽園づくり
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2018年8月27日 晴れ 気温 30.3℃~33.5℃ (9:06~15:40)
今日は、カエル谷の作業日でした。 蒸し暑い中でしたが、水周りの点検、補修と、草刈りをして、 昼からは、おしゃべりをしたり、トンボの観察をしました。 ヤブヤンマは、奥池と湧水小池で、探雌飛翔と思われる♂を、チラッと見ただけでした。 でも、ギンヤンマとオオシオカラトンボの産卵が観ることが出来ました。 3段目の水辺の畔の草刈りをしているとき、産卵個体を見つけたので、 みなさんに連絡し、みんなで観察と撮影を楽しみました。 古池と奥池ゾーンでは、いつも、3頭のオオシオカラトンボが縄張りを守っています。 彼らは、相手が自分より大きなオニヤンマや、ヤブヤンマであっても、 スクランブルを仕掛けますが、 ヤンマたちは、ひらりと交わすだけで、相手にしません。 オオシオカラトンボ同士だと、激しく争います。 12時~15時半の間で、2例の交尾と産卵がありました。 写真には写っていませんが、♂は警護してました。 ヤブヤンマやタカネトンボを観るため、奥池と湧水小池の間の叢を通るのですが、 少数ですが、マユタテアカネやヒメアカネ、リスアカネなどのアカネ属が、 木漏れ日の中で休んでいます。 今日のおまけです。 林の中へ入ったヤブヤンマを探しに行ったらいました。 落ちている赤い実は、アズキナシ(バラ科)の実です。 アズキナシは、カエル谷の森を彩る落葉広葉樹で、 春は、ガマズミのような白い花を咲かせ、 秋には、パステルカラーの紅葉が、私たちを楽しませてくれます。 ただ、コナラのように大きくなるため、枝先に付く花の写真が中々撮れません。 今年の異常気象が、実がなっているにも関わらず、 もう一度花を咲かせてしまったようです。 ▲
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| 2018-08-28 05:16
| トンボの棲む環境
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2018年8月26日 晴れ 気温33℃(10:10)
仕事で忙しかったMさんが、姪御さんを連れてカエル谷へ来られるとのことで、 10時頃、カエル谷へ入りました。 1時間ほど前に来たとのことで、Mさんたちは古池畔にいました。 10:40位に、ヤブヤンマが2頭来て、古池と奥池の周辺を飛び始め、 内、1頭が、数か所で産卵をしてくれました。 産卵が始まった頃、Iさんも合流。 池で体を冷やしていたオニヤンマも、近くのヤブムラサキの枝に止まってくれ、 みなさんと堪能することが出来ました。 ↑ 土塊や、草の中などで産卵するヤブヤンマです。 3人がレンズを20cmほどまで近づけても逃げませんでした。 水浴び(飛びながら水面に体を浸ける行動)は、 いろんなトンボで観ることがあるのですが、 オニヤンマは、特に多いように感じています。 それと、セセリチョウも水浴びをするのに驚きました。 今日のおまけです。 イチモンジチョウの仲間のようですが、 シジミチョウ位と小さいかったのと、羽のパターンが違う感じでした。 下のトンボとタガメの写真は、前日にMさんと、Iさんが撮られたものです。 お二人は、午前と午後のすれ違いだったようです。 ![]() ![]() ![]() ▲
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| 2018-08-27 05:55
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2018年8月21日 うす曇り 気温 31.2~31.6℃ (10:01~12:56)
ヤブヤンマのことが気になったので、今日もカエル谷へ入りました。 奥池へ着くと、♀が2頭、古池と奥池の周りを飛んでいました。 飛び方から、産卵場所を探していると思われたので、支度をしながら眼で追っていると、ほどなく産卵開始。 久々に、ヤブヤンマの産卵を観ることが出来ました。 ただ、不思議なのは、♂が1頭も見かけなかったことです。 ♀は、♂の行動パターンを把握していて、彼らが来ない時に、産卵に来たのでしょうか? 夕方までいて、♂が入って来るか、確認したかったのですが、 高校野球の決勝を観るため、1時頃にカエル谷を後にしました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ↑ 土塊に産卵管を刺して、産卵するヤブヤンマです。 ![]() ↑ 古池への導水のため掘り下げた土塊に産卵するヤブヤンマです。 時々、場所を変えて産卵をしてました。 直ぐに近づかず、産卵を始めて1分ほど待って行けば、 産卵に集中しているために、1m位まで近づいても逃げません。 (10:18~10:55) カエルは、動くものに反応し、餌として飲み込むのですが、 相手が大き過ぎるのか、15分ほど見つめているだけでした。 トノサマガエルや、ウシガエルなら、食べていたと思われます。 トンボには可哀そうですが、その瞬間を撮ってみたいです。 ただ、♀でなく、♂のトンボです。 木漏れ日しか日差しがないため、体感温度は5℃位低いです。 今日は、ミンミンゼミも鳴いていました。 おまけです。 ↑ ヤマカガシです。 涼しそうですが、蛇に気をつけてね。 ▲
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| 2018-08-22 06:26
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2018年8月20日 うす曇り 気温 22.8℃ (9:30)
今日は、カエル谷の作業日です。 先日の続きの草刈りと、土砂で埋まり、詰まってしまった取水口のパイプの交換などをして、 午後からはトンボなどを観て過ごしました。 ヤブヤンマは見かけませんでした。 涼し過ぎたせいでしょうか? ミンミンゼミやヒグラシも鳴いていませんでした。 昨日も、今日も、鳴いているのはツクツクボウシのみ。 おまけです。 脱皮時は無防備になるので、高い所で脱皮しているようです。 水面だけでなく、林の中にも落ちていました。 ▲
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| 2018-08-21 06:22
| トンボの楽園づくり
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2019年8月19日 うす曇り 気温 27.1~26.8℃ (13:33~16:00)
17日に、なぜ、たくさんのヤブヤンマの♂が水辺に来たのかを探るため、 今日も午後からカエル谷へ入り、夕方まで居ましたが、 結果は、偵察飛行?で来た♂を、ちらっと1頭見ただけでした。(14:40頃) 気温が低かったことと、曇っていたことが影響したのでしょうか…。 なお、昼前に入ったIさんは、奥池と古池の境で、♂1頭を写真に撮ることが出来ました。 私は、ヤブヤンマは空振りでしたが、カエル谷の自然再生に共に取り組んで来たSさんが、 リハビリも順調で、奥さんと一緒に、久々にカエル谷へ見え、 雑談したり、トンボを見たりと、楽しい時間を過ごすことが出来、良かったです。 なぜか、この杭の所で産卵する個体が多いです。 赤とんぼたち(アカネ属)も、成熟し、腹部が赤くなった個体が増えて来ました。 左手奥は古池です。 ▲
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| 2018-08-20 09:30
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2018年8月18日 うす曇り 気温27.9~25.3℃ (13:05~16:44)
昨日は、夢のような1日でした。 カエル谷で、たくさんのヤブヤンマを見れたのです。 初めての経験でしたので、今日も観ることが出来るのか、カエル谷へ行ってみました。 時間は、昼からにしました。 理由は、昨日、ヤブヤンマの姿を見始めたのが昼頃だったからです。 ヤブヤンマの産卵も期待して16:45までいたのですが、 ♂も♀も、姿を観ることはありませんでした。 これが、通常のパターンですから、気落ちはしてません。 なぜ、昨日は、あんなに出て来たのが不思議です。 と、言うことで、今日も、昼から出掛けることにしています。 ヤブヤンマは、観れませんでしたが、カエル谷で初めてコシボソヤンマの写真が撮れました。 これまでも、それらしいトンボをちらっと見ることはありましたが、確認が出来ないままにいたので、嬉しかったです。 下は小さな沢になっています。 日向の3段目の水辺では、ギンヤンマたちが飛び回っていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ただ、この涼しさも、あと数日だけのようです。 ▲
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| 2018-08-19 08:49
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2018年8月17日 晴れ 気温 27.2~27℃ (10:15~16:40)
朝、起きて、窓を開けたら、気持ち良い風が部屋の中に入って来ました。 酷暑続きのこの夏でしたが、久しぶりにいつもの夏の天気になるようです。 と、言うことで、やり掛けの池の整備で、カエル谷へ入りました。 これまで、池の造成や整備は、カエルの産卵が始まる前の冬場にやって来ました。 そうすることで、生きものたちへのダメージを低く抑えられることと、 暑くありませんから、作業をする私たちも、きつくないことです。 なら、どうして今…。 湧水池である古池が、7月の日照りと、厳しい夏の暑さで、干上がりそうだったことでした。 それに、頑張れば、タカネトンボや、ヤブヤンマの産卵に間に合います。 木漏れ日程度位しか、日差しのない、古池と奥池ですが、油断は大敵。 疲れる前の休憩と、水分補給、そして、沢の水で身体を拭きながら作業をしました。 昼を過ぎていたことも忘れて作業をしていたら、開放水面が広がって来た池の上をヤンマたちが飛び始めました。 ほとんどがヤブヤンマです。 時々、オニヤンマも来ました。 直ぐ近くにも飛んで来ました。 ヤブヤンマは、5、6頭います。 既に12:50になっていました。 遅い昼食をとっていると、木に止った個体がいました。 大抵の生きものは、人間の行動を掴んでいますから、 彼らよりも先にいた私には、警戒を解いているはずです。 食事を済ませ、一息着いてから、止っている木にカメラを持って近づくと、 2頭、それも近い位置に止まっていました。 こんなことは初めてです。 作業を再開すると、すぐ傍まで飛んで来る個体もいました。 そして、彼らは、時々、休むことも判りました。 羽化や産卵は観れても、中々観れないヤブヤンマの成虫が、今日は、たくさん観ることが出来ました。 ヤブヤンマたちには、自分たちのための池を造っていると解ったのかも知れません。 それで、覗きに来たのかも知れません。 いずれにしても、夢のような、たくさんのヤブヤンマに出会えた1日になりました。 明日以降は、産卵する♀も観れると思います。 池の整備を、始めから見ていたのは、オオシオカラトンボたちでした。 彼らは、日向が好きな個体と、木陰が好きな個体がいるようです。 もう少し、浚渫し、掘り上げた土を畔に盛れば完成です。 ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシの声がしてました。 16:40に、カエル谷を後にしました。 ▲
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| 2018-08-18 08:03
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2018年8月13日 晴れ 気温32℃(10:15)
6月16日に続き、静岡市から、水生昆虫大好き小学生と、お父さんがカエル谷へ来ました。 K君は、毎週のように来たかったらしいのですが、何しろ静岡市からは距離がありますし、 高速代も無視出来ません。 それに、人間、我慢することも大切なので、「無理のない範囲で来てね…」と言ってありました。 夏休みに入り、お父さんの仕事などと折り合いをつけて、やっと来れたのでした。 先回持ち帰ったタガメの幼虫5頭は、 2頭が共食いにあったものの、3頭は無事成虫になったとのことでした。(時々近況報告あり) お父さんと、図書館に行って調べたり、 餌の確保のため、農薬の使ってない水辺を探し、餌となる生きものを確保したり、 水の管理など、頑張りましたね。 来年は、卵を産ませ、育った子どもたちをカエル谷へ連れて帰るのが、目標とのこと。 と、言うことで、今回は♀を捕まえて、持ち帰って頂くことにしました。 待ち合わせ場所と時間は、先回と同じです。私より10分ほど早く着いていました。 再会のハイタッチをして、カエル谷へ向かいました。 今回は、お父さんに買ってもらったウェーダーをはいてのタガメ探しです。 この後、休憩を挟んで、水辺やトンボなどの観察をし、 昼からは川へ行って遊びました。 ↑ 湧水小池では、初めてのヒメタイコウチも見つけることが出来ました。 ヒメタイコウチは、静岡でもいると思うよと、生息環境を話してあげました。 また来ますと言って、3時頃、川を後にしました。 帰りは、R301から新城へ抜け、新城ICから新東名経由で帰りました。 ペットでなく、野性の生きものを通して、多くを学び成長してほしいものです。 ▲
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| 2018-08-13 21:42
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