タグ:オオイトトンボ ( 5 ) タグの人気記事

カエル谷へ

 2018年6月23日 曇り時々雨 気温 24.3℃~20.2℃(9:45~10:40)

 トンボやカエルなど、なつかしい生きものたちが絶えないようにと、
耕作を止めた、かつての田んぼを水辺として再生した、生きものたちの空間カエル谷も、
梅雨時は、こまめに行ってないと、水辺としての機能が損なわれてしまっていることがあります。

 そんな訳で、小雨が降ってましたが、カエル谷へ向かいました。
カエル谷へは、9時40分頃着。

 4ヶ所ある取水口の内、1ヶ所が土砂で埋まっていたので治し、
水周りの点検をして歩くと、昨夜もイノシシがしっかり仕事を作ってくれていました。
 梅雨時は、ミミズやカエルが探しやすくなるのか、
毎年、イノシシが餌を探しまわり、いたる所が掘り返されます
彼らも生きるための行動ですから、人間が、いちいち気にしても仕方ありませんから、
壊された畔は、こつこつ直すしかありません。
a0122264_17374463.jpg
↑ 土砂が入り込んだ水辺。

a0122264_17443597.jpg
a0122264_17444368.jpg
a0122264_17445637.jpg
↑ イノシシが餌を探しまわった跡です。
道も痩せてしまい、部分的になくなることもあります。

でも、悪いことだけではありません。
今の時期は、トンボの他にも、タガメなどをゆっくり観れるのです。

a0122264_18001416.jpg
a0122264_18002369.jpg
↑ 羽化に失敗したマルタンヤンマです。

a0122264_18020124.jpg
↑ オオアオイトトンボの羽化です。

a0122264_18031668.jpg
a0122264_18032922.jpg
a0122264_18034330.jpg
↑ シオカラトンボの産卵です。
a0122264_18043348.jpg
↑ モートンイトトンボの成熟♀です。


a0122264_17505640.jpg
a0122264_17511566.jpg
a0122264_17512333.jpg
↑ 卵塊を守るタガメの♂です。
ときどき、乾燥しないよう水も掛けます。
a0122264_17523516.jpg
↑ タガメの卵塊です。
a0122264_17570081.jpg
↑ 孵化を終えた卵塊です。
a0122264_17532307.jpg
a0122264_17533178.jpg
a0122264_17535151.jpg
↑ 今年生まれのタガメの幼虫の待ち伏せです。
幼虫と言っても野性の生きものですから、自分で獲物を捕ります。



 今日のおまけです。

 自然界は、人間にとり心地よい生きものだけがいません。
今の時期は、蛇が多いです。
a0122264_18091198.jpg
↑ マムシです。
毒蛇として、怖がる人が多いですが、性質はおとなしいから、
先に見つけ、一定の距離をとることです。

a0122264_18112572.jpg
a0122264_18111795.jpg
↑ イヌタヌキモ(タヌキモ科)です。 黄色い花が咲きます。












by tombo-crazy | 2018-06-23 18:15 | トンボの楽園づくり | Comments(0)

再度キイロサナエの羽化を見に

2018年5月1日 晴れ 気温25℃~27℃(9:30~14:30)


 今日は、6つの水辺を回り、ちょっとした山へも登って来たので、
さすがに暑く感じ、いつもの水筒だけでは足らず、お茶を2本買い足しました。
今シーズン一の暑さだったかも…。



 目的地① I川

 目的地には7時半に着きました。
しかし、キイロサナエの羽化は見つけることが出来ませんでした。
なぜか、キイロサナエには、縁がありません。



 目的地② サラサヤンマの湿地

 今シーズンは、調査のため、通えるだけ通っています。
羽化個体は、前日と思える個体も含めて、3体。(↓)
今シーズンのサラサヤンマの羽化も、そろそろ終わりのようです。
a0122264_22211068.jpg
a0122264_22211624.jpg
a0122264_22213103.jpg

 標識を付けてない羽化殻も6ヶありました。一部を載せます。(↓)
a0122264_22233190.jpg
a0122264_22233833.jpg
a0122264_22234814.jpg

入口近くにヤマサナエと、アサヒナカワトンボがいました。(↓)
a0122264_22254288.jpg
a0122264_22260433.jpg

 おまけは、カナヘビです。(↓)
a0122264_22270575.jpg

 サラサヤンマの湿地を出て車へ戻る途中に、Mさんの車がありました。
やはりキイロサナエ狙いかなと、思ったら、すぐ傍の休耕田にいました。
ヨツボシトンボを狙っているとのこと。
おしゃべりをしていたら、若いハラビロトンボの♂が数頭飛んでました。
先日はいなかったのですが、その後、羽化したようです。
と言うことで、寄って行くことになりました。



 追加目的地③ I川北の休耕田
a0122264_22351330.jpg
a0122264_22352014.jpg
↑ ハラビロトンボの若い♂(上)と、ほぼ成熟した♂(下)です。
ハラビロトンボは、今シーズンの初認です。


 Mさんは、サラサヤンマの羽化を見てないとのことで、
既に飛んでしまっているかも知れないですがと、今日の様子を話すと、
「今から、行ってみます。」とのことで、私は、次の目的地へ。




 目的地④ K池

 目的地へは、11時頃着きましたが、
暑かったためか、オオイトトンボの羽化はほとんど終わっていて、辛うじて飛び立つ寸前のが数個体。(↓)
a0122264_22422941.jpg
a0122264_22424827.jpg
a0122264_22451958.jpg
a0122264_22452656.jpg
a0122264_22453279.jpg
a0122264_22454087.jpg
↑ オオイトトンボの羽化殻です。
a0122264_22521815.jpg
a0122264_22522871.jpg
a0122264_22523331.jpg
↑ 羽化間もないオオイトトンボたちです。


 他には、縄張りで♀待ちのタベサナエとフタスジサナエの♂や、
交尾中のシオヤトンボやホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボなどがいました。
a0122264_22460283.jpg
a0122264_22460909.jpg
a0122264_22462244.jpg
↑ タベサナエの♂たちです。
a0122264_22483258.jpg
↑ フタスジサナエの♂です。

a0122264_22495422.jpg
↑ シオヤトンボの交尾です。

a0122264_22505681.jpg
↑ ホソミオツネントンボの交尾です。




 目的地⑤ KK池

 KK池には、12:20に着きましたが、まずは、休憩しがてら弁当を食べました。
a0122264_06045499.jpg
↑ KK池です。
3年前までは、この半分ほどで、笹などが茂っていたのですが、トンボ友と、少し整備した池です。
同じ谷筋には、KK池の他に、三つの水辺があり、トンボなどが楽しめます。
a0122264_22584263.jpg
↑ クロスジギンヤンマの産卵です。今シーズンの初認です。

a0122264_22595840.jpg
a0122264_23000498.jpg
↑ バトルです。 

a0122264_23091680.jpg
a0122264_07003473.jpg
a0122264_23080166.jpg
↑ シオヤトンボの産卵です。
a0122264_23105568.jpg
↑ 警護するシオヤトンボの♂です。

タベサナエの腹部挙上姿勢も観ることが出来ました。(↓)
a0122264_23115495.jpg
a0122264_23124661.jpg
a0122264_23120361.jpg
a0122264_23121147.jpg
a0122264_23122442.jpg
ここは♀待ちには、飛びきりのポストらしく、タベサナエとシオヤトンボが、
位置取りを争っていました。
それでも、疲れる?のか、並んで止まることもありました。 (↓)
a0122264_06131025.jpg
他には、ヨツボシトンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボなどがいて、
ヤマサナエらしいトンボも、ちょっと顔を出しましたが、
飛んで行き、写真に撮ることが出来ませんでした。
a0122264_06143000.jpg
↑ ヨツボシトンボの♂です。
a0122264_06140986.jpg
↑ ホソミオツネントンボの連結産卵です。



時間があったので、K集落の池にも寄って来ました。




 目的地⑥ K池…Kのイニシャルの池が多いです。漢字で書くと全く違いますが…。
a0122264_06210488.jpg
↑ K池です。
もしかしたらと、オオヤマトンボの初認を期待したのですが、まだでした。
a0122264_06244136.jpg
↑ タベサナエの♂です。

a0122264_06245937.jpg
↑ ホソミオツネントンボの連結産卵です。
a0122264_06261786.jpg
↑ ホソミイトトンボの連結です。


 おまけです。
a0122264_06303128.jpg
↑ サワフタギ(ハイノキ科)の花です。
a0122264_06315031.jpg
↑ ホウノキ(モクレン科)の花です。
a0122264_06355171.jpg
↑ コウヤミズキ(マンサク科)の若葉です。



 田んぼに水が張られ、一部は田植えも済んでいたので、山から眺めて来ました。
a0122264_06385139.jpg
↑ K集落の田園風景です。
a0122264_06400027.jpg
↑ 鯉のぼりが上がっていました。


















by tombo-crazy | 2018-05-01 23:14 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

オオイトトンボとアオハダトンボを見に

  2016年5月22日(日)晴れ 26℃(13:30)

  その ① K池

  オオイトトンボとアオハダトンボが出ているはずだからと、
  家を8時半に出て、下川口の川を覗いてからK池に入りました。
  下川口の川は、アユの解禁に備えてか、きれいに草が刈られていてトンボの姿がありませんでした。

  K池で最初に出迎えてくれたのはイトトンボの羽化です。
  これはと写真に撮ろうとしたのですが、シャッターが切れません。
  SDカードが入っていませんでした。
  前日のバッテリー忘れに続くうっかりです。
  獣道を車まで戻り、予備カードを取って来ましたが、汗をかいてしまいました。

  オオイトトンボ
a0122264_05380069.jpg
↑ イトトンボの羽化です。ただ、このときは何トンボか不明でした。 (10:48)
a0122264_05422352.jpg
↑ 眼後紋の形からオオイトトンボの♀であることが判りました。 (12:15)
5月8日に来た時はオオイトトンボの姿はなかったのですが、今回は20頭ほどいました。
 発生を始めてから1週間は過ぎているようで、産卵しているペアもいました。
a0122264_05521484.jpg
a0122264_05502489.jpg
a0122264_05503548.jpg
↑ オオイトトンボの♂です。
a0122264_05540186.jpg
↑ オオイトトンボの異色型♀との連結です。 
a0122264_05541939.jpg
↑ オオイトトンボの同色型♀との連結です。 
a0122264_05572397.jpg
↑ 交尾しているペアも5ペアほどいました。

a0122264_06010674.jpg
↑ ジュンサイの茎に潜水産卵するペアです。
TG-870で撮ろうと近づいたのですが、近づき過ぎたらしく一気に飛ばれてしまいました。
無理もありません。スーパーマクロモードで2cm位までの接近でした。
次回は15~20cm位からアップを狙ってみたいと思います。
と言うことで、初の水中写真は撮れずに終わりました。
a0122264_06121723.jpg
↑ 対岸にいた潜水産卵ペアです。
a0122264_06145202.jpg
↑ ♂も完全に潜水です。
a0122264_06160441.jpg
↑ 更に深く潜水です。
このペアは底に着くまで産卵潜水していましたが、先ほどの所と違い、底が粘土質なので水中撮影は諦めました。
なぜって? 濁ってしまい、何も見えなくなるからです。



  ホソミイトトンボ
a0122264_06281957.jpg

a0122264_06270554.jpg
a0122264_06292561.jpg
a0122264_06302076.jpg
↑ このペアは何をしているのでしょうか? ♀が嫌々?
しばらくしたら交尾しましたので、互いの愛を高め合っていたようです。
a0122264_06350677.jpg
a0122264_06575509.jpg
a0122264_06580832.jpg
↑ ホソミイトトンボの連結産卵です。



  ホソミオツネントンボ

a0122264_06245890.jpg
↑ ホソミオツネントンボの交尾です。



  モノサシトンボ
a0122264_06435342.jpg
↑ モノサシトンボのテネラルな♀です。

a0122264_06443736.jpg
↑ モノサシトンボの♂です。


  他にはフタスジサナエやクロスジギンヤンマ、ハッチョウトンボなどがいました。



  その ② N川

   
砂防ダム周辺
a0122264_17485635.jpg
a0122264_17475275.jpg

  アオハダトンボ

  次に訪ねたのはN川の砂防ダムです。 狙いはアオハダトンボですが…
  いるのはニホンカワトンボばかりで、アオハダトンボが見つかりません。
  胴長で川の中に入り40分ほど探してやっと2頭の♀を見つけることが出来ました。
  ♂はどこへ行ってしまったのでしょうか?
    
a0122264_17071856.jpg
a0122264_17072939.jpg
 
a0122264_17100726.jpg
a0122264_17094705.jpg
  ↑ やっと見つけたアオハダトンボの♀2頭です。


  ニホンカワトンボ

  たくさんいました。
a0122264_17445204.jpg
a0122264_17370209.jpg
↑ ニホンカワトンボの♀たちです。
a0122264_17375677.jpg
↑ ニホンカワトンボの♂です。

a0122264_17382888.jpg
a0122264_17424561.jpg
↑ 求愛行動でしょうか? どの世界も♂は努力が必要なようです。
a0122264_17385601.jpg
↑ 産卵中のニホンカワトンボです。


  と言うことで、カエルの分校がホームグラウンドにしている1.7kmほど上流の、M川との合流点に移動。


  M川との合流点

  3時半を過ぎていましたが、とりあえずの偵察です。
a0122264_17523252.jpg
  合流点は、毎年、子どもたちと川遊びをする所です。
a0122264_18023087.jpg
↑ いきなりアオサナエの♂が、降りた所の砂地にいました。

  川の中をざぶざぶ歩いて探しましたが、アオハダトンボは見つかりませんでした。
  そんなとき、すーっと飛んで来て上手に止ったトンボがいました。
a0122264_18124102.jpg
↑ ヤマサナエの♂でした。


  今日のおまけは、
  合流点を後にするとき近くのツルヨシの葉にいたニホンアマガエルです。
a0122264_18150948.jpg
  合流点付近は今月中にもう少しアオハダトンボを探してみるつもりです。








by tombo-crazy | 2016-05-22 21:40 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

オオイトトンボが出始めました。


  5月1日(金)晴れ  その①

 オオイトトンボが出始めているのでは…と、K池へ行って来ました。 

a0122264_18450580.jpg
▲ 羽化中のオオイトトンボです。
a0122264_18451240.jpg
▲ クロイトトンボも羽化してました。
a0122264_12231359.jpg
▲ 例年、ジュンサイの若葉が水面近く上がって来た頃、オオイトトンボの羽化が観られます。






by tombo-crazy | 2015-05-02 16:41 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

オオイトトンボ (イトトンボ科クロイトトンボ属)

2011年5月30日

今年もカエル谷にオオイトトンボがいました。愛知県内では急激に姿を消しているとのことですので、定着してくれたらうれしいです。
オオイトトンボは、カエル谷にとって、繁殖し、定着が期待されるトンボです。幸い二つのトンボ池には浮葉植物が増えつつあります。
なお、カエル谷に最も近いオオイトトンボの生息地は北には18Km、南東には22Kmほどの地にありますので、
オオイトトンボたちはそれらのいずれから飛んで来たと思われます。
私たち人間もそうですが、ほとんどの生きものは、自分が生まれた所に留まるものだけでなく、新天地を求めてあるパーセントは移動していると思っています。
その背景には「食う、寝る、残す」をより良い所でとの想いがあるように思います。
故に、トンボのように翅がある生きものは、生息環境を整えれば、いつか彼らが来てくれる可能性があるように感じています。         
a0122264_7504920.jpg
↑ トンボ池のヨシの間引きをしていたときに見つけたオオイトトンボの成熟♂です。
昨年も、トンボ新池で数頭観ていますので、暫くは捕獲禁止にして大切に見守って行こうと思います。

a0122264_837223.jpg
↑ 昨年、トンボ新池にいたオオイトトンボの♂  (2010年6月5日 カエル谷)
a0122264_8414558.jpg
↑ 昨年、トンボ新池にいたオオイトトンボの♂ (2010年6月5日 カエル谷)



潜水産卵
a0122264_18231346.jpg
a0122264_18232526.jpg
↑ オオイトトンボの潜水産卵(植物組織内)です。(2004年7月3日 長ノ山・天神下池)

ため池の畔でイトトンボを観ていたときです。連結して草に止まっていたオオイトトンボが、驚いたことに、♀の腹部のほうから後ずさり
するようにして徐々に水の中へ入って行きました。何をするのか見ていたら、産卵でした。約9分もぐっていました。
帰宅してから調べてみると、イトトンボやカワトンボの仲間には、潜水して産卵することがあるとのことでした。
オオイトトンボの場合も、これまで観た産卵は、水の外で行われていました。 どうやら潜水することで、うっとうしい♂たちから逃れているようです。
ヤゴの時代は水中暮らしとは言え、トンボにこのような能力があるとは改めて感心した一日でした。    



                

by tombo-crazy | 2011-05-31 07:56 | イトトンボ科 | Comments(0)