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今日のカエル谷

2018年4月21日 晴れ 25℃(12:30)

 昨日は、トンボ友と終日、トンボを楽しませて頂いたので、
今日は、のんびり起きて、私たちのフィールドであるカエル谷へ行って来ました。
目的はクロスジギンヤンマです。
先日の作業のとき、Iさんたちが姿を観ているのです。
天気が良く気温が高いので、時間的に羽化は期待出来ませんが、
運が良ければ、木陰のような所で羽化している個体に出会えるかも知れません。

 谷の入口に着いたのは10時少し前でした。
支度をして、歩きだすと、目の前にひらひらするトンボがいます。それも3頭です。
アサヒナカワトンボで、今シーズンの初認です。
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↑ アサヒナカワトンボの♂




 カエル谷へ来たとき、私たちが最初にやることは、水周りの点検です。
水辺に生きる生きものにとって、水は命なのですから、問題ないかを確認しておく必要があるのです。

 問題がありました。
南沢からの取水している小川に、水が流れてないのです。
先日来てから、雨が降ってなく、地震も起きてませんから、考えられることは、イノシシです。

 小川を辿って行くと、派手にやられていました。
食べ物を漁ったにしては、久々の派手さです。
イノシシたちに、ストレスが溜まっているのだろうか、猟期は済んだのですが…。
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↑ イノシシが破壊した取水口です。
堰にしていた土のうは崩され、配管はむき出しです。


 トンボを観ているわけには行きません。ひと汗かいて、修復しました。
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↑ 土のうを積み直し、砂で押さえて修復した取水口です。



 と言うことで、小一時間ほど遅れてのトンボ観になりましたが、収穫がありました。
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↑ ヨツボシトンボです。 やはり今シーズン初認です。
下の写真の個体は、今朝、羽化したようですが、翅が1枚欠損していて、思うように飛べませんでした。
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↑ ヨツボシトンボの羽化殻です。
トンボは、写真を撮る前に飛ばれてしまいました。

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↑ クロスジギンヤンマの♂です。
他の方は、先週見たとのことですが、私は今シーズン初でした。
羽化後、10日は経っていると思われます。

羽化殻もたくさんありました。20は越えてました。(↓)
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 初認のトンボ以外も、トンボがいました。
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↑ シオヤトンボの成熟した♂です。
写真に撮れませんでしたが、産卵も観ることが出来ました。

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↑ ホソミイトトンボです。

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↑ 成熟間近ちのタベサナエたちです。

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↑ カエル谷風景です。(トンボ池)
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↑ これからの季節は、ほっとするヤナギオアシスです。
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↑ 満水になった南谷池です。



 今日のおまけです。

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↑ ノミノフスマ(ナデシコ科)
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↑ ムラサキサギゴケ(サギゴケ科)
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↑ ゲンゲ(マメ科 レンゲ、レンゲソウとも呼ばれる)
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↑ キツネノボタン(キンポウゲ科)
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↑ ノダフジ(マメ科)
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↑ 花の蜜を求めクマバチ(ミツバチ科)の動きも目立つようになって来ました。
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↑ メダカ(メダカ科)は、産卵行動が始まっていました。
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↑ シュレーゲルアオガエル(アオガエル科)の抱接です。
上が、赤ちゃんではなく、♂です。



 今日は、今シーズン初のトンボが3種見ることが出来、嬉しい1日となりました。




 カエル谷のこと

 なつかしい生きものたちが絶えないようにと、
20年ほど前から実践している自然再生の、一つのフィールドです。
かつては田んぼでしたが、山間にあることや、耕作者の高齢化などで、
米づくりを止めた所を、周囲の山ごとお借りして、友人たちと、水辺として整備し、維持しています。
 トンボは、これまで65種確認されています。

 カエル谷は、時々、子どもたちに開放し、生きものを捕まえたりして、遊んでもらっています。

 毎年、季節が巡るたびに、生きものや、植物たちと出会えることは、とても幸せで、やりがいを感じます。
 それに、私たち人間にとっても、汗を流した後の語らいや、お弁当などは、
心身共に、リラックスさせてくれますから、続けて来て良かったなあと思うこの頃です。





by tombo-crazy | 2018-04-21 22:01 | トンボの棲む環境 | Comments(0)

GWをカエル谷で過ごす

  2016年5月4日(水)晴れ 気温 19℃ (10時50分)

  新緑のカエル谷へ、名古屋と春日井からリピーターの方がみえ、
  カエルや野鳥の声を聞きながら、ゆったりした時間を過ごしてられました。
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↑ 南の山から見たカエル谷の新しい水辺です。
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↑ アサヒナカワトンボ
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↑ シオカラトンボ

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↑ タベサナエ
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↑ チョウを食べるヤマサナエ
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↑ 2頭目のクロスジギンヤンマをゲット
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↑ ヨツボシトンボ


  今日のおまけは、産卵を促すため抱接するシュレーゲルアオガエルと(上の小さい方が♂)
          入口枝折戸手前にあったギンランです。
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by tombo-crazy | 2016-05-04 21:37 | トンボのいる風景 | Comments(0)

岐阜県遠征

  2016年5月2日(月)うすぐもり

  明日の天気が今一の予報に変わったので、1日早く遠征して来ました。
  狙うコサナエの羽化はピークを過ぎているようで、不発に終わるかも知れません。
  でも、人間、観たいものは見たいものです。
  仮に駄目だった場合でも、宝くじと一緒で、行ってこそ(買っていてこそ)チャンスに巡り当たることもあるのです。

  現地へは8時半頃着きました。
  遅めの朝食をとり、池際から羽化中のコサナエを探しました。見落としてはと、何度も何度も見て回りました。
  が、それらしい羽化殻はたくさんあるものの、羽化中のものはありません。
  昨日の好天で、一斉に羽化してしまったのかも知れません。
  Tさんのお話では、毎年4月29日に行っているが、たくさんの羽化を見ているとのことでした。
  また、11時頃でも、羽化が見れてたとのことでしたので、隣接する池も含め、昼まで探すことにしました。
  途中で、tomboさんからメールが入り、色々アドバイスも頂きました。
  池に入ると波立って、上陸を止めてしまうこともあるとのことでしたから、岸から覗き込むようにして探しました。
  でも、イトトンボやヨツボシトンボの羽化は見つかりましたが、肝心の羽化中のコサナエは見つかりませんでした。
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↑ 入口右手の池 (この池だけが谷池です。)
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↑ 入口左手の池
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↑ 奥の池
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↑ 奥の池畔
ここならばと期待した奥の池は、羽化殻が最も多かったです。
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↑ コサナエと思しき羽化殻です。100数拾はありました。

  やや風がある日でしたが、10時頃になると、池の畔の陽だまりに、コサナエ属と思われるサナエトンボが集まりだしました。
  羽化がだめなら、産卵です。
  サナエ類の産卵は、10時半頃~11時半頃と、15時半頃~16時半頃に山があるとの情報も頂いてますので、
  パンとお茶だけで、夕方まで粘ることにしました。
  幸い、車が近くにあり、ピクニックシートがあったので、木陰に広げて時々横になったりして過ごしました。
  ただ、♂の姿はたくさんいるものの、♀が成熟してないのか、産卵はありませんでした。
  
  水辺近くにいた単独のサナエ属を探して歩くと、ほどほど見つかるのですが、難問に直面しました。
  数メートルの距離で、一定方向から見るだけでは、種の同定が出来ないのです。
  トンボの大先輩であるTさんの「捕まえて良く観察しないと難しいぞ…」とのアドバイス通りなのです。
  と言うことで、多分〇〇かも…と言った、心もとない判断になってしまいました。
  以下、写真と自分なりの見分けた名前を書いておきますが、みなさんのアドバイスが頂けたら幸いです。
  

  コサナエ属

  ・コサナエと判断した個体

    ♀
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     ♂
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↑ 尾部付属器です。

  ・オグマサナエと判断した個体

    ♀
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  ・タベサナエと判断した個体

    ♂
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  反省と教訓:網は常に車に。そして同定の難しい種は捕まえて判断せよ。
        持ち帰りませんが、種の違いのポイントはマクロ写真を残せ。


  そのほかのトンボ
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↑ クロイトトンボ♀
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↑ トラフトンボ
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↑ ニホンカワトンボ

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↑ ホソミオツネントンボ
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↑ ヨツボシトンボ




  今日のおまけはアズキナシの花とキバネツノトンボです。
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by tombo-crazy | 2016-05-02 22:25 | トンボ見て歩記 | Comments(0)

水辺は多いほど

  2016年4月26日(火)晴れ 気温 23℃(12:40)


  その① カエル谷

  今日はカエル谷の作業日だったので、早めに谷へ行き、一人で作業をしてました。
  サシバが2頭畔に降りていたり、アナグマがいたりと、一人だけの谷もいいものです。

  モートンイトトンボのための水辺は、ほぼ形が出来、本来なら畔固めをするのですが、
  シュレーゲルアオガエルが産卵に来ているので、オタマジャクシになるまでそのままにしておきます。
  と言うことで、水周りの作業をしたら、トンボやカエルを観て過ごそうと思ったのですが、
  みなさんは、もう少し作業をするとのこと。
  と言うことで、一人だけトンボ観もできないので、みなさんと、もうひとつ水辺を創ることにしました。
  場所はシシパラ内。以前水辺だったのですが、豪雨で土砂に埋まった所です。
  水辺は多いほど生きものたちにとってはいいですから。
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↑ 形になって来たシシパラ内の水辺です。
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↑ こちらはモートンイトトンボのための水辺です。
モートンイトトンボが出始める5月下旬までには草も生えているでしょうから、自然な感じに仕上げます。

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↑ トンボ上池ではヨツボシトンボが交尾態で飛びまわっていました。
作業の合間にトンボやカエルを観て楽しく過ごします。

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↑ シオヤトンボは交尾した状態で休んでいました。
シオヤトンボの交尾は意外と短く、飛んでいる状態を撮るのは、私のレベルでは難しいです。


  今日は、さわやかな風が吹き、とても凌ぎやすいカエル谷でした。
  

by tombo-crazy | 2016-04-26 22:31 | トンボの楽園づくり | Comments(0)

ヨツボシトンボ

  2016年4月11日 晴れ

  山を越えて、先日行った湿地とため池に行ってみました。


  O湿地

  1 頭だけでしたがヨツボシトンボがいました。 今シーズン初めてです。
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  他には若いタベサナエが湿地の傍で休むんでいました。
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  この湿地は、周囲を疎林に囲まれ、水深40cmほどで広さが60㎡ほどの水辺がセットになっていて、
  周伊勢湾地域にあり、東海丘陵要素と言われる植物も揃っていて、人にほとんど知られていませんから、
  トンボについても、もしかしたら、もしかしそうなので、秋が楽しみです。
  夏場も可能な限り、山を越えて行くつもりです。

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 地形図とコンパスを頼りに、入り組んだ尾根や沢を横切り、写真中央の谷間に降りた所に湿地はあります。
 S20年代の航空写真にはありませんので、47災害のとき、周囲の山が崩落して出来たようです。


  Kため池

  先日、たくさんいた越冬トンボたちが、なぜか姿が見えませんでした。
  私の目がおかしくなったのかも知れません。林の中も見たのですが、見つかりませんでした。



by tombo-crazy | 2016-04-11 21:21 | トンボ見て歩記 | Comments(0)